Photo by sodonder 三島由紀夫「切符」 2 アボカドトマトナス 2023年8月29日 16:02 三島由紀夫の怪談。それ以上でも以下でもない。1963年、三島38歳の作品。作品は通俗性に流れて弱い。あらすじは仙一郎という男が、妻の富子の死の原因を時計屋の谷という男の「人の女房にちょっかい」をかけたことに求める。しかし、事実は逆で、富子が谷の「ラヴ・レター」を断り、谷は自殺していた。小説の序盤、仙一郎は酒に酔っている。その後醒めるが、その前後で状況が(オセロが返るように)切り替わるのが見どころといえば見どころ。 ダウンロード copy この記事が参加している募集 読書感想文 185,129件 #読書感想文 #三島由紀夫 #切符 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート