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不登校のわが子を支える上で本当に知りたかったこととは・・・

自己紹介

こんにちは。
アロマ(自然の香り)を使ったインナーチャイルドワーク、身体感覚を取り戻し心と身体を繋げるワーク、心を整理するセッションをご提供している「生命の雫 ~ a drop of life ~」の東海林智子です。

私自身も中学・高校時代(1990年代)に不登校を経験しています。
現在わが家には(2024年現在)10歳、4歳の二人の男の子がおります。

10歳の長男が2年生になる直前から不登校になりました。
そして翌年の3年生の途中から徐々に学校へと戻り始めました。

親としてわが子が不登校になった時。
不登校ってなんなのだろう!?という問いとともに
本当に私が知りたかったこと。切実に求めていたこと。
わが子の不登校の経緯とともに綴っていこうと思います。


不登校の予感。なぜなら・・・。

小学1年生の3学期に入ったころ、朝起きると「今日は学校に行きたくないな・・・」とか、「今日は休みたいな。」と
お布団の中からがそんな言葉がポツポツと出始めていました。

この言葉が聞いたとき、「あ・・・、これは・・・。」と、
私は不登校を予感するものを感じていました。
というのも、息子が幼稚園の年中さんの時にも、同じような始まり方で不登園になった時期があったからです。
その当時はまだ4歳と幼かったこともあり、1か月ほどで幼稚園に復帰しました。

そしてもう一つ。この時期の息子の様子をみていて気になることがありました。(このことは後に明らかになっていきます。)
一度「イヤだ!」と言い始めたら頑なに閉ざしてしまうところがあるので、今回はどんな道筋を辿るのだろう!?と思いながら、その時期は時にお休みをしたり、その場をなだめながら学校へ送り出したりしていました。

しかし三学期の修了式の三日前の朝、「学校をやすみたい!」と。
その後1日だけ登校し、翌日から不登校がスタートしました。

1日だけ登校した翌日、担任の先生から連絡がありました。
「昨日の6年生を送る会では、みんなの前で学年を代表して送る言葉を堂々と話していましたよ。ここまでの練習もがんばっていましたよ。褒めてあげてください。」と。
私の頭の中は「!?」が駆け巡りました。
「その会も、その役もなくなったと、本人から聞いていたのですが・・・」

担任の先生も、私も話が噛み合わず、お互い「!?」となっていました。
私が把握していたことと、実際に起きていたことは違っていたことが明らかになりました。

不登校のきっかけは、このような出来事が始まりでした。

そわそわする私

不登校に至るまでに、おそらく息子の内側では色々なことが起こっていたのだと思います。
けれどそれらを適切に処理できずに通過してきてしまったため、この出来事がたまたま不登校の引き金を引くきっかけになったのだろうと感じています。
いまいち状態がつかめないことに、当時の私はソワソワと気持ちの落ち着かない日々が続いていました。

しかしそのままでは何も変わらないので、学校の支援専任の先生やスクールカウンセラーに息子の現状や息子の特性などを伝えながら、息子がこれまでの学校生活の中で関わりのあった先生や場所での聞き取りなど、学校側でもできる範囲でいじめや交流関係など、不登校の原因を探ってくれていたようでした。

不登校ってなんなのだろう?

冒頭でもお伝えしていますが、私自身も学生時代に不登校を経験しました。
私の場合は中学・高校時代の思春期に入ってからのことでした。
しかし我が子は小学校の低学年。私の時とは状況が違います。
この時期から学校に行けなくなるということ。息子の様子が中高時代の不登校の頃の私とは違うのです。そんな状況にどう対応していよいのか困惑していました。
そこで再び「不登校」とはなんなのだろうか!?と自分自身の不登校経験も振り返りながら、改めてこの問いが浮上してきたのでした。

不登校の子どもを支える上で本当に知りたかったことは「How to」ではなかった

今は不登校についてもたくさんの情報が溢れていますね。
受け入れましょう。共感しましょう。話を聞きましょう。
そのどれもが、その通りだと思いました。
しかし実践してみてもいまいちよくわからない・・・。
その感覚を私自身ががわからないのです。
そもそも、それができないから困っているのだということ。
その感覚がわからないから困っているのだということ。

私が知りたかったこと。教えてもらいたかったことは、この時はこうしてみましょう。というHow toではなく、「それが本当の意味で子どもに対してできるようになるには、どのように自分の器を作ればいいのですか!?」という、自分自身の在り方についてでした。

わが子が幼少期の頃からそのような対応ができる器があれば、不登校にまで至る可能性は少なかったのではないかと思ったからです。
当時(3年前)、そのような側面から発信された情報はほとんどみつからなかったように思います。

ただちょうどこの頃、こちらの不登校リカバリーを発信しているハートエデュケーションセンターで、私は自身のセラピーに取り組んでいる真っ只中な時期でもありました。

この経験こそが、私自身を支える土台になり、わが子を支えていく土台になり、息子と関わってくれている学校などの外部とのやり取りをする際の土台になってくれているのだと、今は心底実感しています。
自分自身を支える軸がなければ、私自身がボロボロになり、親子で共倒れしていたことでしょう。

自分自身を育てる過程は子育てと同じ

セラピーの中で「インナーチャイルドワーク」という手法を使いながら、自分自身の痛みと向き合っていく実践ワークと、私たちの心のメカニズムを学ぶ座学を継続して行っていました。

インナーチャイルドワークとは「内なる親子関係の再構築」でもあります。
本来であれば成長の段階で、主に両親(もしくは両親に値するような関係性のある大人)との関係の中で育まれることが望ましいのですが、私自身の原家族の中では、両親自身も幼い頃からの課題を多く抱えて親になっていたため、残念ながら望めないことでもありました。

私自身の内なる親子関係の再構築のプロセスこそが、我が子との関係を再構築し、少しづつ我が子を支えられだけの心身の土台作りのトレーニングになっていったのです。

このプロセスを大人になってから、あらゆる角度から経験ができたことは、私の生きる財産になっています。(今現在もこのプロセスは進行中です)

つづく・・・。

※次回は、「自分自身を支えていく土台をどのように行ってきたのか」「そのプロセスがわが子との関係でどのような変化をもたらしていったのか」このあたりを詳しく綴っていく予定です。

【インナーチャイルドワークについての詳細解説】


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※今週4/19(金)にこちらの記事(わが子の不登校を支えるうえで知りたかったこと)についての追記などを記していく予定です。
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