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「それは嘘になるんじゃ・・」という内容を飛ばしまくる媒体。そして鵜呑みにする妄信する者。〜そして感じる明らかなトヨタへの忖度〜

いやぁ、ほんと最近はひどいです。
何がって?

自動車関連のニュースの偏向具合が。

先日も取り上げましたが・・

ベンツはBEVシフトを撤回していないのに、撤回したと報じる媒体。

そして何故かトヨタが正しいという表現ももれなくセット。

正直、気持ち悪い。

自動車メーカーはできた車で評価されるもの。
たとえそれに反抗しているとしても行動で示せばいいだけ。


・・が、なんでしょうね。
いろんな手を使っているのがわかります。

そして本日、さらに悪質な記事が。

世界で一番売れるSUV「RAV4」が2024年に新型発表! 来年発売でほぼキープコンセプト


こんな記事が。

これ、そのまま読むと現時点でそのように勘違いしてしまうタイトル。
こんな誤認させるようなタイトルがほんと多いです。

実際、RAV4が世界で一番売れたSUVだった時もあります。
・・が、2023年はテスラモデルYが世界で一番売れた電気自動車&世界で一番売れた車&世界で一番売れたSUVとなっています。

一応、本文にはそれをシレッと書いてますが、テスラには1mmも触れていません。いやらしいですよね。

そしてそのモデルYの台数、120万台以上。

一方、RAV4は107万台。 前年は 101万台なので、テスラモデルYのポテンシャルに負けているのは事実なわけで。

そんな状態なのにこのタイトル、ぶっちゃけ引きます。


ガソリンモデルのRAV4はほんとにいい出来なのに、
こういうことがあると嫌気がさしますよね。


そして謎の水素推し。
これ、乗用車にはとことん向かないものなんですよね。

定期的に運用して、コースが決まっていて、そしてメンテサイクルがしっかり保てて且つ、そのシステムを余裕で搭載できるガワがないと。

なので産業用としては向いていますが、それも再エネ由来の水素じゃないと話にならないわけで。

これはパリ協定の取り組みである以上、それでないとダメなんですよね。
いずれ石炭は使えなくなりますが、その石炭のざっくり言うとクズの褐炭に水蒸気を当てていろいろして水素を作る方法はアウトなんですよ。

いわゆるグレー水素でなくグリーン水素です。

そして水素脆化の発生をクリアできる定期的なメンテサイクルと
償却ルールがないと運用はマジで厳しいです。

なのに世のその話題は「水素とはどういうものか?」を完全に省いて報じるので、中にはガソリンのように簡単に扱えるようなもの・・と思っている人も多そうなんですよね。

なわけないでしょ。

水素ってどうやっても勝手に抜けていくので、マジで乗用車にはむかないです。
いくらタンクを工夫しても限界があるんですよね。


そんな感じで傾向としては明らかにトヨタに寄った報道が多いわけで。
みなさんご存知の通り、広告やらで影響がありますから、わからなくもないですが、マジでそんなレベルでかくなら【PR】と入れて欲しいもんです。


え?お前BEV信者だろ?・・て?

いや、わたし、元 内燃機で1万回転まで回してテクニカルなサーキットでロック率の高いデフをゴリゴリ言わせ、9点式ロールゲージとフルバケ5点ベルトで1t丁度の直管FFレースカーを自分で完全分解でのメンテしたり、そして走らせていたタイプの人なんです。
なので、普通に内燃機好きですよ。

で・も・ね

電気自動車のパッケージはそれらの努力ってなんだったんだ?・・てくらい合理的なんです。
絶対に内燃機ではできない低重心。そしてキャビンの堅牢さ。
マスが車の中心にあり、見た目に反しミッドシップのスポーツかーと同様なわけで。
そしてモーターの加減速の自由度とその反応の速さ。

はっきり書くと、内燃機よりも実質的にファンな走りができるんですよ。

その重量も低重心とマスの集中で、フロントヘビーな内燃機よりもはるかにに曲がりますしボディ剛性も半端なく。
気を付けることは質量のイメージですが、それでも自由自在にあやつれる感覚はすごいんです。

まぁ、メーカーにもよる部分もありますが、普通に走っててそれを感じれるのはマジで楽しかったりします。

ただし、ペダルワークが下手な人は難しいかもしれませんが。


つまり、環境問題云々でなく、電気自動車(※旧世代除く)というパッケージは非常に運転して楽しいんです。
十分にわくわくできるものを持っています。

BMW i4なんかはマジで感動しましたよ。

そんなわけで、何をもって良しとするか?・・は人それぞれですが、
それらに対してのネガキャンは度を超えていると感じています。


今後、その書いたことと違うことが起きていくのは明白です。
メルセデスベンツは電気自動車を続けますし、それを推進していくのは変わらずですし、鈍化はしても伸び続けているわけですし。

その時、これらの媒体はいったいどうするのか?
マジで気になりますが、まぁ「そんなこと書きましたっけエヘヘ」みたいな感じでシレッと方向転換するんでしょうね。



というわけで、最近の媒体はそういう言い逃げに近いものが非常に多いように思います。
インターネットリテラシー等々、いろいろありますが、情報は鵜呑みにせずに「本当なのか?」とそれらを自分で調べることも大事かと。

本日はここまで。



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