最近、自分が無知であることを痛感しています。

知ったような気になっていただけで、実際には何もわかっていないと。

そのことに気づいてから、無知なことが恥ずかしく、ある意味危険だと感じるようになりました。

年齢を重ねていくほど、自分の価値観や経験に固執し、他者の意見を受け入れがたくなってしまいます。

自分にとって都合の良い情報しか受け入れることができないということですね。

自分の経験なんてたかが知れていて、極狭い世界しか見えていないのに。

価値観はもちろん大切ですが、物事を見るときはある程度自分の価値観を抑えてフラットな視点で見ないと、偏ってしまい歪んで物事を捉えてしまっています。

そして反対の価値観と出会った時、自分を否定されたように感じてしまい、拒絶してしまう。

フラットな視点になるには、ある程度の知識や強さが必要なのではないかと思いました。

私が尊敬する人は皆さんこの視点を持っているように感じます。

他者に対して寛容なのですが、自分の芯を持っている絶妙なバランスの人たちです。

私には程遠い道のりですが、意識するだけでも違うのかもしれません。