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自分を認めることが人生を切り開く1「色眼鏡に気づく」

こんにちは、くらです。

人はいつの間にか、自分の見たいように世界を見ています。

「あいつの考え方はおかしい」

「組織人だったらこうすべきだ」

「自分のやることには間違いがない」

一度その考え方に慣れると、それを否定するのは難しい。

その自分の見方を素直に認識し、そこから先へ進む。

成功する人は、きっとそういう経験をしているのではないか。

いつかでは遅い

千葉工業大学、未来ロボット技術研究センター所長の古田貴之さんは、14歳のときに当然歩けなくなった。

脊髄がウイルスに侵される難病になった。

入院した翌朝、同じ病室の向かいのベッドに眠っているがん患者の男性が吐血して亡くなった。

「人は必ず死ぬ」ということが強烈に焼きつけられた。

鉄腕アトムにあこがれ、「いつか巨大ロボットをつくれたら格好いい」という考えががらりと変わった。

いつかやれる、では夢は実現できない。

父の仕事の関係でインドにいたとき、日蓮宗の僧侶・藤井日達上人のところへよく連れられて会いにいっていた。

上人はある日、こんな話をした。

「人の目に見えるものは、ほんの一部でしかない。本質は目に見えない部分にこそある。目に見えない部分を大切にしなさい。」

ロボット博士がいれば、十万馬力のロボットを何台も作って、平和と正義に貢献できる。

ロボット技術の本質は何かを常に考えるようになった。

古田さんは若い人たちの言う。

「いろいろな問題が起きたとしても、答えはすべて自分の中にあるんです。外に求めちゃいけない。」

(月刊到知2019年12月号インタビュー①『「人は必ず死ぬ』その心理が僕の志を決めた」より引用 P38-42)

色眼鏡に気づく

目に見えるものが全てではない。

見えない部分をどう見るかは、自分の中に問うしかない。

自分の色眼鏡に気づき、その見方を認識することが、道を切り開く最初の一歩になる。

私は以前営業職だというのに、相手によってはうまく話せない人が結構いた。

特に、自己主張が強く、こちらの話をあまり聞いてくれない人が苦手だった。

でも、そういう人も、一度仲良くなると、感じがまるで変って、昔からの友人のように話ができた人が多かった。

なぜか考えた。

恐らく、こちらが苦手意識を持っていると、表情や態度に相手を避けるような雰囲気を醸し出したのだろうと思う。

相手の嫌いな部分はしかたないとしても、他にも面白い所、驚くような趣味を持っているところ、本当は他人に優しいところなどを認めるようになったとき、自分の色眼鏡に気づけたのだろうと思う。

自分の見方が偏っていた、と。

今回もお読みいただきありがとうございました。


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