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『手帳や文具が好きな人』を好きな理由がやっとわかった。

今日、やっとわかった。好きな理由が。
あぁスッキリした。

「『手帳や文具が好きな人』を好きなのはなぜ」みたいなタイトルの下書きがあったはず…と探してみたら、
2022年11月12日にタイトルだけ作成していた。
ちょうど1年前じゃない…

迷走系の下書きばかり。日記のようで消せないでいる。

(こういう偶然ってたまにある。
久しぶりにきなこを使おうと、賞味期限だいじょうぶか?と見たら、ちょうど今日までだった、とか)

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私は、中学生の頃から、文具売り場でいろんなペンの試し書きするのが好きだった。
書き心地、字が上手く書けるかどうか、インクが滲まないか、すぐ乾くか、そんな検証に夢中になって、あっという間に時間が経っていた。

中学生のときに流行ったミルキーペンや、ラメのペン。親に頼んで数本買ってもらった。
友達が全色揃えて筆入れをいっぱいにしている様子には、うっとり憧れた。

1人で街に買い物に行けるようになってからも、大丸藤井セントラル(札幌だけかしら)、ロフトやハンズ、丸善など、行けば長居していた。

表紙の可愛いノートや、シールなんかを見ているだけでもワクワクして、最終的に何も買わなくても、満たされた気持ちでお店を後にしていた。

25歳で札幌から上京し、次第に忙しい毎日を送るようになり、そのまま結婚、出産、そして33歳で奈良に来て、子育てで手一杯な毎日を過ごしているうちに、自分が文具売り場でときめく人種だったことをすっかり忘れていた。

noteを2年前から始めて、手帳や文具にこだわりを持つ方々の、それらを紹介している記事に出会うと釘づけになり、あぁ、そういえば私…と思い出したのだった。

そういう好きなものを自ら選び取り、それに囲まれて過ごす人を、心から好ましいと感じていた。
そして今日、その理由がわかったのだ。

1人の時間と、何よりも自分を大事にしているから

な、気がする。

好きなものって、洋服やバッグ、コスメとかもあるけれど、それらは身を飾るもので、私の場合は、1人の時間には、さほど重要視しないものだ。
すっぴんのボサボサ、ダサい服でOK。

だけど、手帳や文具は違う。

基本は、人に見せるためのものでなく、自分の世界の中で使うもの。それでもこだわりたいもの。

自分だけのために、妥協せずに選ぶ、使うって。
なんて、豊かなことなんだろう。
自分を大切にしている、ってことだ。

そして、それをすでに実行している人たちに、私は憧れているんだ。
私もそんな自分になりたいんだ。

ということに気づいた、ある秋の日だった。


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