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お金とは何か?〜壁を越えるために〜

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お金とは何か?これを考えてる人は結構多いと感じます。考える方は円の裏付けに金(ゴールド)だったり外国通貨といったものが無い事を知るか、気づきます。そこから、自分の使っているお札自体に価値はなくお札自体は数十円程度のコストしか掛かっていないただの紙切れであることに気付きます。問題はここからで、なぜこの紙切れに価値があるんだろう?ってなった時に政府や日銀に対する信用や円に対する信認があるからになり、途端に理由がボヤけだしてしまいます。非常に惜しいなと思うんですが、恐らくここにお金とは何か?を理解するために壁が存在してその壁は…

自力で越えるのがかなり難しい壁!

という物と考えます。確かにそうだと思います。私も教えられるまではその壁で止まってました。さらに言えば国には通貨発行権があるから国の借金とやらは心配しなくて良いまで分かっていたのに、(これも友人から教わりました。)そこから先にはやはり進めませんでした。

という事で今回は改めてお金とは何か?について考えていきたいと思います。過去にも似た記事を書いてますし、結論はそれと同じですが、お札自体は紙切れだ!って事に気付いた人向けに書いていきます。

紙切れに気付いてもなぜ自分達はそれを有り難がって集めては貯めたり、たくさん貰えたら喜んだりしているのでしょうか?所詮は紙切れです。こういう疑問にこう答えれる方がいます。

その紙切れでモノやサービスを手に入れられるからだよ!

しかし、これに対してこう答えられます。

いや、それはその通りだけど、それはこの紙切れに価値があると考えてるから紙切れを受け取ってくれるだけでその価値の源泉はどこなの?

となってしまい、疑問に対する回答になっていません。

そこで出てくる言葉が…

信用や信認と言う言葉です!

国や日銀に信用があるからとか円が信認されえるとかになります。ここで途端にモヤっとした回答になります。モヤっした理由のせいで、信用が無くなったり、信認が無くなったら本当の紙屑になると…そう思ってしまいます。ですが、よく考えて下さい。信用にせよ。信認にせよ。それが無くなるという事は国家レベルで何か起きてしまったことに他なりません!そうなると確かにお札は紙屑になります。しかし、そんな事態になった段階で…

もはや個人の努力で資産を守れるかどうかを超えています。というかそれまでに資産の分散とかで資産防衛などの努力をしたところで対処不能の可能性が大です!

という事で信用、信認では無いことが見えてくると思います。無くなった段階でお金の価値以前の話になる可能性が大だからです。では一体何がお金をお金たらしめているのか、それは…

国は徴税を行い、その支払いは日本円以外では受け付けてくれないためです!そして税を払わないとそれ相応の罰があるためだからです!

その罰を受けないために国民は円を集める努力をします。徴税を済ますことが出来るという理由でただの紙切れに価値が生まれます。これを…

国定信用貨幣論とか租税貨幣論、あるいは表現主義とも言ったりします。

一度稼働して通貨が流通しだすと、意識されなくなりますが、信用とか信認よりかは遥かに理由が論理的になります。だからもし政府が来年の税の支払いをドルで支払えとなったら皆、ドルを集めようとします。また国定信用貨幣論の強いところはかつて植民地時代に植民地の住民達を賃金労働者にするために税を課すなどして貨幣を流通させた実例があるためです。

他にも信用貨幣論と言った貨幣そのものが生まれた理由を説明する理論もありますが、今回は紙切れになぜ価値が生まれるのか?についての壁を越えるための解説になるため割愛します。下記の過去記事に信用貨幣論を書いてますのでよろしければ参照願います。

https://note.com/abcd1945/n/n04fca983f9c4

いかがだったでしょうか?税金を支払うための方が信用とか信認とかよりも理由が具体的かつ論理的なものになると考えます。

最後まで読んで頂きありがとうございます😊



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