「着想」強めタイプの学習方法(自己分析)
良いかどうかという点で言えば「悪くはないけど、良くもない」という感じになるのでしょうが……
僕は「とりあえず知識やノウハウを網羅的に学んでおく」というアクションにあまり熱心になれず、資格・試験勉強や知識習得を目的とした読書になかなか打ち込むことができません。トライはしても、長続きしないという……。
で、これも「ただ面倒くさいから、苦手だから」という単純な話ではなくて、一応自分の中にある「とりあえずやってみて、躓いたらその都度調べてエラーを解決する」という物事の進め方の原則に沿っているような感覚なのです。
昨日ツイートしたこれも、まさにそうで。
何かのきっかけで手に取った青い方の本。当時、一応全部読んでは見たものの大半何を言っているのかわからず、その後別の本などでフォローすることもなく、2021年7月から放置していました。
ところが、約3年ぶりに手に取ってみると中身がわかるわかる……なんなら、この書物に書かれている内容を他の誰かに解説することができる、くらいのレベルで理解できるようになっていました。
これも他ならぬ「とりあえずやってみて、実践(仕事)の中で理解度を深めていった」なんですよね。
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初めてストレングスファインダーをやったのは、社会人2年目?3年目?の頃。そこからさらに2度実施し、合計3度テストを行っているのですが、いずれの回もトップ5にもれなく入っている僕の資質に「着想」というのがあります。
この後半の「見た目には共通点のない現象に、関連性を見出すことができます。」という点は、ストレングスファインダーをやる前、学生時代からある程度自信があったポイントなので、結果を見たときは納得度が高かったです。
はるか昔、HTMLで自分のホームページを組み立てたときも、海外製のWordpressテーマでWebメディアを構築したときも、フリーランスとして独立してからの仕事スタイルでも、「とりあえずやってみてみる」をやって、壁にぶち当たったら調べて解決してきました。
そのプロセスで、自分の理想とする形を実現するためのポイントのようなものが複数の課題間に関連していることを見つけて、結果として全体への理解も進んだ、スムーズに進められるようになった……という経験を数多くしてきています。
そう考えると、僕のような「着想」の資質が強めの人は、体系化された知識を事前に網羅的に学んでおくより、「とりあえずやってみる」から始めてみるのも良いのかもしれません。
自分でやってみて、ぶち当たった"具体"をいくつか集めて、それを抽象化して目の前の事柄の中にある「コンセプト」を掴みに行く方が、本質的な理解につながるかもなので。
(この理論で行くと、事前に「公式」や「解き方」を学んでいないと一切解けない数学や化学、物理が常に赤点との戦いだったのにも非常に納得がいく……笑)
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