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魂の螺旋ダンス 改訂増補版 全 読みやすいバージョン

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私の代表作のひとつであるこの本の旧版(第三書館刊)は売切れ絶版。Amazonマーケットプレイスでは古本が高値でしか入手できません。そのため、36000字加筆した改訂増補版(合計1… もっと読む
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2019年11月の記事一覧

魂の螺旋ダンス 改訂増補版(5)

・ 部族シャーマニズムにおける至高存在  それでは、部族社会においては、個別の援助霊を越…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス 改訂増補版 (6) 原生自然の体験 部族社会と発達心理学

・ シャーマニズムの生態学的広さ  後に述べるように、仏教やキリスト教などの「超越性宗教…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス 改訂増補版(7) 部族シャーマニズムの到達点 民族国家宗教へ

・ イマジン  部族社会の人々は、地球規模の愛に生きていたのではなかった。  彼らには彼ら…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス 改訂増補版 (8)選択的部族社会 日本の国家デザイン

・部族社会を選択した人々 国家の誕生は、広範な地域を平定し、秩序を安定させ、協力を可能と…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス 改訂増補版 (9) 動物霊から天空神、男性神へ

・聖なる表象の変遷 では、民族国家宗教と部族シャーマニズムの相違についてさらに検討を続け…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス 改訂増補版(10) 死と再生の三態 日本神話は存在するか

・ 「死と再生」の三態 文化人類学の隆盛と共に、世界各地の精神文化の「象徴的な構造」を比…

長澤靖浩
4年前
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魂の螺旋ダンス 改訂増補版 (11) 古神道という幻想

・ 「古神道」という幻想 それに関連して、ここで私がさらに検討していきたいのは、「古神道」という言葉についてである。 現代の日本、特にニューエイジカルチャーにおいて「古神道」という用語は、検討もなしに漠然と使用されている。 その言葉の理解の仕方は混乱しており、時には「天皇制成立以前の日本古来の信仰を古神道という」と信じられている。 だが、それはまったくの誤解である。 では以下に「古神道」という用語の成立までの歴史を簡単に追ってみよう。 江戸時代、本居宣長は、それまで