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「SNS」に私は何を求めてるのか?について改めて考えたって話

アイキャッチ画像は自作のテクノ曲「分散フェディバース」のラストのメッセージ。SNSの話のように見せかけて「自分を統一せずに分散していけばいいじゃないか、依存先もキャラクターもたくさんあっていい、ひとりのなかにはひとりしか存在してはいけないわけではないのだから……」という意味を込めたつもりだ。実際自分自身が自分でも把握できておらず、とっちらかって、つかみきれないままだ。私は私の中に何種類いるのか? 現在も未知数である。

Threads も使い始めてみた

Threadsのマイページ

https://www.threads.net/@achifujimura

私のアカウントはこちらだが、フォローいただいてもフォロバしないのであしからず。相互フォローしないのは Instagram と同じ運用で行きたいと思ったからだ。

どう使うかはまだ悩んでいる。
英語を勉強しているのと、日本以外の場所に自分の作品を届ける手段が欲しいと常々思っているので英語で投稿し、英語・その他日本語以外の言語の投稿を見たいと思っている。
Threadsはだれもフォローしなくてもガンガン投稿が流れてくるが、日本在住の私には日本のユーザーによる日本語の投稿が主に流れてくるので「まずはこれをどうにかせねば……」と、海外メディアのアカウントを中心にいくつかフォローしてみた。Artにも興味があるので、「museum」で検索して出てくる美術館公式アカウントの中から稼働しているものをフォローする。

その結果、画面にはそこそこ英語の投稿が並ぶようになってきた。
でもやっぱり今のところそれらを楽しむまでになっていない。なぜだ?

Blueskyにもいるよ

Blueskyのマイページ

こちらはアカウントをとるかどうかを保留にしていた。ちらちら話題を見ていたから興味はあったが、とにかく「招待をもらう」という行動ができない。「それを私にいただけますか?」これがどうにも言えない。だから「まあ、いずれ新規登録が開放されたら使ってみるかな?」と思っていたが、なんと私から全く言及していなかったのにも関わらず「Achiさんまだアカウント持ってなかったら、いかがですか?」と招待コードをくださる方が現れた。うれしかった。むちゃくちゃうれしい。新しいSNSを使ってみたいか、とか場への興味とか言うよりも「なんか、誘ってもらえてうれしい!」という気持ちが勝って早速お言葉に甘えていそいそと登録した。

Blueskyは楽しい

まず、招待くださった人をフォローする。その方がRepostした投稿の中から、知ってる人でここでもフォローしたいなって人をフォローしたり。自分でもなんか投稿してみようとpostする。すると知らない人からも反応がある。

Blueskyのユーザーは人のPostをどん欲に探している

招待をもらってまでまだ開発中の場所に来ようと思った人たちだからか、アカウントを作った後に休眠させずに積極的に見ようと思っている人たちだからか、本当に「ここにはどんな奴がいる? 誰が来た?」を知りたいと思ってる人が多いような印象がある。 私の投稿に引っかかってくれた人が気軽に反応してくれて、フォローしてくれる。私もフォローを返す。今はこの方法でフォロー数を増やしているが、なかなか楽しい。

日本語話者以外のユーザーとも気軽にやり取りできている。
私は魚や花が出てくるイラストを描いたり、鳥の写真を撮ったりしているが、それらに興味を持ってくれる海外在住の方が話しかけてくれる。
私としてはさんざんあちこちに貼ってきた自分のイラストであるが、新鮮な反応がもらえてとても楽しい。 Instagram でハッシュタグつけてイラストを投稿したときと同じような「今日は誰かが見てくれるかな」を期待できる。

みんな楽しくくだらないことを呟いているので(私もそうだし、そんなタイムラインがとても好きだ)私は宣伝には今のところ使ってないし、なにか活動を告知するようなことがあったとしてもきっと控えめにすると思う。極力くだらない、ほのぼのできるタイムラインにしていきたい。

Mastodonには 6サーバ8アカウントある

使い始めて早6年以上、現在メインで使っているのはおひとりさまの自鯖である。新しくないので言及するのも今更感があるが、何処よりも活用している場なので紹介する。

自鯖はフォローが増えすぎてもフォローしすぎてもお金がかかってしまうのでわりとタイトな運用をしている。フォロバできてないみなさんすいません。

作ってはいたもののそんなに稼働させてこなかったFedibirdのアカウントを広くフォローしたりされたり告知したりってことに使おうかな? と最近思ったのだけど、どうもうまくいってない。やっぱり自鯖に入り浸ってしまう。まあぼちぼち運用していきましょう。

Fedibirdのアカウント

「銀河丼」のアカウントとの使い分けができていないような気もする。

銀河丼のアカウントページ

銀河丼は積極的に動かしているアカウントの中ではフォローを承認制にしていない唯一のアカウントなのでお気軽にフォローしていただきたい。ただし、銀河丼の私のアカウントはLTL投稿で運用をしているので、銀河丼メンバーで無いと唐突に見える会話を投稿することがあるのでそこは注意。

Threadsにいまいちノレないことで気が付いた、「私がSNSに求めること」


Mastodon Jpに初めて登録した2017年の4月、私が「ここ面白いな!」と思った理由はローカルタイムライン(LTL)の存在だった。
LTLはおなじサーバに登録している人が公開設定で投稿したものがどんどん流れてくるタイムラインだ。知らない人もたくさんいる、というかほとんどがフォローしていない知らない人だ。連合タイムライン(FTL)に至ってはさらにたくさんの投稿が滝のように流れていく。

知らない人の知らない投稿が流れる、は同じ。だけど……


「Threads」でも知らない人の投稿がガンガン目に入る。誰かをフォローをしても、Instagram方式というか、フォローしたアカウントの最近の投稿をちらっと見せた後はフォローしてないアカウントの人気投稿や、アルゴリズムでチョイスされた投稿がバー―ッと表示されるようだ。Instagramよりさらに切れ目がわからない。

MastodonやMisskeyなどのActivityPubでFediverseに慣れている私にとっては「知らん人の投稿を眺める」ことなんて大したストレスじゃない、逆に楽しむ気持ちを持っているのだ……だからThreadsも私なりに楽しめる……と思ったのだけど、なんだかどうにも楽しめない。

私が混ざれてない……

知らない人の投稿が流れてくるのだから、当然私の投稿も知らない人に届くであろう。そう期待して投稿するのだが、まったくなんの手ごたえもない。
Instagramからの流れで私をフォローしてくれた知人たちが、そっと数人反応をくれるが、それ以外の新しい人に届いている感覚がない。

どうやら……この場に私の投稿は流れていないんだな……と気づくと、
(´・ω・`)
みたいな顔になっている。

FediverseやBlueskyには私も混ざって、「イエーイ見てる~!?」「よっ!」「おっ、イエーイ!!」みたいなことが出来ていたのだが、Threadsに今のところその感覚がない。今後はどうなっていくかわからないけど、まだわたしにはノレない感じが強いのだ。

結局、誰かに向けて発信したいんだな

この気持ちの動きを確認して知ったのは、「私は結局発信がしたいんだな。人の投稿を読むだけ、見るだけじゃ満足でなくて、どんな有益な情報を流す人や愉快な人がそこにいたとしても、ROMに徹するよりなんかしゃべってそれを誰かに聴いてほしいんだな」という事。

noteもいつもいろんな人が読んでくれてうれしいです。はじめましての人に届く仕組みと実感がある。
どうぞ気軽にスキを押してやってください。誰が押しても私が心の中で「イエーイ!!」って踊りますから。


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