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地産地消型イケてるスーパー「YAMADA STORE」 ヴィーガンにも対応してるし、地元名店スイーツも扱ってるしで、楽しすぎる

私が住んでいる高砂市は、正直そんなレベルの高い生活の話ができるような町ではないです。多分だいぶ取り残されている地方のひとつ。

数年前までスーパーでの買い物と言えば、「あそこのスーパーは玉子が2円安い」とか「お一人様一本限りの醤油の特売があるから家族で行こう」というのがスタンダードで、安いが価値だった。

そんな町にヤマダストアがやってきたのはいつだったんだろ?多分10年くらい前。結構こだわった品揃えと地元の生産者を大切に扱っているのもあって、割とヘビーユーザーに。

そして今年、コロナの影響もある中で2ヶ月ほど店を閉めて、改装し、リニューアルオープンしました。

しばらく行けてなかったんだけど、行って見たらやはり凄かった。

ヤマダストアーの宣伝か!ってくらい紹介します。

まずお野菜!
ほうれん草とか水菜が置いてある棚にはデカデカと「生態系と生物多様性を守るため、ハチに影響のあるとされるオオニコチノイド農薬不使用」ってでっかく書いてました。

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単に「オーガニック」と表記するのとは違って、なぜオーガニックなのか、その背景も分かりやすく教えてくれています。

続いて豆腐コーナー
姫路御着にある幻の豆腐店と言われる(知らんけど)「たじまや」の豆腐製品がずらりと並んでいて、しかもそんなに高くない。

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味噌のコーナーも生物多様性を守る取り組み
地元上月の「在来豆」で作った味噌を猛プッシュしています。
ポップの言葉が良いです。「育てやすいF1種もいいですが、その土地の風土にあった在来品種を私達は積極的な販売を通じて応援します。」
大事!

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大豆の話ばっかりだが、隣の納豆コーナーは私の家のそばにある多機能型作業所ワークホームが手がける「なっとこちゃん」が豊富な品揃えで売られていました。地元×障がい者雇用を応援する姿勢も完璧!

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スイーツコーナーは私好み
私が大好きな「茶菓みきや」のチーズケーキと、山田屋の和シューが売っていた。これは遠くのみんなにも食べてほしい名店スイーツです。

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そしてヴィーガンのコーナーがあった
高砂の住民にヴィーガンって分かるのか?(失礼な・・・)パタゴニアのアウトドア食材がたくさん並んでました。

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最後は、カフェコーナー
流石にコロナなので人がいなかったが、スーパーでは珍しくWi-Fiが使えてコンセントも使えるのでノマドワークができる。そしてコーヒーは自然焙煎にこだわったブエナビスタコーヒークラブの豆が使われてました。

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レジの横の壁に大きく描かれている「ヤマダストアーが本当に大切にしていること」にはこんなことが書いてました

厳格な品質基準:環境や動物などへの配慮を大切な基準にしてる
オーガニック:自然食品・オーガニック食品がライフスタイルを豊かにする
教育:自然食品・栄養学・環境について従業員教育
働く仲間:人が本来持っている生きる力を湧き出させあう風土
地元の農家:地元の小さな農家は重要なキーパーソン
お客様:お客様満足が真面目なオーガニック生産者・地元メーカーなどの成功の鍵

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そんなに買い物する機会は多くないんだけど、こんな店が増えて行ってほしいなと思いました。今度神戸市にも須磨区のこども病院跡地にできるはず。

関東地方の大学の先生もヤマダストアーを研究していて、インタビューも受けました(笑)


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