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知識探求1『完全自殺マニュアル』

完全自殺マニュアル   著:鶴見 済 様

この作者は自殺を推奨と言うより、自殺志願者に対してこういう死に方があるよというような紹介方法をとっている。幾つかの事例も書かれており読者に合った死に方を見つける事が出来るが私は参考にする予定は無い。

ここに載っている人の死に方は様々で、遺書で哲学を語る者、怖くて自殺できなかったが虐めが悪化して自殺した者、幼く死ぬ事で楽になることを知った者(この方は生きている模様)、お馬で人生アウトという迷言を残した者など。
皆自分自身で選んだ結末であり、美しく思えた
他の人を巻き添えにするのはあまり好まないが。

たった1ページの数行に詰まった人の死に様と言うのは呆気なく思えるが、本人から自殺に至るまで経緯を聞けば何日も何週間も何ヶ月も聞ける話だったのかも知れないと思うと、とても悔しい。
まぁ、こう思われても本人達には何の救いにもならないであろう。

最後まで読んで精神的な不調は無い、寧ろ途中の「爆発に気をつけろ!」と「心臓を狙え!」という所でメイドインワリオみたいな言い回しだなあと思い笑っていた程だ。
別の不調として、この本を今季やっているプリキュアを観ながら読んでいたため、温度差で風邪を引いた位だろう。

以上、感想終了。
読んでくれて有難う御座いました。

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