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浅田真央さんの神会見でブランディングが学べてしまった話

渡辺シンスケです。
【見られ方が変われば人生が変わる】
をテーマに、ホテルマン時代に300人以上の億万長者のお客様から教わったブランディングをデータ化し、集客法に体系化して店舗経営者や個人事業主に提供しています。


だいぶ昔の話ですが、フィギュアスケートの浅田真央さんがソチ・オリンピックに出場した時、帰国してすぐ外国特派員協会で会見しました。  


浅田真央さんは、森喜朗さんにオリンピック開催中にシングルで結果が低調に終わったことについて
「あの子大事なところでいつも転ぶんだよね~」
と発言され物議をかもしていました。  


するとその会見で、
「日本では、そのようなことを言われていたんですがどう思いますか?」
という、ちょっと悪意あるとも取れる質問に対してこう答えました。


   
「森さんが今、後悔しているのでは」


悪意あるとも取れるとっさの質問に、即座にこういうユーモアも交えた回答を出来るのは、なかなかの神対応ではないでしょうか。


となりの外国人の方は、思わずマイクをおいて拍手してましたね(笑)


聞かれた時は正直、一瞬ムッとしてるっぽかったけど、それを立て直してこう答えれるのは、なかなか器のでかさだな~って思ったのを覚えています。


でも森さんがどんな真意があったかは置いておいて、こういう人って結構身近にもいます。     


それはのちに弁明で森さんが言った
「真意が伝わってない」
という言葉です。     


身近バージョンでいうと、それは
「そんなつもりじゃない」
というやつですよね。


ビジネスなどで思うような結果が出ない、と思っている人に限ってこういうことを言うのですが、プライベートならともかく、仕事として何かを伝える以上、伝わったことがすべてで、つもりは通用しません。      


車で人引いてしまってから
「そんなつもりはなかったんです」
で、許されないですよね?


それと似たようなものです。      


そう伝わるものを、発信されてるところに問題がある。


ということは
そういう人を引き寄せているのは自分
なんです。


私がホテルマン時代に、億万長者のお客様たちにいろんなことを教わったのですが、全員が口を揃えて言っていたのが
「どう伝えたかじゃない、どう伝わったかだ」
ということです。


これを伝えたら理解してくれるはずだ
うまく伝えたらわかってくれるはずだ
というのは全部自分をフィルターにしてる考え方なのですね。


でもいつ、どんな容姿の自分が、どういう声の大きさで、どのような話し方をするのかで、相手の受け取り方は全て変わってくると思いませんか?


その考え方が、相手がどう見えるか伝わるかを考えた発信で、同じことを伝えるでも結果が大きく変わってくるのがお分かりでしょうか?



悪気があるないなんて、ビジネスでは自己弁護にすぎなかったり、敗者のいいわけ、慰めにしかなりません。     


ということは足りてないのは、一生懸命かどうかとかではなく、
「見られる意識」
なんじゃないかと思います。     


容姿だけではなく、常に言動や言葉に対して見せ方見られ方を上げるという意識が大事じゃないでしょうか。



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