戦術思考よりも戦略思考を身につけたい

こんにちは。久保です。
早いものでもう11月・・!寒くなってきました。。❄️

弊社は上期が終了しまして、11月からは下期が始まっています。
自分が統括する事業部は上期においては売上のKPIを達成しましたが、下期はより一層「攻め」の事業展開をしていくべく、気を引き締めて事業成長に邁進していくのみです。


さて、最近事業家として求められる中で感じるハードルの一つが「戦略思考」です。

「戦略」と言われると皆さんはどんなことを思い浮かべるでしょうか?
例によって広辞苑から引用してみますが、

(strategy)戦術より広範な作戦計画。各種の戦闘を総合し、戦争を全局的に運用する方法。転じて、政治・社会運動などで、主要な敵とそれに対応すべき味方との配置を定めることをいう。
広辞苑

ちなみに今回引き合いに出す「戦術」はこんな感じです。

(tactics)戦闘実行上の方策。一個の戦闘における戦闘力の使用法。一般に戦略に従属。転じて、ある目的を達成するための方法。
広辞苑

要するに、戦略という全体像を実際にHowに落とし込んだものが戦術ということになります。
戦術をこなしていくことで、戦略が達成される。
そういう意味では、OKRは戦略と戦術の関係性にかなり強く紐づいていることがわかります。
(弊事業部はKPI管理でやりがちですが、OKRに変えよう・・)

もちろん戦術は戦略と従属関係にあるので、戦略を明確に定めた上で、戦術に落とし込んでそれを組織に分配していく、ということが事業家には求められるはずです。

しかし、スタートアップの組織感で事業を実行していくということは日々トラブルの連続ということです。
もちろん全ては自分の実力不足ゆえのことですが、種々のトラブルに対応しているうちに、どうしても思考が現状最適化になってしまい、未来思考や、戦略思考が抜け落ちてしまうことになりがちです。

自分はこれまでの成長環境も相まって戦術思考に寄る傾向があるのですが、それだけでは事業としての成長を大きく描き切ることはできません。
現状最適化を突き進め続けた成長は可能ですが、それだけでは頭打ちが見えてきます。(見えてきています。)

自分が戦略に思考を割ききれない原因は案外明確で、
戦術部分に自分のリソースの多くを注ぎ込んでいるから
ということに他なりません。

Coralの記事にもなっていますが、戦術思考も戦略思考もバランス感が大事だと思います。戦略思考に寄りすぎて、組織が具体的に動きづらいフワフワした状態になっても良くないですし、手探りで戦術を進め続けて、頑張っているのに事業が成長しないという状態も良くないのでしょう。


ということで、自分としては今月は以下の要素をかなり重点的に意識していきたいなと考えています。

  • 戦術部分をどんどんと権限委譲する。ただし、権限を放棄するのではなく委譲して伴走する。
    (この辺は過去にnote書いたのでよければぜひ・・!)

  • 戦略思考は正直にそんなに強くないので先達のお言葉やアドバイスをたくさん頂く。

自分はこれまで外部のメンターの方を頼りにすることや、そこに時間を割くことが少なかったです。ただし、今の自分にはもっともっと先を走る事業家の方々の肌感覚を身をもって感じることや、逆に世に出ているたくさんの成功 / 失敗事例を学ぶ必要があります。

これまでは現状最適化を行って売上が上がることに大きな満足感を感じていましたが、自分に求められる筋肉がまた変わったと思うと、これも立派な成長なので、ありがたく壁を越えていきたいところです!


そして、自分の視座が上がるということは、すなわち事業部全体の視座を引き上げることにもつながると思うので、下期もゴリゴリと事業部の成長を実現させていきます💪


来週も頑張りましょう〜〜!


下期も全力で!!戦っていきます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?