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IVF1回目の失敗に学び、2回目までにやったこと。(すごい効果が出た)

1回目の結果報告がこちらで、

2回目の結果報告がこちらでした。

結果、卵の質が倍以上向上したことが見受けられるわけですが、
今日は私が1回目から2回目にかけて、心がけたこと、そして一般的には1回目と2回目の成功率がどう違うのか、ということをテーマにしていきます。

ここでサクッと自己紹介。
私は44歳、ニューヨーク在住で妊活を去年から始めました。あつこと言います。体外受精を3回トライして、今は卵の質を向上させるために日々努力中です。今までの体験だったり知識をシェアしてみんなで頑張ろう!ということで妊活攻略法を発信しています。

2回目の方がなんと、倍以上の結果が出た!!

簡単に数字だけ並べるとこんな感じ。

卵胞の数1回目15→2回目も15
卵採取 前回採れた卵の数6→今回採れた数なんと11
受精卵 前回3個→今回8個
胚盤胞 前回ゼロ→今回2個

なぜか?!!

  • これは自然と2回目のほうが成功確率が高いのでしょうか?

  • 薬に慣れた、ということも影響するのかな?

  • 薬の投与された内容は一つだけ違かったけれど、あれが効いたのか?

私の思うところ、1回目を体験後2回目の成功率を上げるために心がけていることが大きく影響していると信じています。

一般的にはどうなのか?

IVFの回数によって平均的な成功率はどう変化するのでしょうか?

IVF 1〜3回目の成功率の差 棒グラフ

一番左のベージュ色をした棒は、IVF1回目のトライの確率です。
そして、2本目の赤色はIVF2回目のトライの確率。
3本目のグレーはIVF3回目のトライの確率。

これを見てもわかるように、一般的に回を重ねるごとに成功率は増して行っています。

IVF 1〜3回目の成功率の差 グラフ

こちらの図では、上の棒グラフが数値になったものです。
44歳でみると、最初の確率は2%、2、3回目は5%になっています。
つまり倍以上。
私の結果に類似しているんですよね。
ちなみに、6回目ぐらいの挑戦まで、成功率は向上しているというデータがあるようです。

体験して思ったことは、金銭的なダメージも、大きいし、体の負担も、メンタルでもすごく負担になる。だからこそ、1回目のような失敗をするもんか!と、絶対にみんなそれぞれの”改善方法”を駆使しているはず。

もちろん医者側の薬の処方が調節されたり、ということもあると思いますが、それに加えて大きく影響しているのは個人の心がけ、だと思います。

私はそもそもお酒とタバコはやらないのですが、例えば嗜み程度にお酒を飲んでいた人は、おそらく2回目はお酒をやめているでしょうね。


で、私が心がけたことはこちら。

1回目から2回目で私がやったことの大きな違いは、

  1. ストレス軽減

  2. 携帯電話を肩から掛けるのをやめた

  3. ストレッチを始めた

  4. 針に通った

  5. 懐メロを聴いてみた

  6. 幸せを感じた

  7. お菓子をやめた

1 ストレス軽減
1回目のIVFが失敗に終わりましたが、前回のIVF中、実はすごくストレスフルだったのです。 ストレスについての投稿もしたのはそのためです。

1回目のIVF中は、家のリモデル(リノベーション)をやっている終盤だったんですよね。旅行から帰ってきたその夜から業者さんの不備が見つかって、頭噴火。 他の専門家に意見をもらったり、以前の業者さん、新しい業者さんと交渉したり、みたいに日々会社にいきながら、業者さんとのやりとりをこなし、そして会社から帰ってきてから仕様書みたいなのを作ったり、その他調べ物をしたり〜で熟睡もできず、朝起きたら首肩がバキバキで起き上がるのも痛いぐらい。 時差ボケが治る間もなくアドレナリンが出まくって常に戦闘体制でした。

2回目のトライの際は、リノベーションが無事終わった後。片付けとか引っ越しとか諸々あったんだけど、戦いが終わった後の片付け、のようなものだったので、ストレスの大部分を取り除いた状態で挑みました。

2 携帯電話を肩から掛けるのをやめた
前回のIVFで、左の卵胞の数が右と比べて異常に少ないことが気になっていたのです。 で、電磁波が卵に影響するのか、と調べたところ、もちろん実際の人間の実験結果はないのだけど、マウス(ネズミ)を使った実験結果で、電磁波のすごい近くで過ごさせたマウスの細胞が消滅したとか。 

卵胞に入っている卵ってすごい微小な細胞なわけで、携帯電話が卵胞のすぐ近くにあるって恐怖!って思ったのです。
その当時ストラップで携帯電話を肩からたすき掛けっぽくかけていて、ちょうど電話が左の卵巣あたりに位置していたんです。

なので、細胞を無意識に殺してしまわないように携帯電話を肩からかけるのをやめた、というわけです。

これは、卵巣にできた卵胞の数だけみると、やっぱり左の方が少ないですね。1回目の5:10に対し、2回目は6:9でさほど変わらぬ数の差。
左右差っていうものがあるからこれはしょうがないのかもしれない。
でも少しだけだけど平均的になってました。

3 ストレッチを始めた
ストレスのため、毎朝起きると首、肩がガッチガチで。
正直ほぐさないとすごくその後の1日が辛かったんですよね。

体が硬い、っていうことは血流も滞っているということだから、無理に運動するよりも、とりあえずほぐしてストレス対策としても自制心を取り戻そう、と思ったわけです。

ほぼ毎朝ストレッチをしてから1日を過ごしました。
メディテーションは得意じゃないんだけれど、呼吸に意識をして自分ではメディテーション風に、意識的にリラックスを心がけました。 効果は即効性が自覚できていたけど、卵の質向上にどこまで即効性があったのかな?

4 針に通った
妊活をしている人で、成功した方からよく聞くのは針治療。
というわけで結構お値段するんですが、1週間に一回始めました。
実際にどう効果があるのかは不明だったんですが、針に通っている時だけは無理やり自分を休めることを意識しました。

これは続けないと効果はないよ、って言われていたので、どこまで効いているかわからないけれど、今後の向上にも期待です。

5 懐メロを聞いてみた
以前どこかで聴いた研究で、おそらくダイゴさんがどこかのチャンネルで紹介していたものだと思うのですが、中、高齢者の方を対象行った実験です。 他になんの条件も変えずに、若かりし頃の友達と、若かりし頃に流行っていたものを身につけて、若かりし頃にいたような疑似体験を作り出したところ、その当時の身体能力に戻った、というものがありました。

なので、私も少し若返った疑似体験を脳みそに埋め込もう、と思って高校生の頃に流行っていた感じの懐メロを聴きながら引越しの作業や、ペンキ塗りやらをしてみました。どうだったんでしょうね?これ、効いたのかな?

6 幸せを感じた
色々あるけどさ、やっぱり日々の幸せを感じることが大事だし、幸せホルモンで体の中を充満しておこうと心がけ、日々の幸せを噛み締めました。

特に覚えているのは、誕生日は3月だったんですけれど、遅れたバースデーにということで、友達がディナーに呼んでくれたんですよね。
2回目のIVFの祈願に!ということで卵の質向上にいいご飯を色々リサーチしてくれて、作ってくれてすごく感動しました。 あ〜幸せだなあ、どんな結果になっても私幸せだな〜って幸せを味わいました。

7 お菓子をやめた
イライラするとすぐに何か食べちゃう人なんですけれども、それに加えてオフィスにお菓子が大量にあるんです。お菓子の棚があって、グミとかオレオとか普通にいつでもアクセスできる環境にいるんですよね。特にお腹が空いていなくても食べてしまっていたんですが、やめました。でもこれは1回目のIVFの時もやめていたかなあ?さらにやめよう、って心がけていたと思いますが。 これをやめてからは、ほぼすぐに疲れにくくなったのは実感できています。


まとめ

一般的に1回目よりも2回目のIVFの結果の方が優れているのは、おそらく私と同じように、いろんな負担、ダメージが大きすぎるから、1回目はなんとなくIVFに望んでしまった人が、実はやばいと気づき、2回目はなんとかチャンスを高めなければ!と言って行った個人の行動が優れた結果を出しているのだと思います。

実に私もその場で思いつく改善法を行って、1回目から2回目で倍以上の結果というのを出しています。
全てのことが実際にどのぐらいの即効性で効いているのか不明ですが、体が変わりだすのって、実は90日以上かかると言われています。

1回目から2回目への変化は、2か月の間隔なので、変化が十分に出るほどのものではありませんが、それでもある程度上向きに変化をしたようです。即効性のあるものと、即効性のないものがあったとは思いますが、思いつく限り、体と心にいいことをするのって大事だなあ〜と実感しました。後継続って大事だな。と。

現在、さらに学びを深め、さらに卵が向上できるとしか思えないことを行動し続けているので、今後が楽しみです、笑。

皆さんはどんな心がけをしていますか?

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