私の感覚ですが
整体などで治す意識の強い方って
まず、出会った自分に対して
今、何が悪いかを説明する事が多いと思います。

そんな事をいう自分も
サロンに来た理由などを聞いた時に、背中をさわらせてもらい、状態をお話する事があります。

けど、その言葉って
『自己肯定感』を否定する事にもなりかねないんですよね。

疲れがたまる方は
疲れになる原因があります。
過去のコラムでも、自律神経や脳の疲労、心の部分について、説明させていただいた通りです。

でも、そこで、疲労がたまる事は
その方がそうした身体にむきあいながら、
無自覚にそうなった事。
なった経緯に否定がないように
でも、よくなるヒントで修正はできるように配慮する。

私が意識している事です。

『自己肯定感』の低い方は
店に来る事自体も
自分に返せるものや与えるものがなくて、頼れずこらえる方がいると思います。

『あなたには素敵な魅力があるよ』
なんて簡単に安易な事はいいません。

だから時間を私に割いて
お金を支払ってください。

あなたはそれだけの事を
私にしてくれる。
私を認めて来てくれるのです。

それだけの肯定をもらって
私は施術と、あなたといる時間で返します。

その時にあなた自身がだしてくれた私につながる思い、あなた自身が
私の手に込めた思いが伝わるはずです。

そうして『人に頼る』という
気持ちが楽になるはずです。

そして、施術をうけて
受ける前より元気になって
日常が少し軽くなるように

サロンは気軽に頼られたい場所です。