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「新ラグジュアリー」を切り口にした勉強会に参加したら「これからの時代のビジネス(と人生)」についてヒントがたくさん得られた話 #1


これまで、「ラグジュアリー」というキーワードに棒にも引っ掛からなかった私ですが(笑)、ご縁に恵まれた結果、これからのビジネスの在り方とは?価値創造とは?更には、人生とは?といった、多くの人の命題であろうテーマに、とても斬新なフィルターを通してアプローチすることが叶いました。

過去最高レベルの投資をして参加した勉強会でしたが、結果的に、期待を1000%超える、
素敵な出会いと未知な価値・自分に出会うという貴重な機会となりました。

そして、辛かった・・・・(笑)
(今思うと、ある意味でU理論に近いものをなぞったのかもしれません。)


この感動、学びは言語化しないともったいない!必要とする人に届く可能性があるならオープンにしない理由はない!ということで、noteを書いてみることにしています。
参考URLなども散りばめているので、誰かの何かのきっかけにもなったら嬉しいな、と思いながら…


◆まず、勉強会の概要と参加のきっかけ

<勉強会の概要>
これからの時代に必要な価値創造は「文化の創造も伴うもの」ということで、文化に密接に関わるラグジュアリーを切り口に、これからのビジネスのあり方について考えました。

<きかっけ>
副業で関わっている、西村靴下商店の代表 西村さん(ちなみに今年で創業120周年!!)でした。

世界から集めた上質な素材で、こだわりのものづくりをしている自社の未来を考える上でヒントになるだろうということで、一緒に参加しました。

本コースのお試し版にも参加をさせていただいていたことも大きいです。


ちなみにその時に紹介いただいたこの著書もすごく面白かったです。

<人間主義的経営(ブルネロ・クチネリ)>


個人的にも、数値以外の意味や価値をビジネスで提供価値に変えていくことに興味関心があるので、とても楽しみでした。(いわゆるソーシャルグット、インパクト?)

◆なぜ切り口が「新しいラグジュアリー」なのか

今までと違うあり方を模索している昨今において、
新しいラグジュアリーを考えてみることは新しい時代を切り拓いていく上でヒントが詰まっているといいます。

ラグジュアリー =  その人を輝かせるもの

「新しい」ラグジュアリーは時代の要所で生まれているというのです。

一連のインプットはとても興味深く、また、最終課題を終えた時には全てが合点がいき、とても感動しました。


▼ラグジュアリーブランドがこぞって「人間性」を志向する理由とは?その新潮流を読み解く
https://assemblage.kyoto/topics/post/?permalink=post-luxury

◆プログラム内容と私たちのチームのアウトプット

プログラム自体は、隔週・各回3時間で全7回(約半年)にわたるものでした。

初日に発表された最終課題テーマは以下の通り

「イギリス、イタリアですし店を開く / 日本でイタリア料理またはイギリス料理の店を開く」

すでに活躍しながらも高い志で邁進されている参加者の皆さんと、 6名の豪華な講師の皆様から良質なインプットを受けながら、全員で立場を超えた熱いディスカッションを重ねながら、最終日に向けて駆け抜けました。

テーマの検討ポイントは、それぞれの文化(歴史)を、どのように切り出し、取り入れるのか。

3カ国を行き来することで、多角的に「ラグジュアリーであるとは?」ということを徹底的に考え抜きました。(2カ国でなく、3カ国であることがこれまた絶妙なのです)

私のチームでは、「大切な人へのおもてなし」に着目をして、それぞれの国の文化アイデンティティを考慮しながら、ラグジュアリーな体験を考えました。

チームに恵まれ、本講座の講師、安西先生と中野先生によるForbes JAPANの連載の中で取り上げていただいたのは良い思い出です。


▼2022年3月には書籍も出されています

(本業で「共創の民主化」をミッションにしているからか、民主化と大衆化の考察がとても興味深かったです)

◆目的(きっかけ)に対する振り返りと結果


いうまでもなく、当初の目的(きっかけ)に対する結果は◎でした。

特に、代表と本勉強会を一緒に受講したことで、勉強会の中で普段とは違う切り口で議論ができただけでも価値でしたが、今後ここで学んだことを前提にしながら、自社の存在意義を再定義しながら、未来を切り拓いていけることにも大きな意味を持つと考えています。

なぜなら、大きなチャレンジほどチームで取り組んでいくことの重要性や創造できるインパクトの大きさを学んだ体験があるからです。
これはちょうど1年ほど前、本業で大きなチャレンジを始めたとき、ボスにまず仲間を作ることをアドバイスとして受けたおかげです。(奇しくも、このプロジェクトでも今流行りのパーパスもつくり上げることになりました)

これも少し余談にはなりますが、沢渡 あまねさん(著書:新時代を生き抜く越境思考)も、あるセミナーで、未知なテーマのプロジェクト(例:DX)を推進する際には「仲間」を見つけて、その仲間とセミナー/研修に参加をしたり、同じ本を読んだり、学んだことをディスカッションしてみることから始めるといいよと、という話をされていました。


また、数値以外の意味をビジネスで提供価値に変えていくということについても、さまざまな理論や事例にふれられたことで、自分の経験や思考に捉われず、どうやったら不可能を可能にできるか、粘り強く(軽やかであれるようにしていきたいけど)、前に進んでいける気がしています。
なぜなら、変化スピードが激しい中で不確実性が高いチャレンジングなことやり遂げるには、予期せぬことの連続なので、進んだ先にある未来が希望に溢れていると心の底から信じられるかはめちゃくちゃ肝だなと思っているからです。

◆副次的な結果①自分のアイデンティティを軸にした社内事業プロジェクトを発足!

いろんなことが繋がるなーと思うのですが、
個人の成長をとても大切にしている本業(HackCamp)は、成長の一環で、この夏から「マイプロ」という施策が本格的に始動しました。

マイプロ:HackCampでの社内用語。組織のパーパス・成長に合致する、自分ならではのプロジェクトを企画・運営すること。
そのプロジェクトでのチャレンジを通して、個人の成長を応援する目的があります。

本勉強会で自分のアイデンティティにとことん向き合った私は、自然に社内リソースを活用してこんな価値を創造していきたい!挑戦をしていきたい!というwillが自分の中から溢れ出し、一足早く、仮説検証を重ねていました。

晴れて7月にFY2023を迎え、マイプロが本格的に始動したいま、道のりは長そうですが、とてもワクワクしています。

◆副次的な結果② 英語のリハビリを始めました

勉強会の学びの1つとして、文化の創造を伴う価値創出は、異文化への感度が大切ということがあったのですが、いつの間にか自分の視点が国内に狭まっていることを痛感しました。
また、厳密にいうと、日本でも実は異文化交流で溢れているはずなんだけども、中にいることで意識ができず、うまくいかないこともあったよなあと。

かつて大学生まではグローバルなレベルで働くことを目標に、もっというと国際結婚にも憧れながら、英語の勉強・国際交流に勤しんでいた私。国内にある、帰国子女が8〜9割を占めるリベラルアーツな学部にも進学し、ずっと目標にしていたサンフランシスコへ留学もしましたが、回り回って、日本の良さに気がつき、就職先も結婚も日本で落ち着いた私。

就職してから英語に触れずとも不便のない生活に甘えてきましたが、久しぶりに、自分の視点をグローバルに置くことで、このレベルで物事をみて考える価値を思い出すのでした。

ということで、ビジネス英会話もはじめてみています。

自分の英語力の低下に愕然としていますが、やはり英語ができるということは、その分グローバルなレベルで自分の中に多様な視点を持つことができるということ。さまざまな可能性が日本から世界に広がっていくということなので、これを機会にアンテナを海外にまで広げていくことで、私自身と私が関わる組織の非連続的な成長に寄与していきたいと思っています。これはこれでとてもワクワク!

◆To be Continued

学びや気づきについては、受講目的に対するものはもちろん、私の人生においても見える景色が一気に変わるほどでした。ただ、これ以上書くと、しっちゃかめっちゃかになりそうなので、

・具体的にどんな学びや気づきを得たのか
・今を生きるってどういうことなのか

については別途まとめたいと思います。

特に後者については、仕事柄「答えは外でなく内にある!」なんてことを言ったりするですが、お恥ずかしながら自分が一番わかってなかったなーというのと、軸は外ではなく自分の内側にあるということを理解するだけで、いろいろと変化につながったので、メモしていることをしっかり言語化したいと思っております。
アイデンティティ教育が弱い日本においては、顕在的にも潜在的にも悩んでいる人が多いんじゃないかなーとも思うので、これはこれでオープンにすると思います。たぶん。



今日のとこは以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!

(超おまけですが、どんな人がここまで読んでくださるのかとても興味深いので、よかったら、いいね、ボタンで教えてください。ぜひいいねを返しにいきたいです!!)

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