良く「MMTをやると…」みたいな表現を使う人がいます。これを使う人は大抵否定派の方です。そもそもMMTというのは…

やる！ものでも、する！ものでもありせん！

基本的に現象の説明です。仮にやるとするという言葉を使うのなら…

世界中で「やっている」ものになります！

ちなみに否定する人が使う「発展途上国は？」とか「ギリシャは？」と言った国々でも同じです。否定派の言い方をすれば「やっています」では、なぜ我々が「そういった国は違うでしょ？」と言うのは正確にはこういう意味になります。

MMTの観点で見た場合、発展途上国は財政を出した場合、供給能力の低さからすぐに供給制約に達してしまうから、他の先進国のような財政出動は出来ない！ギリシアは通貨にユーロを使っているから、自国で通貨を発行出来ないから破綻した。というように発展途上国やギリシアをその他、他の事例を出されようがどれも…

MMTが間違ってることにはならず、むしろMMT の観点で説明出来る！

ことになります。どの経済政策を推そうが、全てMMTであるとも言えます。またMMT自体に正しさを求める基準はありません。言うなれば力学の原理が分かれば、ロケットを作ることも出来るし、ミサイルを作ることも出来ます。力学そのものに正しさを判断する基準が無いのと同じです。なので、MMTをするなんて表現をする人がどんな肩書き…例えば、エコノミストとか有名な経済学者であっても…

残念ながら専門家の癖して何も調べず無知晒してるだけ！

と考えて下さい。

それともう一つ、関連することとして、MMTが正しい。もしくはMMTの視点を持って物事を語る人に対して…

陰謀論とか言うのもお門違いも甚だしいし、何も調べずに適当なことを言っている！

に過ぎません！極端な話、MMTの視点考えて、で陰謀論的なことをやろうと思えばやれるし、流布されてる陰謀論を阻止しようとすることも出来ます。(例:陰謀論を流布したいなら、国がメディアに金を出して流布させる。逆の場合もメディアに金を出して逆の宣伝をする)

以上のことから「MMTをする」という表現をする方を見つけた場合は…

生暖かい目で見てあげて下さい。

最後まで読んで頂きありがとうございます！