ショウタ

40代の会社員。趣味で音楽鑑賞(ロック・ブル―ス中心)、読書(少々です)、アコースティ…

ショウタ

40代の会社員。趣味で音楽鑑賞(ロック・ブル―ス中心)、読書(少々です)、アコースティックギターを少しばかり嗜んでます。noteでは好きな音楽の事を中心に、日常の事や詩などを綴っていきたいです。

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暑い

暑い。 ひたすら暑い。 暑いをオシャレに言い換えれるような語彙力が無い自分がはがゆい。 そんな語彙力があればこの暑さもきっと楽しいものになるんだろう。 違うか。 それはそうとして、久方ぶりにnoteを書いている。 いささか暑さ嫌いによる「なんちゃってな意欲低下」と、ちょいと文章を書く事に気負っていた面が自分の中で感じられ、しばらく遠ざかっていた。 焦らず・気負わず・深く省みず。 物事を持続する上での一つの肝要な心の持ち方でもあるか。 そんな事を書きながら考え

    • 【#春とギター】 歌詞で参加させて頂きます

      駆け込みで参加させて頂きます。 どうぞ宜しくお願いします。 多くの素敵な作品の中で、ご一緒させていただくのはとても緊張しますが…。 どうか暖かい目で見てやって下さい。 歌詞のタイトルは「暮春の香り」 暮れ行く春を感じ歌詞にしてみました。 宜しくお願い致します。 春よ 今より彼方へ 君に重ねた ひとときの花の香り 夢の継ぎ目で  一人 途方に暮れる 春よ 遠き彼方に 君に預けた うたたかな陽の明かり 宵の狭間で 唯々 途方に暮れる 春よ 今も暖かなままで 記憶

      • 【詩】 山と空

        山が明るい   満ちた悲しみ      すくい上げ 空が青い   生きた喜び     投げ出して 雲がゆるりと動いてく 影が山を確かめる 山が息をのむ   空の青さを      受け止めて 空が飛んでいる    山の明るさを       楽しみたくて 雲がのろりと動いてく 遠き都を確かめる 目が影をとらえてく 山の緑に佇む 「大」の字は今日も一休み

        • 【詩】 Bluesが鳴る

          スピーカーから聞こえる不思議な音 不純物に満ちた 混じりけのない音 やたらと心がざわつく音 音と自分の間を取り持つ空間は 僅かに揺れ動くかのように 黙っていた 吹きかけた吐息が ガラスを曇らせる 呼吸をするその一息が ブルース・マンの神話と共鳴する 「やぁ、お前さん何を聴いてんだい?」 愛を語っているようで 愛を求めていない 自らの正体を打ち明けるが 白昼堂々と寝返りを打つ 傲岸不遜でいるが 唯我独尊とは対極的にして 釈迦の説法の如く鳴り響く ギターの深

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        記事

          【詩】 名

          血の通った名前にして下さい 血が通っているのであれば偽名でも構いません 繰り返される日常 呼び戻される感情 名前の形をした 日夜繰り返される  形の無い無常 表情のない我が視線 とらえた形に囚われて 独り「型」に思考をはめる 名をつけられた全ての事柄 そして物質・事象たち あの自然も あの雨も あの道も あの建物も あの自動車も あの人も 不思議と世の中はイメージで出来ている 名は体を表す その名前の通りな過ごし方で 日夜サンプリングを繰り返す 心の通った名前

          【詩】 名

          【詩】 穀雨

          雨が降る 厳かに 気配を滲ませるように… しとしとと降り続ける雨は 深く渓谷を描写する 新緑は静かにさざめき ザワザワと色めき立つ 菜種梅雨の治癒 水墨画の世界 一滴の露が 草木の涙を誘い 乾いた大地を潤していく 古き因習を断ち切るかのような 自然のモダン・アートの中で 人々は遠くを見つめ 静々と歩いて行く 雨が降る 唯々厳かに…

          【詩】 穀雨

          【詩】 真夜中

          真夜中をくすぐる思考の端くれ達  泡のように浮かんでは消えて 泡のように浮かんでは消えて… 音も無くはじけては 深まる夜に合わせて その強度は増していく 泡沫の時を楽しむかのように 間断なく立ち上る気泡 音を立てては消えていき 再び浮き上がる 時間を経て発酵された シードルの甘美な果実味のように 豊満で脆弱な魔力が 意識の隙間をくまなく波立てる 自我に対して無遠慮な思考に 抗うことなどできず なすがままに薄明るい深海を彷徨う 相反するハズのない自己との会

          【詩】 真夜中

          【詩】 Bluesのように

          見知らぬ土地の雑踏 ほんやりと浮かぶ街灯達 見知らぬ花の香り 見知らぬ人が流れた髪に手をやり 季節を婉然とつま弾いた サクラはとうに散ることを止めて 宵の時を静々と迎えていた 月は明るく 注意深く   その時を迎える 急いでいたはずの光の出口から 聞こえてくる… 闇夜に囁く銀飾の不可思議な音色 存在を主張し得ない強さをはらみ 異国の情緒を体に組み込んでいく… エキゾチックな曲線を描く音の構成 私はどうやら迷い込んだらしい 見知らぬ蕾を咲かせた意

          【詩】 Bluesのように

          【詩】 友

          窓を開けると 緑が凪いでいた 鳥達が鳴いていた 穏やかな日差しが”今”を明瞭化していた 体内の流れが変わっていた 季節が進んでいたのだ 扉を開けると薄い雲が空を可視化していた 広く水平に遠慮がちに まだ樹の下には影は存在していなかった 川辺には葦牙が生えていた 過去と現在をつなぐようにして 魚が勢いよく水面を跳ねる 幼き釣り人は何を思うのか 流麗に糸を引く川の流れに沿って 釣り糸は浅く そして深く存在を確かめにいく まるで親切に記憶を揺り動かすかのように…

          【詩】 友

          【詩】 風

          いつからだろう 静けさを受け入れ始めたのは 街と人々が混ざり合い 乾いた空気が支配していたあの頃 何も為す術なく  ひたすら歩いてきた どれ程歩いてきたか 歳月に不自然なほど語りかけ 幾重の道を歩んできた やがて清明の時を迎え 世界の鼓動は賑やかで隆起していた 様々な色彩 様々な模様 美に対して かくも浮世は誠実であることか だのに 独りでいる静謐さこそが私の全て どれだけの時間を 祈ることに費やしてきたのか…… 独り歩く 気付く 綺麗に咲き誇るハ

          【詩】 風

          【詩】 ため息 

          目が覚める 澄んだ朝の微笑 深く深呼吸したその姿に 見慣れたはずの顔を思い出す。 その記憶は何処からくるものなのか 微睡み続ける頭では 分からない 到底行き着く事は不可能だ その微笑のみが刻まれた 浅い花の香りがする ツツジの花が慈悲深く 昨日の残光に包まれる 花達の色はキレイだ そのように 昨日の欠片が記憶に訴えかける 何もないわけではない 有り過ぎた日常にとらわれている 自我に目覚めた気配が訴える この朝靄はどこからくるのか 眩しい笑

          【詩】 ため息 

          【詩】 概念

          春が過ぎていく 眩い太陽  鮮やかな色彩  ほのかな香り  全てが流れていく 目に見える事・もの 全ては存在している 言い換えれば 思い出しているという事でもある 存在が不確かなゆえに 血の通った鼓動に耳を塞いでいた あの雨音 あの音楽 あのリズム… 気付かないだけだった 春は忘れようとしている 何もなかった事を 全ては何もなかった それすらも忘れようとしている 四季が移ろうように ここにいることさえも 春は言葉にできないでいた そう… あるようでないという事実

          【詩】 概念

          ハイウェイ         

          あのハイウェイ。 あそこに上ろう。 ボヤボヤしてちゃいけない。 のんびりしてるとチャンスを逃しちまう。 そう、急いで上らないと。 俺には時がないんだよ。 そして金もないんだ。 ああ、だけど何も心配なんかしちゃいない。 そう、何もかも心配いらない。 俺はまた「俺」になれるんだ。 あのハイウェイの先には全てが詰まっている。 この暗闇が明けるまでに、突っ走るんだ。 なに、すぐに目的地には着くさ。 だから月がてっぺんに見えている間に、こっから出ていくんだ。

          ハイウェイ         

          十字路

          俺は一体何を跪こうとしてんだい? そこに行って必死になって何かを祈ってりゃ、誰かがそれ見て救いの手を差し伸べてくれる……。 懇願するかのように御慈悲を神様にお願いすりゃあ、きっと助けてくれるもんさ。 まあ… 世の中そんなに甘くはないね。 誰も俺のことなんか気付きはしねぇさ。 気付かないふりをしているだけなのか? いやいや、元々視界にさえ入っていないわけか。 気付かない事を、そもそも気付いてないだけかもね 通りでみんな通り過ぎていってしまうわけだ。 人が必死

          FKJ

          ・ウユニ塩湖 ひょっとすると誰もがテレビなどで一度は見たことがあるかもしれない、ウユニ塩湖。 ボリビアの南西部にあるアンデス山脈に位置する世界最大の塩原。 標高は3,600mの位置にあるそうだ。 「天国に最も近い場所」 見渡す限り広大で平坦な世界。 もともと海だった場所が干上がり、塩湖になった場所である。 面積は東京都の約5倍(!)の大きさとして有名な塩湖だ。 湖内の高低差はわずか50cmしかなく、これが雨季(12月~3月頃)になると塩湖に水がたまり、鏡面のよ

          異邦人

          千年の都、「京都」。 桓武天皇が都を遷都したのが794年。 以来幾多の出来事が京の都を舞台に繰り広げられてきた。 その1つ1つの出来事達が、都の時間の流れの中で色濃く足跡を残している。 有形にも。 無形にも。 深い歴史と共に熟された独自の空気を纏った都には、世界中から多くの人々が訪れる。 その歴史や文化、寺社仏閣や建造物に祭事、美食やおもてなしなど、訪れた人々は古都の魅力に魅了される。 ひとえに一朝一夕では、到底辿り着くことない街としての一種の「境地」。 四季