無計画北海道旅〜予定調和をぶっ壊す編⑤〜

輪廻転生,,,,ゴゴゴゴゴ
皆さんは前世の記憶がありますか?

僕はありませんが、時々いますよね、前世の記憶がある人。

「はあ〜今回何回目の人生だよ〜」
「前世で徳を積んでおけばよかったぜ」
「あれ?私の前世はゴキブリだったの??」

これまで何度も前世の話をしてきた。前世の話をするときはそれぞれ共通するキーワードがある。それは


不幸続き,,,,,,!!!!


身の不幸が訪れるとすぐに前世のせいにしがちな日本人(あれ、僕の周りだけ?)

いや知らんけどなんかそんな感じだわwwww


僕もまたそう思った

「どんな徳を積めば北海道で取り残されるんですか,,,,?????」

神に問いかけたい。

「どんな徳を積めば北海道で取り残されるんですか!(2回目)」


生まれ変わったらアイヌ人になりますか??!!!!!いいえ日本人がいいです!!!


柏木は大丈夫っす。なんとかなります。しか言わない能天気マシーンと化した。



僕はもう最終手段を使うしかないと思っていた。

僕「もう友達のクレカで決済してもらうしかなくね」

柏木「俺クラファンやるっす」


それぞれが別案を出してどうにか資金を集めることにした。

僕は5人くらいに電話をして全員不発

「うっはwwwwwどんまいwwwwアイヌに新しい歴史を刻んでくれwww」
「ワロタwwwwwwwwお前ならやらかすと思ったわwwww」
「ごめーん、財布に10円しか入ってないわwあ、ごめん、今カラオケいるからじゃあね!」

と続々とお断りされたのだ。どんまい僕w

その頃柏木はクラファンを成功させ1万5000円の資金調達を成功させていた。
まぁクラファンと言ってもインスタのフォロワーなんですけどね。

まあこれは普通にすげえわ。信用の積み重ねでよく短時間で集められたな。
僕はLINEの友達50人くらいしかいないから無理だわwwwww

もう僕はもう切り札を召喚するしかないと思った。

そう、それは,,,,,,

ママ!!!!


じゃなくて飛行機代を持っているであろうある二人組だった。天才と黒縁だ。

LINEの名前も実はこの名前で登録している。

以前海外旅行で飛行機逃した時にも助けてもらったから正直借りるの怖かった。
しかしここで連絡をしないと一生本土の土を踏むことはないだろう。電話をした。


事情を説明し、あーあ又こいつやっちまったよ、という呆れ具合だったがなんとか借りることができた。借りたというかクレカで飛行機代決済してもらった。マジでありがたや〜。

安全を確保し、かの有名なすみれラーメンを食した。うまい。

この日はひとまず今後の予定を立てて北海道は全力で楽しもうと結論を出して満喫で寝ようとしましたzzzz

しかし、満喫で横になって全然寝られなかった。お金を借りたことについて考え込んでしまった。


僕は過去に"幸せ=お金があること"と考えていた。だから一時期お金を稼ぐことに注力していた。しかし、ある程度稼いでから僕自身お金を使わない人間だと気がついた。

欲しい服もなければお金のかかる趣味もない。ウケ狙いにお金を使っていた時期もあった。じゃあお金稼がなくてもいいじゃんと割り切ることができて平凡なその辺の人と同じような人生を送ってきた。

別にお金なくても生きていけるくねwむしろないほうがないからこそのアイディア浮かんでクソ楽しくね?そしてお金をかけない遊びを覚えて心を満たしていた。その一部でもあったヒッチハイク。

しかし今回どうだ?いま本当に楽しいか?

人の時間を奪って何時間もお金を借りる交渉をした。その間にこなさなければならないタスクもあっただろう。時間のない2人だからこそ特にそう思った。自分のわがままで人を振り回していま楽しいのか?僕の心満たしてきた遊びはそんなものではなかった。自己完結で楽しいと感じるものだったが人様に迷惑をかけるものではなかった。

そこでもう一度お金の在り方考えた。すると昔付き合いのあったある経営者のガチお金持ちの方にガチ切れされたことを思い出した。

それは4年前、初めて出会って、お金あっても別に幸せじゃなくねwと馴れ馴れしく話したことが発端。

経営者「は?てめえ、金稼いでから言えやボケナス」

僕「えー、じゃあお金僕よりも持ってるんですよね?www」

経営者「あるよ(口座残高を見せながら)」



この時本当に衝撃だった。見たことのない金額。スクショではなくログイン時間もタイムリー。本物の口座残高。

経営者「俺はガキの頃から高校生までお金がなかった。1日1食で小学校の給食費さえ払えなかった。高校はバイト禁止で厳しい私立だったけど学校から一番近いコンビニでバイトして先生に毎回怒られてた。でもお金ないし仕方なかった。当時創立以来最も問題児だって言われてた。でも生きるためには仕方なくて働き続けた。そういう生き方したことある?めちゃくちゃ辛いよ?俺は今一番好きな飲み物はコーラ。なんでかわかるか?コーラ飲んだことないからだよ。コーラが美味しくて仕方ない。」


僕はこの時めちゃくちゃ震えた。今までの生き方を考えた。この経営者よりはるかに優雅な生活を送っていた。交錯する自分のお金に対する考え。

僕「お金持って考え方変えたい」
自然とそんな言葉が出てきた。

経営者「お金はなくても確かに楽しい生活を送れるかもしれない。でも、お前、お金なかったら誰も守れないからな。だから俺はお金稼いで全員を守る。」


今の僕は守られてないか??それってださくない???
誰かに助けを求めて解決しようと最初から考えてたんじゃないのか?
クソほど情けなくなった。普段ヘラヘラ笑ってる僕らしからぬ真面目に考えた。

思い返すと、お金なくても楽しわwって考え始めた時から"守られる側"に入って誰かに依存していた。自分の情けなさに本当に悔しかった。

ちなみにその経営者の方は今やさらに巨額の富を手に入れ自宅を購入、SP6人常設という優雅な生活を送っている。

4年前に比べれば僕もそれなりの面白い生活はしていたがはるかに劣る。埋まらない差。

久々に本気で考えた。いつまでも守られる側になってたまるか、と。

東京に戻ってこうやって執筆しているが守る側になるために今の自分の中でかたずけなければならないことを優先順位をつけてすでに動き出している。抜け出すぜ今の生活。もう悔しい思いはこりごりだぜ。

天才と黒縁には本当にいつもお世話になりっぱなし。僕の面白い話をしても釣り合わなすぎるほどに。いつも口癖だった"究極進化"するからあと数年待っててくれ。3年。3年待ってほしい。期日を決めたぜ。3年以内に色々片付けて守る側に回る。


久々にアツくなって書き殴っちまった。ではやることやって寝ますか。

と北海道編次回完結。

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