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器と花の調和 2021.09.11

花が好き。


素人ながら、いつでも少しだけでも、生花を玄関に生けている。

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私の母は華道(草月流)の経験者だが、
ワタシ自身はまったくの素人。

いま思えば、
花の生け方をもっと母から習っておけばよかった(あ。おかげ様で母もまだ健在です☆)。



素直ではない娘の代名詞…のようだったワタシ。

ちょっと話が逸れるけれど。
我が娘をみていると、まるでワタシの子ども時代の様だ。。。
基本的に、
本当に、人の話を聞かないw。
初めてやることでやり方を知らないのに、
アドバイスをくれた人の話を聞かないw。
やれと言われた通りにやりたくないタイプ。自分でやってみないと納得がいかないというか。
そして、
片付けが下手。なんでも取っておきたいタイプ。←昔のワタシをみている気分。
ギリギリまでやらない。やれと言われてもやらない。←今のワタシもまだココじゃんw



母に対して素直でなかった娘、としてのワタシの課題は、
自分が母親になった今へ、こうして持ち越されるのだな。
すごいこと!!笑 。
学びの途上にある、ということ。カルマっちゅうやつですな。




…話は戻り。
それでも。
育ってきた環境なのか、
やはりワタシは花が好きで、
ほんの少しでも、いつも自宅に花がある。

それが当たり前の暮らしをしてきたのだが、
どうやらそれが世間の当たり前ではない??のかも、と気付いたのは、
比較的オトナになってからのこと。



そんなワタシが、最近たまに拝聴しているYouTubeチャンネル。
肩の力の抜けた感じで、生活に密着した生け花。
美しい手元と丁寧な暮らしが伝わってくる動画。
「庭や裏山にある野花を使った生け花」を投稿されているノバナさん。


先日の9月9日重陽の節句。
ワタシも自宅に菊の花も飾ったのだが、ノバナさんが投稿されていた動画(『スーパーで買った180円の菊で祝う重陽の節句』 https://youtu.be/xG9Z44cTH4E)へ、「生けるお花の茎の長さはどのように決めているのか」という主旨の質問を送ったところ、
回答をいただいた。その中に、ハッとする言葉が。

器と花が調和するように、器の直径や高さをヒントにしています。これは華道の各流派共通の考え方です。私の場合は「長くしたいから直径の2倍」「高さのある器だから、直径+高さ」などと気分で決めています(^^;イメージした長さを器と関連付けるために色々と探す時もあります。器からのヒントを頼りにすると、迷いなく手を動かせますよ。お試しを!

なるほど!
『器とお花たちの調和』を考えるのですね。。そこに法則性を持たせるということかー!!!なるほどです。。。

器の直径や高さ&お花の長さに関連を持たせることで、きっと、辺の長さの倍率が整って、スッキリ見える効果があるのかな。。恐らく、そういうことなのだろう。



ワタシはいつもガラスのコップに花を挿すことが多く。というのも、花器を集め始めると歯止めがきかなくなりそうでw。

それでも、器も表現の一環、ということはものすごくよく分かる。お気に入りの花器で生けると、少しのお花でもとても幸せ。

例えば、こんな。

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これからは、お花を生ける時に、
器の直径や高さと、お花の長さの関連を持たせる…ぜひ意識してみよう。



奥深い世界の入口。笑。 ちょっとだけ、その扉を開けたかも。。


…ま、これからも。ルールに縛られず、自由にお花を楽しみましょう。



今日もありがとうございます!

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