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木のスプーン作り |イベントレポート

2024年2月3日(土)晴のち雨
開催場所:自然観察センター
参加人数:2人

内容

フレッシュな生の木で生活の道具を作るグリーンウッドワーク。ナイフなどの手道具を使うから素材と五感で触れ合える、そして機械を使わないから自然の中でもできる、心も体も森に近づくことができる木工としてにわかに注目されています。

本日の素材はこちらのリョウブという木。先月、地元柏陵高校の皆さんの体験学習の際に伐った木です。これをスプーンに生まれ変わらせ、末永く愛でていただこうという目論見です(^^)/
「柏陵高校アカマツ林保全活動」の様子はこちら

美しくてしっとりしたリョウブの木

森の近くで…が理想なのですが、本日は気温も低く雨も降りそう、ということでぬくぬく室内でやりましょう。無理はいかん。楽しくね。

自然観察センターの一角で

丸太から切り出して、斧でカツカツ削り出していきましょう。

はじめての斧❤
まだまだこのくらいのカタマリ

斧作業でスプーンらしい形になってきたら、ナイフで仕上げていきます。

型をとり直して…
「胸当て引き削り」など この日は6種類のナイフワークで仕上げます

ちょっと難しいのは、さじのくぼみを削るフックナイフ。斧もそうですがフックナイフも初めて使う方ばかりです。なるだけわかりやすいように講師もがんばります。

手首でほら、こう…くるっと いいかんじに…あれして…こんなで…

素敵なスプーンができました!講師もほっと一安心です。出来上がったスプーン以上に、削りながらのおしゃべりも楽しいし、削り心地は気持ちいいし、グリーンウッドワークの時間は最高です。

でけた❤

高校生の体験学習に役立ったリョウブが、さらに素敵なスプーンと素敵な時間に生まれ変わりました。いやーこういうの嬉しいです。ありがとうリョウブ❤

そしてもうひとつ。講師を務めました筆者の子の高校受験に、木彫りのサクランボで合格祈願しました。サクラミノル。ありがとうリョウブ❤

右:私立合格 左:公立合格

写真・文:ABURAYAMA FUKUOKA 自然観察センター 小川


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牛や羊などの動物とのふれあいの他ショップやアクテビティが盛りだくさん牧場エリアと、油山のワイルドな自然を感じられる市民の森エリアの両方の魅力を味わうことができる施設です。
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