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すごいアドリブ力!271「青春を心に灯すアドリブ力」

こんにちは、くらです。

アドリブ力とは、「咄嗟の判断・対応によって、自分を含め周りの人たちも幸せにする力」と定義します。

どんな人も、人生の中で培った、自分独自の力があります。
その力を周りの人とちょっとずつでも共有できれば、あなたの周りはどんどん明るくなり、お互いの力で更に明るく、そして楽しく場を育てていくことができます。

あなたの力に気づいていただくヒントとなるようなお話を紹介していきたいと思います。
あなたも私も、お互いにアドリブ力を磨いて、お互いの生きる場をどんどん明るく照らしていければと思います。

クイズ

サミュエル・ウルマンという、青春を詩にした人がいます。

「青春とは人生のある期間をいうのではなく、○の様相をいうのだ」

○に入る言葉はなんでしょうか?

[こたえ]心

(『小さな人生論⑤』藤尾秀昭(到知出版社)より引用 P69)

まえがき

以前、新人研修を担当していたとき、当時の上司から教えてもらったのがサミュエル・ウルマンの「青春」でした。
心が震えたのを覚えています。

青春

「松下幸之助氏は幼少より病弱だったが、九十四歳の天寿を全うした。
その松下氏も七十歳になった時、肉体の衰えを覚えるようになり、心意気に燃えて日々を送るにはどうすればよいかを模索したという。

そして出会ったのがサミュエル・ウルマンの『青春』であった。この詩は以前にも紹介したことがあり、ここでは一部のみを掲げるが、ぜひ全文を読まれることをお薦めしたい。真の青春を語り尽くして、これ以上の言葉はない。

『青春とは人生のある期間をいうのではなく、心の様相をいうのだ
年を重ねただけでは人は老いない
理想を失う時に初めて老いがくる
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ
年は七十であろうと十六であろうと
人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる』

松下氏は言う。
『身体に年を取らせても、心に年を取らせてはならないーーーー常に青春であらねばならないと、心持ちを養うように努めている。すると、ものの考え方が若々しくなってくる。希望が次々と湧いてくる。』

一生青春の人生を送る人は常に、心の工夫用心を怠らない人である。即ち修養を怠らない人である。青春と修養は一対である。」
(前著より引用 P68-70)

あとがき

初めてこの詩を読んだとき(全編)、やはり、心の燃えるような思いがした。当時は私もまだ20代だったので、心に感じるものがかなり多かったような気がする。そして、60歳を超えて、再度この詩を味わってみると、更に現実味を帯びて自分に迫って来る。

信念。疑惑。とても身近な感覚だ。といってもたいそうな信念などなく、疑惑は減らない。老いる条件はそろっていると思わざるを得ない。でも、希望はそれなりにある。失望も何度も繰り返すが、希望を持ち続けることはできる気がする。

年を取っても、それなりの老いを受け入れて、現実を楽しむ。それが自分なりの、今の青春の過ごし方だと納得しようと思う。

今回もお読みいただきありがとうございました。

今日の一言

「今日の一言:青春を心に灯すアドリブ力は、信念と希望を持ち続けることで磨かれる」

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