山下達郎といえば、「クリスマスイブ」や「さよなら夏の日」、「RIDE ON TIME」が有名ですが、ここでは敢えて地味でマニアックな曲にフォーカスし、その曲について語っていきたいと思います。

第9回目は

氷のマニュキア

1998年のヒットアルバム「COZY」の1曲目です。

曲調は地味ではないのですが、ライブで1度も披露されたこともなく、割りとレアな曲です。

個人的には好きな部類の曲なのですが、一つずっと疑問に思っていることがあります。

ドラムが阿部薫氏ということ。

山下達郎の楽曲でドラムを担当した人は数えるほどしかいません。そのほとんどが青山純氏です。

1998年当時も青山純の演奏がノリに乗っている時期です。（ツアーメンバーでしたし）

なぜ阿部薫が担当したのか？
謎なのです。

青山純のローディをしていたこと、そして阿部薫のテクニックがこれまた素晴らしいことから採用になったということだとは思いますが、アルバムの1曲目に青山純を使わないという選択が山下達郎らしいなと思います。

そんな楽曲をぜひ聴いてみてはいかがでしょうか？

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