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上手に老いる難しさ

先日、BS4Kに倉本聰先生が出ていた。お墓を創ったと。久しぶりにご尊顔を拝謁したら、驚いた。89歳だと言う。どうしても昔のあの土建屋風の厳つい姿のイメージが強く。ある意味、ショックだった。失礼だが、老いる事の難しを痛感した。
ヘミングウェイがパパ・ヘミングウェイとして、そのマッチョなイメージを今まで保っているのは、そこまで生きて老いることがなかったからかもしれないと、ふと思った。
老いることは、若くして何かを成し遂げることよりも難しいのだろう。先生は文章を書く時に、手の動きが遅くて困ると話していた。どうしても肉体的に能力が落ちるからか。そういう意味でも、頭より体の能力が先に劣化していくのだろう。
今こうしてnoteを書いているが、これも何時か書けなくなる時が来る。それも受け入れるしか無いのであるが、これから本格的に老いるので、ふと考えてしまった。

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