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【人生のほんの1日】20231013 ピアノレッスンday


※トップ写真は先日、京都の龍安寺にて特別展示されていた細川護熙さん筆「雲龍図」です。石庭とともに拝見できてとても素晴らしい体験でした。


【園芸店業務繁忙絶頂期でかなりお疲れの中でのピアノレッスン】

今日は、園芸店業務が最高潮に忙しい中、スタッフ病欠により、限界いっぱいの忙しさでした。

私も副代表とともに繁忙期出荷の前線に出動して必死の全集中作業で、凄まじい量の出荷業務をなんとかこなしました。いやいや本っ当にタイヘンでした😅

午後はいつものようにピアノレッスン。午前中の必死作業でほぼ燃え尽きた灰状態になっていましたが、気力振り絞って頑張りました。

疲れているとき、忙しいときも何かに頑張れるというのは、自己の成長のためにもとても大切なことと思います。


今日のピアノレッスン覚え書き

京都での同好会発表会も終わったので、今日は手がけ曲フルメニューに近い感じのレッスンでした。

【パスカル・ヒメノ 演奏会用リズムエチュード
1-1 ファンキー、1-3 ボレロ】

今日はレッスン曲が多いので、全体的に今できる本気の演奏で各曲を通す感じでレッスンが進みました。
ファンキーは、まだまだ完全ではありませんが曲の雰囲気は出てきたので、1回通して、気をつける点をアドバイスをいただき、もう1回通しました。

ボレロは超絶ゆっくりで通しました。この曲は意外と手がなじんでいかないので、片手づつ、細かく区切っての暗譜も進める練習に切り替えることにしました。

【ベートーヴェン 
創作主題による32の変奏曲】

発表会があったため先週はレッスンに乗せず、2週ぶりのレッスンでした。
全体を通すのは少し久しぶりだったので、仕事の疲れもあって体力的・精神的に結構キツかったですが、気力で弾き切りました。

【ショパン バラード第2番 op.38】

普段の練習でなかなか弾けないので、レッスンの中で最初の4ページを弾きました。久しぶりに弾いたので相当ボロボロでした😅

【スクリャービン エチュードop.2-1】

同好会の発表会での演奏動画を見て反省点も多く見つかったので、より劇的な表現を深められるように意識しながら本気演奏しました。

先生的にもこの曲はかなりいい感じで安定的に成長が感じられるとのことでした。

【コンクール用の新曲3曲 モンポウ「前奏曲第7番」、 ドビュッシー「燃える炭火に照らされた夕べ」、 ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」】

11月のコンクールの2次地区本選では、前出のスクリャービンをメインに、コンセプチュアルなプログラムで、9分の持ち時間で小品を3曲弾きたいと思っています。

スクリャービン→モンポウまでは決まりで、3曲目はドビュッシーかファリャで迷い中でございます。

モンポウの「前奏曲 第7番」は、モンポウというよりはメシアンのような現代っぽさが神秘的な1曲です。

この曲は先生的にも「かなり板についてきましたね」と。
まだ暗譜も完全ではないし間違えもするのですが、表現したいことはよく伝わってくるし、独自の演奏にもなっているので、あとは弾けるようにしていくだけですねとのことでした。

先週からプログラム3曲目の候補としてファリャの「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」が急浮上してきたのですが、今からの新曲準備は間に合わない可能性も高く、それまで練習していたドビュッシーの「燃える炭火に照らされた夕べ」の練習も継続しています。

この曲は2001年に発見された遺作で、ドビュッシーが亡くなる前年の1917年に作曲されたとされ、史実的にはドビュッシーが生前最後に書いた作品です。

この曲もスクリャービン→モンポウからの流れで聴いてもプログラムとしていい感じで仕上がってきましたね、と。

単体で弾くというよりは、このセットでひとつの世界観を作りたいので、進捗としては順調かなと思います。

この曲は技術的に難しいということはありませんが、この曲の雰囲気を魅力的に表現しながら演奏するのはとても難しいと思います。

前奏曲集第1巻「夕べの空気に漂う音と香り」や第2巻「カノープ」などの断片的な引用と思われるフレーズもあり、あまり知られていないけれども味わいの深い曲だなと思っています。

決して暗くはないくれど人の魂が昇天するような、ドビュッシーなりのレクイエム感が漂う小品ですね。


スペインの作曲家 マヌエル・デ・ファリャ「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」は、先週に急遽思い立ち、コンクール曲候補に挙がりました。
今週からレッスン開始です。

2回目のレッスンですが、まぁなんとか通せて、先生的にも「この曲は、すでに太田さんの世界観で出ていて、なんだかとても面白くなりそうですね」と。

まだ譜読みから日が浅く、私の新曲習得力だと相当頑張らないと2次地区本選までにはいい感じに仕上げるのは難しいと思いますが、2次で使わないにしてもいずれ舞台曲としてレパートリーにできそうなので、引き続き頑張りたいと思います。

もともとギターのために書かれた曲ですが、作曲者自身によるピアノ版があり、その版を弾きます。
この曲のラストでは、私が1次予選で弾いたドビュッシー「グラナダの夕べ」のラストのフレーズが登場するんですよ。

本コンクールでは、1次と2次も同じ先生が何人か重複で審査する場合があるので、1次2次を通して、ドビュッシーのグラナダで始まりドビュッシーの墓の捧げたグラナダで終わるプログラムを楽しんでいただけると嬉しいかなと。

この曲も練習と同時に暗譜を進めていて、1小節ずつ細かく練習しています。

【ラフマニノフ 楽興の時 第3、4番】

次の本番ではドビュッシーの「塔」と楽興の3番を弾くので、今日は、まず3&4番を本気通し弾き、レッスンの最後に「塔」と3番を本気通しで弾きました。

4番は、ゆっくりですが、暗譜で通しました。
なかなか覚えられたなかった中間部も暗譜で通せて、全体の精度上げと表現を深めるステージに入ってきたと思います。

【ドビュッシー 版画より「塔」、「グラナダの夕べ」】


なので、今後の各舞台プログラム
「グラナダの夕べ」+「スクリャービン op.2-1」、
「塔」+「ラフマニノフ 楽興の時3番」
のセットで仮本番通しをしました。

グラナダの夕べは、福間洸太郞さんのギターライクな表現がとてもスペインの雰囲気が感じられていいなと思っています。
上の動画はドビュッシーの「グラナダの夕べ」とファリャの「ドビュッシーの墓に捧げる讃歌」を続けて弾いていて、まさに私のイメージにぴったりです。

【初見練習 フランク「前奏曲、フーガと変奏曲」】

これまためっちゃ憧れの曲! 今日は前奏曲の1ページ半を読みました。

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