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①ワクチンが変えた私の人生

幼稚園、年中さんの冬。
インフルエンザのワクチンを受けた。
みんなが受ける、なんの変哲もないワクチン。
これが私の人生を変えた原因だった。

なんだか身体の調子が悪い。手足が痛い。地元の整形外科に行っても
「成長痛。そのうち治るでしょう。」

しかし。
手にも足にも力が入らなくなった。
パジャマのボタンがとめられない。
ドライヤーで髪の毛も乾かせれない。
靴が履けない。

やっぱりおかしい。
別の病院から紹介を受けて、大きな病院へ。

ギランバレー症候群

医者から告げられた病名だった。


体の各部分に分布する末梢神経の障害により、四肢や顔、呼吸器官に麻痺などが起こる疾患。年間で10万人に1、2人がかかると言われている。末梢神経は運動神経、感覚神経、自律神経で構成されており、ここに障害が生じるとしびれや痛み、脱力などの症状が表れる。
by doctor file

その時はまだ年中さん。
それでも意外と事細かに覚えていた。

・入院してすぐ、「エビみたいに背中丸めてね」と言われて得体の知れない注射を打たれたこと。

・毎日点滴を受けたこと。

・たくさん針がついた機械が足に取り付けられて検査されたこと。
(のちのち調べると、神経に反応があるか調べるものだったらしい。痛みを感じることが正常らしいが何も感じなかった。恐ろしい。)

・母が毎日夜遅くまで病院にいて、朝早くにまた来てくれたこと。
私の分しかご飯は出ないから、目の前のコンビニでおにぎりを買っていたこと。

・父が家の近くのコロッケばっかり食べて太ってしまったこと。

・お風呂入る時に点滴外れてしまってナースコールを押してめっちゃ怒られたこと。

そして何より脚も手も動かない。
なんとも言えないだるさと痛さ。
(走った後に乳酸溜まってケツワレ続いてる感じに似ている、って思うのは私だけかな…誰か共感してくれる方いないかな…)


2.3週間入院して(ここは曖昧、笑)
やっと退院。

え、?

全く治った感じないんですけど、、

入院中、車椅子生活で気づかなかったけど、
私は全く歩けない状態になっていた。

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