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自由に、もっと自由に

朝起きたら羽がはえていないかな、
自由に空を飛んでどこか遠くへ行きたい

そんなことを思う今、
私は実家へ向かう電車に乗っている

曇り空で、少し雨が降っている

流行病の関係もあり、ここに戻るのは
2年ぶりのこと。

会いたい時に会いたい人に
ふらっと顔を見にいけたらいいのに

帰るのにこんなに時間がかかってしまった

寂しくはなかった
でも、1年前に祖父母からもらった
手紙を読んだ時には泣いてしまった

私が家族揃ってお正月を過ごせるのは
あと何回だろうか

もしかしたらもう、ほんの数回しか
ないのだろうか

幼い頃の私は、この「毎年恒例」を
永遠と信じ、疑わなかった。

でも、思っていたよりも
大切な人と過ごせる時間は
人生の中でとても短い

ずっと一緒にいれたらいいのに
人生の中でやりたい事がたくさんあって
そうはいかなくって、

心の中では大好きで

だけどそれを空気にのせることは
ほとんどなくって、

自由で不自由な今を生きてるなぁ




( ¨̮ )