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スタートアップで成果を出し挑戦し続けるための「the Glad Game」マインド

コドモンの足立です。コロナ禍で在宅率が増えたことではじめた毎朝のGoogle meetを使ったチームでのチェックインMTG。その中で最後に親睦目的でひとつのテーマにみんなで発表するゆるーいコーナーがあるのですが、先日は「今までラッキーだったことは?」というテーマでした。


ちょっとしたラッキー話が展開されると思いきや、みんながみんな「自分はラッキーだ。いまコドモンで働けていることはもちろん、いままでのキャリアも振り返ると幸運だった」と言い切っていることが印象的でした。
なるほど、うちのチームにはポジティブなメンバーが多いんだなと思いつつ、彼らを単に楽天家たちと表現するには少し違和感があり、それとは少し違うなと思いました。

ということで、今回はスタートアップ歴の長い先輩として、そんなポジティブマインドを活かしてスタートアップで生き抜いて成果を出す観点でnoteにしてみました

ポジティブでないと生き残れない

振り返れば、自分は20年のキャリアで経験した3社すべてがスタートアップ(昔はスタートアップでなくベンチャーとだけ言われてました)で来たのですが、まわりにはとても優秀でポジティブなマインドを持った人が多く、逆にそうでない人は去っていった記憶しかありません。

たとえば、はじめての会社のとき、営業12人の立ち上げメンバーの1人でした。6人ずつのグループに分けられたのですが、ポジティブのグループだったのかどうかで、成果がくっきり明暗がわかれたのがとても印象的でした。

幸い私のいる側はポジティブかつ売れるチームでした。良き先輩たちから良きマインドを教わり成績も伸びていきました。すなわち、いまの環境下でもこれは良いとか、これはできる!といったマインドです。他方、もう一つのチームは毎晩遅くまでこれがダメだから売れない、あれがダメだから売れないと商品にダメ出しばかりしていました。

実はダメ出ししていたチームの方が前職までのキャリアで言うと断然優れたメンバーが揃っていたのですが、チームとしての成果は真逆でした。

この経験から売れない理由探しより、売れる方法を考えた方が売れると考えるようになりました

the Glad Gameをしよう

皆さんは「the Glad Game」ご存知ですか?日本語にすると「よかった探し」です。私の同世代の方ならピンと来たかもしれませんが、小説パレアナ物語、日本版アニメでは「ポリアンナ物語」の主人公がポジティブに人生を生き抜くために実践してたゲームです。

主人公のパレアナ(アニメ版ではポリアンナ)は両親に先立たれ、偏屈な叔母に引き取られ、しまいには交通事故で足が不自由になるなど、これでもかと不幸にあいますが、牧師だった父親から「聖書には800回以上、喜べとか楽しめとか書いてある。いつも"良かった"を探しなさい」と教わった「よかった探しゲーム」で数々の困難を前向きに越え、町中の人さえ前向きに変えていくのです。欧米では楽天家を「パレアナ」と呼ぶくらい有名な小説だそうです。私は小さい頃にテレビで見て以来、大好きな話で娘たちにも見せたりしています。



自分のキャリアを振り返ってみると、過去にはスタートアップあるあるの会社の存続危機みたいな話も何度か経験しましたが、そこで「下町ロケット」のようにトップから危機を乗り越えて行こう!と熱い檄をもらっても、緊張感が走り、気合いが入って歯を食いしばって頑張れるのは、ほんの短期間でしかなかったです。むしろ繰り返される危機的メッセージはやがてオオカミ少年のように麻痺していきました。

逆にどんな困難や逆境でも粘り強く頑張れたときは、その困難な局面おいても、自分やみんなが良い面を見て楽しんで仕事をしていたときでした。絶対的な納期の遅れでも、なんとかなると声掛けあい、知恵を絞って取り組んでいたときは仕事が楽しく、また結果もついてきました。

でもマインドと思考、判断は別

とまあ、ポジティブでいこうぜみたいな話になりましたが、とりあえずポジティブに思っておけばうまく行くよというほど、生きるか死ぬかのスタートアップは甘くありません。同時に事実を冷静に見つめ、判断し行動し続けることも大事です。

冒頭のメンバーたちの「私はラッキーだ」発言も、実は裏側にはうまく行ってるのは私の実力だけではない、環境に恵まれたことも大きいと冷静に自らの力を自覚し、周りに感謝しているからこそ、出てきている発言と感じました。

先ほど紹介したパレアナも行き過ぎると「パレアナ症候群」という過度な楽天主義で現実逃避してしまう人の表現にも使われるそうです。何事も行き過ぎは良くないですね。

イメージとしては、マインドはこれもあるぞ、あれもあるぞ、そして最後には必ず達成できる!成功できる!というマインドを持ちつづけながら挑戦し、でも達成するにはあとは何が必要なんだろう、把握が漏れてるリスクはないかなと、アタマでは冷静に分析するスタンスも両方必要だということなのだと思います。

そういうマインドとスタンス両方を待ち合わせいるからこそ、ストレッチしまくった目標に対しても前向きに取り組み、不可能に思えるミッションをさまざまな創意工夫をこらしながら諦めずに取り組み続け、やがて達成してしまうのではないかと、コドモンの私が誇るチームが常に前人未到を成し遂げていく姿を見ながら、そんな風に感じてます。

一方でこれ、スタートアップに限らず、何事においても挑戦し達成するために必要なマインドとスタンスのセットではないのかと思います。

最後に告知。そんな前向きなチームコドモンのメンバーになりませんか?

私たちのチームでは「こどもを取り巻く環境をテクノロジーの力でより良いものに」というミッションを掲げ、保育園・幼稚園・学童・小学校などこども施設の業務を支援するICTソフト「CoDMON(コドモン)」のマーケティング・販売を担当しています。おかげさまでお客さまから支持をいただいて国内シェアNo1です。

みんなミッション達成に向けて、チーム一丸となって頑張っています。私たちはそれぞれの強みを活かし、また子育て中で、たとえ時間に制約があったとしても、活躍できるチームで戦う体制(下記のnote参照)を組んでおります。

おかげさまでお客様の問い合わせが増加の一方ですので対応をお願いできる新しい仲間を募集しています。社会的意義もあり、お客様からもとても感謝されるやりがいのあるお仕事です。ご興味ある方はぜひご気軽にご応募ください。


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