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研究と社会を繋ぐA-Co-Laboが注目した、最新の産学連携プレスリリース5選!

近年、「産学連携」という言葉を耳にする機会が増えたと感じる方も多いのではないでしょうか。
産学連携とは、大学や研究機関等が持つ研究成果や技術、ノウハウを民間企業が活用して、実用化や産業化へと結びつける仕組みのことです。

産学連携はそれぞれの機関にメリットがあります。

企業にとっては、自社にはない外部資源を活用できるのが大きなメリットとなります。
大学などの研究機関にとっては、研究を進める上で、消費者や企業のニーズを的確に捉えることができるといったメリットがあるでしょう。

また、政府・地方公共団体などの「官」を加えて、「産学官連携」または「産官学連携」と表現されることもあります。
国や自治体にとっては、新たな産業の創出や雇用の創出、地域の活性化といったメリットが考えられます。

そこで今回のnoteでは、A-Co-Laboが気になった直近の産学連携に関するプレスリリース記事をピックアップしてご紹介したいと思います💁🏻✨



以下ご紹介する記事の内容は
全てPRTIMESの記事を引用してご紹介しています。






1.神戸医療産業都市にバイオ研究拠点を新設し、BiocK宇宙バイオ実験分科会を始動 キックオフイベント「宇宙 x ライフサイエンス in 神戸」を開催

神戸(関西)の地で宇宙xライフサイエンス実験についてその目的や意義について語り合う2024年3月19日17:30~リアル&オンライン ハイブリッド開催

バイオコミュニティ関西(BiocK)に宇宙バイオ実験分科会を設立、始動。

IDDKは2023年7月に内閣府認定グローバルバイオコミュニティの一つ、バイオコミュニティ関西(BiocK)より「宇宙バイオ実験分科会」の設立を承認されておりました。このたびの神戸医療産業都市への進出を契機とし、本分科会は活動を本格的に開始いたしました。
BiocK分科会とは、バイオ分野の新事業で社会課題を解決するために結成された企業や産学官連携プロジェクトチームのこと。
宇宙バイオ実験分科会では、弊社をリーダー機関としアカデミア有識者や企業技術者などで産官学連携チームを構成し、日本発民間主導宇宙バイオ実験プラットフォームの構築というバイオ新事業を軸に、「技術」、「国内研究の活性化」、それを支える「組織づくり」などの課題に取り組むことで、バイオ全般の社会課題(人類課題)の解決にアプローチします。

株式会社IDDK(本社:東京都江東区、代表:上野 宗一郎)は、2024年1月に神戸医療産業都市に進出し、バイオラボ機能を新設しました。これを契機に内閣府認定グローバルバイオコミュニティの一つ、バイオコミュニティ関西(BiocK)より設立の承認を受けていた「宇宙バイオ実験分科会」の活動を本格的に開始。キックオフイベントとして宇宙バイオ実験の有識者の先生方5名をゲストに迎え、神戸(関西)の地で宇宙xライフサイエンスの研究について、その目的や意義について語り合うイベントを開催します。


宇宙xライフサイエンスを知ることによって、将来に向けた宇宙空間の利活用を考える機会になりそうで興味深いですね!✨🤔


キックオフイベントの詳細はこちらから↓

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000053748.html



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2.一人ひとりに適した食を提案・提供する「個別化・層別化栄養」の実現へ!「Precision Nutritionの実践プラットフォームの構築と社会実装」が本格稼働(内閣府BRIDGE)

医薬基盤・健康・栄養研究所(代表機関)と参画15機関(大学・民間企業等:九州大学、京都大学、コラゾン、島津製作所、食の安全分析センター、新南陽商工会議所、東京農業大学、Noster、樋口松之助商店、プレシジョンヘルスケア研究機構、ヘルスケアシステムズ、堀場製作所、森永乳業、山口こうじ店、早稲田大学)が連携し、研究開発とSociety 5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)の中で「Precision Nutritionの実践プラットフォームの構築と社会実装」が始動しました。
本事業では、食の機能性における効果の違いを生み出すメカニズムにもとづき、一人ひとりに適した食を提案・提供する「個別化・層別化栄養」の社会実装を目指して進んでいます。


【各テーマの概要】

医薬基盤・健康・栄養研究所を代表機関とし、Precision Nutrition(精密栄養学)の社会実装に向けて、参画機関と共に以下の3テーマで研究・開発を実施しています。

テーマ(1):消費者とつなぐポータルサイト構築
消費者となる方の参加登録や自身のデータ確認等ができるオンラインシステムを構築しています。また、アプリやホームページ、サブスクリプション、店舗での実地販売等社会実装性のあるシステムを用い、消費者となる方へ健康効果が期待できる食材とその食材を摂取した際の効果に関する結果を提供できるシステムの開発・検証を行っています。

テーマ(2):食の効果を予測・診断するシステム開発
生体サンプルや食品等を対象に、食の効果を予測・診断するためのシステムを開発しています。また、食の効果の予測・診断のためのキットや受託サービス等の製品化等の実用化を進めています。

テーマ(3):代替食品・レシピの開発
食の効果を最大化するための食品やレシピの開発を行っています。特に、機能性が期待される有効成分を多く含有する食品やレシピ等を開発し、食の効果が得られにくい方へ提案・提供できるように、食品やサプリメント等としての製品化を進めています。

私達にとって身近な「食」!そんな食の効果を最大化するための食品やレシピの開発をどのようにされているのか気になっちゃいました~!💭


詳細はこちらから↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000118477.html



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3.北九州イノベーションセンター、産学官連携による「ロボット技術等の社会実装に向けた連携協定」を通じて"工業の街"の新たなランドマークを目指す。

この度「北九州イノベーションセンター」を通じて老若男女問わず全世代の新たな挑戦を支援するGZキャピタル株式会社(本社:福岡県北九州市、代表取締役社⻑:日淺 二郎)は2024年2月22日(木)、北九州市(市長:武内 和久)、九州工業大学(学長:三谷 康範)との間で、産学官連携による研究開発及び実証実験、人材育成等の共同推進を目的とした締結式及び実証デモンストレーションを挙行したことをお知らせします。

北九州イノベーションセンターでは、研究開発や実証実験など新たな挑戦を支援するフィールド型オフィスの開設により、市内外スタートアップ企業の誘致を加速させ、人と企業が集い「稼げるまち」へと成熟していく北九州市に貢献します。また今回の締結式を皮切りに、実証実装の環境のみならず、産学官連携によるR&D(「Research(調査・研究)」、「Development(企画・開発)」)を中心としたスタートアップ企業への総合支援を実現します。

>フィールド型オフィスについて:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000102756.html


全国的にも非常に珍しい"商業施設跡地を活用した実証実装フィールド"で複数のデモンストレーションを実施したようで、リアルな現場での導入イメージと、ロボット達が活躍する未来の妄想が膨らみますね🥺✨


詳細はこちらから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000102756.html



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4.ARミライナビ基山プロジェクト授業レポート!高校生がARを通して佐賀県基山町の未来を創る!探究学習を通したAR作品の制作で商店の課題解決に挑む

未来社会を生き抜く力の育成に力を入れる学校法⼈東明館学園 東明館中学校・⾼等学校(佐賀県三養基郡基山町、理事⻑:神野 元基)、誰でも簡単にノーコードでARが作成できるサービス「palanAR(パラナル)」を提供する株式会社palan(東京都渋谷区、代表取締役:齋藤 瑛史)、フリーランスによる地方創生プロジェクトを手掛ける株式会社JICU(ジク)(佐賀県鳥栖市、代表取締役:水田侑宏)による、高校生たちによるAR技術を活用したまちおこしプロジェクトであるARミライナビ基山のオリエンテーションから第2回までの授業レポートをお届けします。


ARミライナビ基山とは

東明館高等学校の探究ハウス1年生が授業の一環として、2024年1月~3月に基山町の駅前やモール商店街を中心とした各商店を取材し、その特徴や魅力を活かしたAR※コンテンツを作品として制作し、3月中旬に基山町と合同での発表会を行います。

ローンチ後、観光客や利用客はアプリをインストールすることなく、各店舗に設置されたQRコードからそのままAR作品にアクセスすることができるようになります。スマートフォンからお店の外観や内装、商品などを実際に見ながら、高校生が拡張現実(AR)として付加したストーリーや情報を楽しめます。これにより、各店舗の独自性と魅力をより深く伝え、来場体験を充実させることができます。

AR作品は株式会社palanのプラットフォームを利用し、高校生がノーコードで開発します。これらの作品は現在同社が開発したARマップを通して一覧化され、観光客や利用客は各店舗を回遊しながら、高校生が制作したAR作品を楽しむことが可能です。

※ARとは、「Augmented Reality」の略で、日本語では「拡張現実」と訳されます。デバイス(ARスマートグラスやスマートフォンなど)画面上の現実に、現実には存在しないデジタルコンテンツ(動画や画像、3Dキャラクターなど)を、表示することで、現実を拡張する技術のことです。

拡張現実(AR)を組み合わせた店舗のストーリーや情報から、魅力を伝える経験は、お店の新たな魅力に気づいたり、工夫して考えてPRする面白さを体験出来ちゃいそうですね~!最近の高校生はすごい!✨


詳細はこちらから↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000130767.html



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5.別府市、大分大学医学部と生成AIを活用した事業の実証運用に関する連携協定を締結

SDT株式会社(本社:神奈川県藤沢市 代表取締役:乾 泰行)は、別府市、大分大学医学部との産学官連携による生成AIを活用した事業の実証運用に関する連携協定を締結したことをお知らせします。


連携協定の背景
別府市は2019年にデジタルファーストを宣言されて、デジタルを活用した市民サービスの向上を目標として、「ポケットの中にもう一つの市役所を」をキャッチフレーズとして掲げられて取り組みを進めてこられました。
大分大学医学部は、今年度、先進医療科学科を新設され、生成AIを用いた先進医療教育支援プラットフォームの構築など、医学・医療の基盤を支えるための知識や技術および研究力を持つ融合人材の育成や進化した医工連携の構築を目標とした取り組みを進められています。
SDTは、AIモデル開発やIoTデバイス開発などに関する技術を有しており、「すべてのものを最先端の技術で有機的につなげる」ことをミッションとして事業を運営しています。
この連携により、互いの知見を活かしながら生成AIの活用を推進し、市民の利便性向上、健康増進、業務の効率化などの取り組みを進めていきます。


今後の取組み
2月より、生成AIを活用した別府市役所内での市議会議事録検索システムに生成AIを実証運用として展開され、その後、別府市民向けに生成AIを活用した子育て手続きの案内を開始する予定です。

今後の具体的なプロジェクトや展開については、今後詳細な協議が行われます。産学官連携で協力し、生成AIの力を最大限に発揮し、デジタル・トランスフォーメーションを牽引していくことを約束いたします。


両者の連携から成る、生成AIを活用したプロジェクトの今後の展開も気になりますね、、😳💡!

詳細はこちらから↓https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072986.html



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皆さんが気になたプレスリリースはありましたか?
関係各所の連携で知の循環が活性化され、それぞれがWin-Winな効果を期待できるだけでなく、より良い社会に繋がることを期待したいですね!


A-Co-Laboについて

弊社では研究者が持つ、研究経験・知識・スキルを活かして企業の課題を解決することを目的としています。
弊社の事業内容を始め、立ち上げの想いやクライント・パートナー研究者の声などが紹介された動画はこちらからご覧いただけます。

【企業の方】
「誰に相談していいかわからない」という課題に対し、パートナー研究者達を含めたA-Co-Laboが解決に向けたサポートを行います。新しい挑戦をしたいと思っている企業様と、ノウハウを持った研究者を繋ぎ、新たなアイディアを誘発します。
研究者との接点がない!といったお悩みや、新規事業にまつわる疑問や相談、アイディアレベルのものまで、何でも受け付けております。
相談は無料!課題の整理からサポートいたします!😊


【研究者の方】
自身の研究経験やスキルを、副業・兼業といった形で活かしてみませんか?
弊社ではライフスタイルに応じた形で様々なプロジェクトへの関わり方をご提案しています。
これまでの研究で培ったナレッジやスキルを、プロジェクト単位で企業の事業開発に提供することができます。またプロジェクト毎に専属のコーディネーターが伴走することで、安心してプロジェクトに参画することができます。
また、A-Co-Laboは企業でのビジネス経験を持つ研究者で運営しています。自身の研究者としての経験を活かしたキャリア形成について、いつでも無料で相談が可能です。

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