稀代の名作詞家なかにし礼の自伝的小説。兄弟

豊川悦司、ビートたけし共演、ドラマ化したものを、

何気に、

ネツト配信動画で鑑賞しました。

豊悦、ビートたけし共演ドラマ兄弟！

ドラマ特攻隊の生き残りとして、帰還したビートたけし演ずる、なかにし礼の兄

際限なく、失敗と浪費を重ねる破天荒な、
兄の人生と。

その、家族たちの命運。

そして、

破滅癖のある兄に、
翻弄されつづけた、

豊川悦司が演じる、天才執筆家なかにし礼、

弟。

影のようにつきまとう、

影に怯えてながら

太陽と月のように、

寄り添い生きてきた、

兄と弟と、

その家族たち

背負わされてきた半世とは、何でもあったのか？

世代の少しズレた、たった二人の兄弟の

光と影を描いた秀作！

　自叙伝小説、兄と弟！

兄さん、
死んでくれてありがとうm(_ _)m

石狩挽歌を口付さみ、

嘗て、鰊御殿の立ち並んだ、

鄙びた、故郷の海辺に佇み、嗚咽する

、
なかにし礼。豊悦

眩に

幼き頃の弟と、歳の離れた、

大きかった頃の兄

浜辺に佇む、

兄と弟の光景

お前、、鰊の詩、書いてみたらどうだ？

お前、、ようやく、ホンモノの詩が書けたじやないかあ！

にいさんは、
破滅願望があるじやないのか？
鰊御殿？
あのとき、兄さんが欲をかき過ぎなかったら。。信じてたんだ、、、俺たちは。。

ああ、、、其れは認める、、

でも、。おふくろの事は、、言いすぎたぞ！

母さん、ゴメンな！と母の亡骸に突然泣きながら、すがる兄

父さんが、男は、大志を持って、夢を持っていきろと！

言たんだ！

兄さん、俺が鈍感なのかな？
はじめて兄さんを殺したくなったよ！

俺は兄さんを捨てる！

そんなこと、出来ないよ！
俺と、お前は、おんなじさ。
双子のように似てる。

俺とお前は！一生、影のように離れられない運命なんだよ。

金の無心にきた、ビートたけし兄に、
生活が脅かされて、はじめて、
殺意を抱き、

キレる豊悦、なかにし礼。

其れがふたりが交わした、
最後の兄弟の会話となった。

１６年後、
兄の通夜の席

なかにし礼夫妻が立ち寄る。

二間のアパート

客人３人と、

妹と年老いた義姉のみ。

お焼香を済ませると
そそくさと帰ろうとする弟

兄の友人の、客人の一人が、

弟さん、どうかお兄さんの顔を見てあげて下さい。

いや、

わたしは、どうも兄の言うことが信用できないんです。

遺体の上に、日章旗をかけて
特攻ノ生き残りだと繰り返す…

何故なのか。
この、

嫌な感じ、。

嫌悪感を感じるんです。

ほんとに、特攻の生き残りなのかどうかも、、

もう、疑わしい。。

そう言って金を無心して。。

操縦ミスして死に損なった？と。。

、墜落させた、練習機の、金を返済すると、、、

其れも作り話ではないか、、と。

兎に角、
もう、信じていませんので。。。

帰ろうとするなかにし礼に。

兄の戦友の一人が、

弟さん、、最期に。。お願いします。

此れだけは、、

実は、、此れを、ご家族に、

お渡ししたくて、
今日は、お伺いしたんです。

満州の、

此処にあなた達が住んでいると、　

此処に、私の、家族がいる。　

いつか、

其処でみんなと一緒に暮らすんだ！

そこには、楽園があるんだ。

みんなと幸せに暮らすんだ。

と笑いながら、

彼から、渡された、

満州に住む、、あなた達の住所です。

確かに、彼は、
特攻隊の、生き残りです。

でも、操縦ミスをしたのは、

彼ではなかった。

仲間のひとりです。

バラバラになった仲間の残骸を。

私達は泣きながら拾ったんだ。

確かに、

私も嘘をついて生きてきた！

心の底の奥底に、

押し込み生きてきたんだ！

そうしなければ、

生きてこれなかった、我々のの、

いきなり、

体制が変わてしまい、

世間と言う奇異の目に晒される

大海原に！

二十歳前後で、突然、

放り出された、私達の、気持ちなど、

あなたのような、若い人には、

戦後教育を受けて育った、人たちには、

理解してもらえ無い、でしょうね。

桃井かおり演ずる、ビートたけし兄の妻、なかにし礼の、
義理姉

わたしは、この人と居て、

ホントのこの人の顔を見たことがない様な、、、気がする。。

なんか死人と、一緒に暮らしているみたい、だった。。

愛されていると、感じたことなど。。

一度もなかっ、た。

ホントに不思議な人、だったわね。

あなたは。。。

お前たちの、満州国の暮らしと！
俺たち、特攻の暮らし、！

どちらが、大変で、苦悩に、溢れていた！　
と、思っているんだ！

俺だって、大志を、夢を持って生きて、

何が悪いと言うんだ！

家族じやないか！

ふたりだけの、兄と弟、家族じやないか。

お前、鰊の詩を作ってみたら、どうだ！

お前、。やっとホンモノの詩が、書けたじゃないかぁ！

売れて良かったじやないか！

なんか、兄さん、自分のお陰とでも、言いたそうじやないか？

なかにし礼さん。

唯一無二の戦後世代の生んだ、

尊敬すべき執筆家

全身癌に蝕まれた晩年、

メディア等で、

長き間
閉ざしてきた、その重い口を割り、

幼児期の戦争体験を語っている

。まるで、遺言のように。。

其れとも、彼の作品のすべてが。。

兄の描いた満洲国。

桃源郷。
共同幻想によってつくられた、

夢の国

原爆が投下され、終戦が決定付けるられると、
当時に、

日ソ不可侵条約を反故して、

ソ連軍が、国境を超え、満州に進行して来た！

軍部上層部は、、国民、一般兵を置き去りにして、

速、ヘリで逃走の後、

国境を超え、ソ連郡が侵入し来て、

一般兵は、シベリアへ、抑留された。

日本人に恨みを抱く、中国人もいて。

中国人と、ソ連兵の、

襲撃を受け、虐殺や、辱めを受ける、満洲移住者！

日本の一般人、女、子どもたち。

普通の暮らしをしていた、なかにし礼少年にとっては、

青天の霹靂

その光景を目の当たりしながら

命からがら、逃れ逃れて、

やっとの思いで、

サハリンにたどり着いたとき、

そのときの光景と想いが。。、

胸の底に、

ずっと、、押仕込めて生きてきた。。、複雑な感情。。嫌悪感。。懐疑心。。。恨み節。。

其れまで、満洲国で夢を持って

普通の暮らしをしていた、

普通の軍国教育少年は、そのとき思ったんだ。

国というものは、平気で国民を捨てるんだ。

と。。

逃れ着いた大陸の果ての海！

遥か向こうに浮かぶサハリン。

ホッとして、見つめていた、少年の、

胸に去来する感情そして～原風景、

ずっと、胸を締め付けて離れない、

なんなく嫌な気持ち

描写

其れこそ、が、なかにし礼

ビット作品群

そのもの。

　ヒット曲、人形の家、弘田三枝子歌

　わたしは、あなたに全てを預けた~🎶🎶🎶

満洲国には、おれの家族が、住んでいるんだ！

いつか、みんなで一緒に暮らすんだ！

其処を、天国して、みんで幸せに暮らすんだ！

故郷、礼文の浜辺

、嘗ての、鰊御殿の前に佇む、

豊悦、なかにし礼

ホンモノの詩、

石狩挽歌、なかにし礼詩、浜圭介曲

オンボロろオンボロろ、ろろろ🎶🎶🎶

兄さん、死んでくれて

ありがとうm(_ _)m

兄さんは、私が休みの日、家族の前で、

浴、わたしのギターの伴奏で、

自作自演の。、を歌った。。　
　

其れが、

案外、歌が上手かったんだ。

なかにし礼、稀代の作詞家にして小説家、

昭和軍国少年及び、戦後左翼教育学部ジェネレーションの、

語りべ。

　物言う、格好いい大人たちへ

心より、尊敬の意表します。

どうも、ありがとうございました。

ごめんなさい。

ドリームイズオーバー！
　　
そして～スターティングオーバー！

お前が創ればやってくる！

フィールド・オブ・ドリームスより

ｆｏｒ ａｌｌ  ｐｅａｒｅｎｔｓ☘️☘️

生きていて良かった！🎶🎶🎶

Thanks！