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東京文化会館へ第九を聴きに行く 建築紀行 その1

年末、恒例の第九を東京文化会館へ聴きに行った。
実は、初めてその大ホールでクラシックコンサートを聴いた。

開演直後のホール


意外にも、演奏のレベルは高くて驚いた。特に木管、金管は、素晴らしかった。第二楽章のドライブ感は、ダイナミックで、思わず身を乗り出したくらい。
当初、まだ見ていない東京文化会館の大ホールで、聴きたいくらいの、軽い気持ちで行ったので、オケは余り期待していなかったが、生のコンサートは、これだからたまらない。

開演前のホワイエ 左がコンサートホール



で、肝心の大ホールだが、音響は、素晴らしい。席は、なんと五階にも関わらず。安さで、選んだが、高所恐怖症の方には、不向きである。ステージの三分の一も、見えない。

5階の自席から…高い


次回は、一階で聴きたい。
竣工は、1961年なのだが、エントランスから、ロビー、クローク、ホール入り口まで、導線は、シンプル、明解で、流れもスムーズだった。
やはり、巨匠前川國男先生である。
コンサートホール自体のデザインは、壁面のデザインといい、椅子の座り心地の悪さも一昔前のものだが、前述の様に、音響が、素晴らしいので、全て許せる。
前川國男先生とその建築については、次回語りたい。


ホワイエに有ったセクション模型


春にオケを聴きに行きたい。今度は春祭を聴いてみたい。何処でやっているのか…。




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