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【読書感想】希望の糸

『希望の糸』 東野圭吾

東野圭吾の「家族」の物語。
「あたしは誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」

加賀シリーズ最新作、待望の文庫化!

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小さな喫茶店を営む女性が殺された。
加賀と松宮が捜査しても被害者に関する手がかりは善人というだけ。
彼女の不可解な行動を調べると、ある少女の存在が浮上する。
一方、金沢で一人の男性が息を引き取ろうとしていた。
彼の遺言書には意外な人物の名前があった。
彼女や彼が追い求めた希望とは何だったのか。

久しぶりの東野圭吾。一言で言えばとても温かい本でした。

喫茶店を営む女性が殺され、その犯人を追っていくのですが心当たりがある人物は何人か特定され、でも犯人は意外な人物でした。
割と中盤ぐらいで犯人は分かります。
でもこの犯人が分かった後の後半から読むのが止まらなくなりました。

やっぱり東野圭吾さんの本は読みやすい。
そして感動する。加賀恭一郎シリーズとは知らずに加賀刑事が出てきたときは、あれ、もしかしてこれって、、ってなりました。

加賀恭一郎シリーズの「祈りの幕が下りる時」がとても好きだったのでこの本を読めて良かったです。

読み終わった後のタイトルを観てまたじーんとなります。
タイトルが凄くいい。終わりも良かった。
最後は間に合って良かったなと思いました。

また東野圭吾さんの本を読みたいと思います。
読みたい本がいっぱいありすぎて時間が、、。
でも本を読めることは幸せなことなので、また時間を作って本を読んでいきます。

本についての感想はあまりなくてごめんなさい。
でもいい本でしたのでぜひ読んで見てください。



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