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娘の奮闘、母の懺悔。

お久しぶりです。
だいぶ寒くなってきましたね!
皆様おげんきでしょうか?

今日は、
ただただ娘の奮闘を残しておきたくて…
noteを綴っております。


3歳半になる娘は、健康そのもので、元気いっぱいだし意思疎通もばっちり。
でも、ひとつだけ3歳児検診のときに引っ掛かったところがありました。

それは、「歯」。

歯が、かなり出っ歯になっているということでした。

娘は0歳のころから指しゃぶりを始めました。

当初、『うちの子はやめさせてる』というママ友もいたのですが、
私は「生理欲求を満たしているのだし、うちの子は活発だからきっとそのうちやめるだろう。本人の気のすむまでやらせてあげよう。」
というスタンスでした。

そしてずっとそのスタンスのまま、2歳をむかえ、3歳をむかえ…

明らかに、少しずつ歯並びが変わってきているのに気づいていました。

最初は上の歯が下の歯にかぶさる程度だったのが、
段々上の歯と下の歯の間がくっつかないようになってきて、
今では、もう下の歯の真ん中がへこむようにまでなってしまったのです。

「指しゃぶりは、安心のためにやっていることだから焦らないで」といっていたかかりつけの歯科でも、
少しずつやめられるといいと言われるようになりました。

上の前歯が次第に上向きになってきているのを見たとき、
「これはもう、今やめていこう」と思いました。


ただでさえ娘の心のよりどころがひとつなくなることだから、苦いマニキュアや指サックのようなグッズで無理やりやめさせることはしたくない。

「ちゅっちゅの代わりにママと手をつなごうか」「抱っこしようか」などと声をかけたり、
指しゃぶりの爪に可愛いマニキュアを塗ってみたりしました。

一番効いたのはマニキュアで、キラキラした爪を眺めてそれなりにすんなり眠ってくれました。

ただ、その晩遅くから夜泣きのようなものが始まり…。
辛そうな声で泣いているのです。
抱きしめようとしても手を払われてしまいましたが、「ごめんね、ママ〇〇のこと大好きだよ」と繰り返し声をかけているうちに眠ってくれました。


昨夜が二晩目。
マニキュアがすぐはがれてしまうので、ディズニープリンセスの絆創膏を指に貼る作戦に変更しました。
すこし時間がかかったものの、そこまで「チュパチュパしたい」とは言わずに眠れました。

やはり夜中に夜泣きはありました。


そして今日が三晩目。

とうとう娘のフラストレーションが爆発しました。

泣いて、
暴れて、
ぐずって、
一人になって考えて、
戻ってきてはまた泣いていました。

「チュパチュパしたい」と言われる度、
涙をこぼす姿を見る度、
それでも指を隠そうとするのを目にする度、

『もういいじゃん。させてあげようよ。
 こんなの、ただの親のエゴじゃん。』
『ごめんね、させてあげなくてごめん』
という声で頭がいっぱいになりました。

こんなにも早く歯並びに変化が起きなければ、おそらく気にせず自然にやめるまで続けさせていたと思います。

でも娘にはそんなことは分からない。
ただいつものようにチュパチュパしたい。
安心したい。
それだけなのに…!
そう思っていたはずです。

泣いて泣いて、
いつもの就寝時間を大幅に超えてようやく、
電池がきれたように眠りました。


たかが歯。
しかもまだ乳歯。
永久歯が生えてからでもいいのでは?
幼稚園に進級するまで待ってもいいのでは?

でも、歯は一生ものだ。

あの先生はこう言っている。
このブログにはこう書いている。
同僚からはこんな体験談を聞いている。

もう正直、どれが正解かなんてわかりません。
もしかしたらこのまま続けていたら取り返しがつかないほど歯並びが崩れるかもしれないし、
そうならないかもしれない。

たった一つ指標になるのは、
毎日実際に私が歯磨きをしながら観察している娘の歯の動き具合。

それが明らかに、加速度的に変形しているのを目の当たりにしている。
もう口を閉じるとき、前歯が下唇に引っ掛かるようになり始めている。

親のエゴなのは百も承知で、
ただただ娘を抱きしめ、背中をさすり、寄り添うことしかできない。


でも、それだけはできるから。
気もちに寄り添って、たくさん会話して、褒めて、楽しみを作って
娘の奮闘とフラストレーションに向き合いたいと思います。



久しぶりのnoteがなんだか暗くてごめんなさい。
でも多分、あと数日で抜けられると思うんです。
だからこそ今の娘を残しておきたくて、書きました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

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