見出し画像

今日から明日へ

だいぶと日が長くなってきた。

ついこないだまで夕方を越えるとあっという間に日が沈んでいたが、明るい時間の方が増えてきた感じがする。

一般的に12月の冬至が1番日の光が短いと言われ、そこから徐々に日の光が長くなり、春分の日には昼と夜の時間が一緒になるそうだ。

ちなみに昼の時間が1番長い日は「夏至」の日。

言わずもがなですね💦

そして、春分は3月20日。

調べてみるとその日は太陽が赤道上にあるらしく、地球のどこにいても昼と夜の時間が一緒なんですって。

そう考えると春分の日って凄いですね。

ある意味「奇跡の日」と言っても過言じゃないのかもしれない。

ちと言い過ぎか。

春分が近付いているとはいえ外はまだまだ寒い。

だが、外を歩いていると太陽の光がだいぶときもち良く感じるようになってきた。

陽差しが柔らかく、暖気を徐々に帯びてきている。

そして日の光を浴びて体が喜んでいる気がする。

光合成か。

違いますね。

何にせよ、日の光って人間にとって大切なんでしょうね。

冬の間、太陽の光は短くそして弱く、さらに外は寒く外出も億劫になる時期なので、人間の本能的に明るい時間が増えてくると日の光を求めて外に出たくなるのではなかろうか。

明るい時間が増えてくると妙に外に出たくなりません?

そこに春の暖かさが加わってくれば、いよいよ行楽のシーズンというわけだ。

活動の季節がくるわけなんですよ。

春はもうすぐそこだ。

啓蟄を越えて陽差しの衣替えが進もうとしている中、その気配を木漏れ日の影で感じる今日この頃。

自然と愛車(チャリンコ)にまたがり、サイクリングに行きたくなる。

頬に触れる風はまだ冷たいが、太陽が精一杯に背伸びをして陽差しを届けている。

厚着が必要そうで、必要ないという絶妙な匙加減の季候はサイクリングには持ってこいだ。

乗ってこいでいれば温かくなる。

そして頭も冴えてくる。

やはりチャリンコは素晴らしい。

チャリンコで思い出した。

そういえば今年も4月から火野正平さんのチャリンコ旅(心旅)が始まるそうだ。

視聴者の思い出の風景を綴った手紙に従い、目的地を巡る旅。

火野さんも今年で七十五歳。

さすがに登り坂などをチャリンコで上っていくのがキツくなってこられたのであろう。

走るコースもそこまで急勾配の道は少なくなってきたが、やはりチャリンコにまたがり全国各地を走っていく姿は憧れてしまう。

末永くご活躍をされてほしい。

さて、自分も長くなってきた陽差しに導かれ京都市内をサイクリング。

桜の季節はまだ早いがそれなりに春の兆しを感じるような頃だ。

多くの観光客に、この時期ならではの卒業生達の集団。

春からの新生活、それまでの自由時間をしっかりと楽しまれてほしい。

そして二条城の前を走ったので、春とは全く関係ないが二条城門前でパシャリ。


二条城門前にて



二条城門前にて パート2


二条城と空

参加したことはないが二条城では「桜祭り」という催しを開催しているそうだ。

期間は今日から4月7日だったっけ。

各名所では春のライトアップイベントなど今時分ならではの催しが。

春ですね~。

まだ寒いとはいえ午後になればそれなりに暖かくなる。

市内から少し外れて嵯峨嵐山方面まで足を伸ばせば、風光明媚な景色が広がる。

この街と自然が溶け込んだ感じが京都の好きな所でもある。

そして嵐山方面までチャリンコにまたがりサイクリングを楽しんでいると豊かな田園風景や、山々の景色が。

この辺の景色は故郷のことを思い出してしまうような素敵な日本の「原風景」なわけであって、季節の良い時に走っていると最高の気分転換になる。


こんな感じの風景です

えぇ。

気持ち良いんです。

風を横目にチャリンコで走るというのは。

もう少し先の本格的な春が待ち遠しい。

その風景を走っていると、不思議と在りし日のことが思い浮かぶ。

故郷に似たような風景であり、日本の古里的な景色がノスタルジックな気持ちにさせるのだろう。

田植えや、川遊び、釣りに花火。

スイカ割りなんてのもやったっけ。

あまり泳ぎは得意でないから川や海で泳いだりはしなかったが。

そんなことを思い返す。

たまには在りし日のことを感じるのも良いもんだ。

柔らかな陽差しと心地良い疲労感がそれを演出してくれる。

その時には自分のフィーリング的に、温かい生の楽器の音色が頭に浮かぶ。

少しノスタルジックな香りのする音色。

アコースティック・ギターにハーモニカの音色なんてのはいかがだろうか。

日本の原風景を思わせるフォーキーな香りのする演奏なんてのは。

楽器の音色に身を任せて、風景と自らの気分に今までのことを、そしてこれからの歳月を思い浮かべてみるのも良いかもしれない。

やはり色々なことを考えさせてくれるこの街が好きだ。

もうじき春が訪れる。

また駆け出ていこうではないか。

吉田拓郎さんの「今日までそして明日から」。

まさしくそんな原風景と気分にピッタリの名曲なんて思ったり。

好きな曲です。

ライブ版も添えつけてみました。

よろしければご視聴下さい。


この記事が参加している募集

私のプレイリスト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?