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孤独感、絶望感、疎外感、恐れといったものはどこからやってくるのか?そしてどのように対処すればいいのか?

分離を強めるとは

分離が強まれば強まるほど、孤独感、絶望感、疎外感、恐れといったものが増大していくことになります。

なので、分離感が強い人ほど、そうのようになりがちだといえます。

ちなみに、「分離を強める」とは、他者との分離を強めるという意味ではありません。

というのも、そもそも他者などいません。

「分離を強める」というその意味は、真の自己(本当の自分)との分離を強めるということです。

真の自己(本当の自分)を忘却すればするほど、それは真の自己(本当の自分)から遠ざかるということであり、つまりはワンネス(全体)から離れるということなわけです。

そうなるならば、当然、それによって孤独感、絶望感、疎外感、恐れといったものが強まることになります。

では、私たちはどのようにして分離を強化しているのかというと、個の自分の実在性を強化することによって、あるいは、この世界の実在性を強化することによってそうなるのだということです。

ようするに、この世界は幻想であるにもかかわらず、この世界を、この人生を実在するものとして信じれば信じるほど、真の自己(本当の自分)を忘却していっているわけで、孤独感、絶望感、疎外感、恐れといったものがますます強まっていくわけです。

逆に言えば、

分離の想念が訂正されて(取り消されて)いくならば、つまり、正気の思考体系が根付いていくならば、

当然、孤独感、絶望感、恐れといったものはますますその力(パワー)を失っていくことになり、それに代わって平安、安心といったのものがもたらされていくということを知っておくと良いでしょう。

ならば、どのようにして分離の想念を訂正していけばいいのか?

その方法について学んでいくことはとても有益どころか、この世界の中でもっとも価値あることだといえるでしょう。

そう、コース(奇跡のコース/奇跡講座)は、そのための道(方法/手段)を示してくれているスピリチュアリティ(霊性の道)なのだということです。


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