藤村阿智 AchiFujimura

漫画、文章書き。イラストも。文具好き。中央経済社「経理情報」にて文具コラムを連載してい…

藤村阿智 AchiFujimura

漫画、文章書き。イラストも。文具好き。中央経済社「経理情報」にて文具コラムを連載していた。変な電卓コレクター。ドラえもん・藤子不二雄好き。すこし不思議な話を読んだり書いたり。四コマ、エッセイ漫画。webサイトhttp://www.blackstrawberry.net/

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  • 日記のようななにか

    日記のようで、嘘やホラも妄想も混ざっている、そんな読み物です。 2023年9月から開始。

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    コラム、エッセイなど文章中心のノート。

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    文房具の話題、文房具関連作品(漫画、アニメなど)のまとめ

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    マンガいろいろ描いています。マンガ作品まとめ。エッセイ、ファンタジー、文房具などなど。

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    コミックからキャラクター、キャラなし、魚などジャンルはさまざま!描きためた絵を公開していきます。

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日記のようななにか 2024/1/1~1/31

2023年の「日記のようななにか」のように毎日書いたわけではないけど、数日書いたのでまとめておく。 基本的にはその日の出来事や考えたことを書く「日記」に似ているが、積極的にうそや妄想を盛り込んでいくことで別の世界と繋げている。本当のことしかかかない日もある。だから「ようななにか」なのである。 2024年1月1日元日。 各所に新年のあいさつをする。 初詣をするつもりもなく、天気が良くて気持ちいいという理由で散歩をしていると、路地にある個人宅の塀の下部にひっそりと小さい赤い

    • ギリギリだけど告知!冬コミC103新刊は「ペンとノートのおきにいり。」

      年末は同人誌即売会に2日連続で参加予定!12月30日(土)大崎駅夢さん橋「おもしろ同人誌バザール」12時ごろ~17時ごろ 12月31日(日)東京ビッグサイト「コミックマーケット103」(https://www.comiket.co.jp/info-a/C103/C103Info.html) 東5【へ40b】 新刊は「ペンとノートのおきにいり。」A5サイズフルカラー30P 77冊目の同人誌です! 基本1ページ1商品お気に入りについて語ります。定番からこだわりまで。 既刊

      • 12月、毎日自分の作品から10作紹介する記事を書いている

        12月は毎日、自分の作品から10作紹介する記事を書いている。 単純に「こんな作品作りましたよ」というのではなく、もう少しジャンルを絞って「今日は私の活動ジャンルAの作品群から10作!」という方式で紹介している。 たとえば ◆掌編250作からオススメを10作 ◆100本以上のストリートビュー散歩記事から10本 ◆第76回まで公開中の文房具エッセイマンガから10本 ◆270記事ある本の感想ブログから10記事 ◆200本以上あるYouTube動画から10本 といった感じで。10

        • 新しい私のかたちうつしだす、認知の光あつめる鏡

          Achiですこんにちは。この文章を読みに来てくださってありがとうございます。 この記事はゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendar 2023 16日めの記事です。 15日目はYujin6さんの「ゆサDマイクラ鯖がこの先生きのこるには」 17日目はpanotさんの「会社のアイスがしょぼくなった、その後日談」です。 私は本当に私から見えている私であるのか?私がどういう姿をしているのか、私の持ち物、私を飾るもの、私にまとわりついたもの。それらについて、私は鏡を見て

        日記のようななにか 2024/1/1~1/31

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        記事

          広大なFediverseから飛び出たハトがヒトに会いに行く話。

          Achiと申します。おひとり様鯖「ハトの塒」メイン、Fedibird、mstdn.jp、銀河丼でも発言しています。ハトアイコンを使いハトにまつわる投稿が多いので、ハトアカウントとしてFediverseを飛び回っていますがほかにもハトアイコンアカウントがたくさんいらっしゃるので区別が難しくなってます。そんなとこもハトらしくて好き。 この記事はFediverse Advent Calendar 2023 第3会場の6日目の記事です。 前日・5日目の記事はあっきぃさんの記事です

          広大なFediverseから飛び出たハトがヒトに会いに行く話。

          友人との訣別と、先生との再会(後編)

          タイトル画像はデザインアプリ「Adobe Express」上で画像生成AIによって記事の見出し画像をつくる機能を使って作りました。 前後編に分けてしまったので、ぜひ前編もご覧ください。 今回の記事のもとのエピソードはこちら。 ほんの些細な後日譚 1日空いてしまったのは、前後編に分けたうえで改めて考えると「先生に再会した。以上」で大した話じゃないんじゃないか……という疑問がわいてしまったので。なので、大したドラマもないのだが「小学校を卒業してからも会ったことがあるよ」と

          友人との訣別と、先生との再会(後編)

          友人との訣別と、先生との再会(前編)

          昨日更新したnoteは私にとってつらい思い出だったが、ちゃんとまとめて書けたことと読んでいただけたことでだいぶすっきりした。 オチもなく愉快な話題でもなく、問題も解決しないモヤモヤした内容だがよかったら読んで欲しい。 この記事はその「続き」である。 あの日パンを拾ってくれた友人との訣別 私がとてもつらかったあの日、友人は廊下に散らばったカビたパンを拾い集めてくれた。 小学生の間の親友である。 田舎では奇跡的に家が1kmも離れておらず「一番家の近い同級生」だったこともあって

          友人との訣別と、先生との再会(前編)

          「笑え」といわれて泣きながら作った笑顔で撮られたあの日の写真はどうなったんでしょうね。

          その写真を撮影されている間、私はどういう感情でいたのだろうか。 それを思い出そうと思っても、どうしても思い出せないのだ。 「写真撮影をします。モデルはあなたです」 「今日は授業の予定を変更して、自習の時間にします。本を読んだり他の授業の復習などを各自でするように」 私が小学6年生のある日、教室に入ってきた担任の先生がそう言うと、クラスじゅうにワッと声が上がった。みんな勉強せずに遊ぶ気満々である。 自習と言われても、何をしたらいいか悩んでしまうタイプの私は少し固まってしま

          「笑え」といわれて泣きながら作った笑顔で撮られたあの日の写真はどうなったんでしょうね。

          日記のようななにか 2023/9/21~9/30

          「日記のようななにか」というシリーズを始めて1か月、とりあえず一区切り。またそのうち始めるかもしれない。基本的にはその日の出来事や考えたことを書く「日記」に似ているが、積極的にうそや妄想を盛り込んでいくことで別の世界と繋げている。本当のことしかかかない日もある。だから「ようななにか」なのである。 2023年9月21日 新しいYouTubeチャンネルを公開した。「やりましょうよ」と声をかけてから公開までなんだかんだで3か月かかってしまった。その間に日本はカーッと熱くなって、

          日記のようななにか 2023/9/21~9/30

          みんなで虫を探したよ

          カバー画像は虫のいない写真です。池に生えていたガマ! 記事の後半には虫の写真を見せるから苦手な人は無理に見ないでね。 2023年10月、虫を探しに行ってきた参加しているコミュニティにいらっしゃる人が募集していた虫の観察会。 夏に開催された時は「行きたいなあ、どうしようかなあ」とモジモジして参加しなかった。「次あったら、他に用事が無ければ参加しよう」と決めていたので、募集があった時は迷わなかった。ちょうど何も予定のない日だった!(おかげで10月は毎週末が予定で埋まったのだ)

          みんなで虫を探したよ

          日記のようななにか 2023/9/11~9/20

          「日記のようななにか」というシリーズを始めてみた。基本的にはその日の出来事や考えたことを書く「日記」に似ているが、積極的にうそや妄想を盛り込んでいくことで別の世界と繋げている。本当のことしかかかない日もある。だから「ようななにか」なのである。 2023年9月11日 旅から帰る日はお土産をえらぶ。街には旅人に選んでもらおうと土産物屋がずらっと並んでいる。 この土産物ストリートはどこまで続いているのだろうか。突き当りまで来てもまた曲がった先に土産物屋が続き、どこも個性的で良

          日記のようななにか 2023/9/11~9/20

          日記のようななにか 2023/9/1~9/10

          「日記のようななにか」というシリーズを始めてみた。基本的にはその日の出来事や考えたことを書く「日記」に似ているが、積極的にうそや妄想を盛り込んでいくことで別の世界と繋げている。本当のことしかかかない日もある。だから「ようななにか」なのである。 2023年9月1日 今日はどこにも行かなかった。一日中外に出かけることを考えながらインターネットを見て過ごした。この窓の景色は飽きないし、最後のひと葉も落ちることはない。永遠に見ていられそうだ。 9月1日は友人の誕生日が二つあり、

          日記のようななにか 2023/9/1~9/10

          「連れだってトイレに行く」こと、大事だったのかもなって今なら思う

          「連れション」はしない私は「友達と誘い合ってトイレに行く」タイプではなかった。 行きたいときに一人で勝手に行く。トイレに行くタイミングを判断できる子どもではなかったような記憶もある。よく授業中にトイレに行っていた。多分一般的には「そういうことにならないように、休み時間にトイレに行く」ようにするんだろうな。私にはそういう「あらかじめやっておく」という意識がことごとくかけていて、いまでも苦手なものの一つである。 「女ってなんで連れだってトイレに行くんだろうな」これは男性からの意

          「連れだってトイレに行く」こと、大事だったのかもなって今なら思う

          傷口にぬる、塩

          ひとすくい傷口にのせ溶ける塩、よかったわたしまだ涙出る もう何年も前にあいた傷口に塩を塗る行為を続けている。最初は傷口に気づいてすらいなかった私だが、いろいろなものがしみるようになってきてさすがに傷の大きさを知った。 傷は時間で癒されていく。 開いた当時は癒そうと躍起になっていて、怒りや悲しみをすべて塩の結晶にして遠ざけていた。 このごろ私は「傷をいやしたいが無くしたくない」と感じるようになっており、私が選んだ当たり障りのない塩を塗り込んで傷口がふさがらないようにして

          「SNS」に私は何を求めてるのか?について改めて考えたって話

          アイキャッチ画像は自作のテクノ曲「分散フェディバース」のラストのメッセージ。SNSの話のように見せかけて「自分を統一せずに分散していけばいいじゃないか、依存先もキャラクターもたくさんあっていい、ひとりのなかにはひとりしか存在してはいけないわけではないのだから……」という意味を込めたつもりだ。実際自分自身が自分でも把握できておらず、とっちらかって、つかみきれないままだ。私は私の中に何種類いるのか? 現在も未知数である。 Threads も使い始めてみたhttps://www.

          「SNS」に私は何を求めてるのか?について改めて考えたって話

          「私の、偏執的なまでの『日付』へのこだわりについて」考えていたら哲学の本を手に取り始めてしまった

          やらかしてしまった。5月31日の朝、WEBメディアの新着記事の告知を見て早速記事を読んだ。その時「新着なのか。今日の記事っていう事なのかな。あれ、記事の公開日が見当たらないな……」と私は無意識に公開日情報を探した。 直接編集長にリプライを送れたので、「記事の公開日の記載はないのですか」と尋ねたところ、「(理由があって)出さないようにしている」との回答だった。 私はそこでたぶん自分が強く思い込んでいた「メディアの記事・コンテンツには公開日の併記が必要である」ということとのギ

          「私の、偏執的なまでの『日付』へのこだわりについて」考えていたら哲学の本を手に取り始めてしまった