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私の人生はただのサンプル。

ってことを最近思っている。

うまくいったことで、再現性のあることは可能な限りシェアしてみたいよなぁと思うのだが、今のところ、まだ、人の役に立てそうなことが出てこないのが悩ましい。

その代わりにできることってなんだろな、と思い、noteでは、次のことを意識して書いてみている。

  1. 日々のなんてことない出来事を感情面にフォーカスして綴る

  2. そこから俯瞰して眺め、他の出来事との共通点を発見したら、その気づきを書く

  3. 自分の理想や望む社会に繋げて締める

いつもそうできているわけではないが、可能な限り、この型で書こうとしている。
私が今持っているもので、なるべく毎日書こうとすると、このパターンしかないのだ。
超ささいな出来事が意外な気づきとなり、うまく言語化できたかな、というときは、自分の記事の中ではよく読んでいただけているように思う。

先日辞めた結婚相談所のセールスの仕事。
大して役に立てないままだったのが心苦しいが、たった一つだけ、自分にGJと思えたことがある。

仕事にとても情熱的な女性のリーダーの1人が、
「セールスで働くみなさんの面談動画を見て、改善点などフィードバックするので、どんどん依頼してください」という通達を出していたのだが、1ヶ月以上、誰も依頼していなかった。

それどころか、「全員の前でフィードバックを受けるのは嫌だ」という声もあり、この通達自体が物議を醸していた。社長まで出てきて、「みなさん、どうか気負わずに、会社全体を良くすることだと思って…」というような、コメントを出していた。

100名ほどのワーカーがみているSlackで、ダメ出しを晒されることに普通は抵抗あるよな、と思ったが、私はこの点においては羞恥心が0のようで、デビュー早々、グダグダの面談動画をフィードバックしていただけるよう依頼してみた。

誰も、私にもらったフィードバックなんて読まないだろうし、読まれたとて、「ダメな例としての良いサンプル」になれるなら嬉しいと思った。

自分のヤバさを晒して、みんなに安心してもらいたいというサービス精神が根底にあるかなぁと思う。
noteでも、どこかそうあろうとしている。

その後、フィードバック依頼が続くようになり、降り積もる最初の雪の一粒になれたみたいで、勝手に、光栄に思った。

大切な、自分だけの人生。
何もかも晒していこうと思っているわけではないが、出せるものは正直に、オープンに綴っていくことは、しばらくやめられそうもない。

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