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Tapestry/Carole King レコード棚から その5

これも名盤である。シンガーソングライターの草分けである。1972年の発売で、アルバムの全12曲全てが名曲だと思う。自分が中学3年で深夜放送を聴いている時に、よくラヂオから流れてきた。大学に入りギターを手にする時は既に名盤として、音楽雑誌に乗っていた。

素足のまま、猫…


実際にレコードを購入したのは大人になってからで、それまではカセットで聴いていた。キャロルの歌は、女性的な優しさというよりウーマンリブ(死語?)的な力強さを靭やかに纏わせて歌い上げる印象がある、それまでの女性ボーカルとは一線を画している。等身大の自分の気持ちを自分の言葉で、自分のメロディで歌うという、以降女性シンガーソングライターへの影響は大きい。ある意味、それ以降はキャロルの亜流と言っても言い過ぎではないように思う。
2016年7月ロンドンのハイドパークでの「つづれおり」ライブ版はBSPで放映され、アルバムも出た。これも良かった。当時キャロルは74歳でピンヒールでステージで歌っていた。


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