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月刊プレイリストボーイ2022年7月号

【7月のプレイリスト】

01.Loomer/マイ•ブラッディ•ヴァレンタイン
02.Feilds Of Joy/レニー・クラヴィッツ
03.Chemtrail/ベック
04.夕立ち/スガシカオ
05.I wouldn’t What To Be Like You/アラン・パーソンズ・プロジェクト
06.君を連れてゆく/佐野元春
07.Yumegiwa Last Boy/スーパーカー
08.ミス・パラレルワールド/相対性理論
09.君はともだち/ダイアモンド☆ユカイ
10.Friends Of Mine/ゾンビーズ
11.サイモンスミスと踊る熊/キリンジ
12.寄り酔い/和ぬか

【メモ】

こんなにドンヨリ重たくnoisyで殺気だった夏にはマイブラ聴くしかない。

もっとも90`sが甦るレニーの2ndから。コード進行も中盤からの露骨なツェッペリン展開もツボだが、このファルセット⇄倍音ヴォイスの歌い分けと来たらsexyったらありゃしない。

前曲からの類似的傾向で。69年あたりのサイケロックの風を吹かせることに命をかけた90'sヒーローの心意気。この曲はドラムだけでずっと聴いてられるくらいドラムが好き。

蒸れたアスファルトの匂いとか、なんか気まずさが漂う感じとか、そういうのをやらせたらシカオ、天下一品な。「フェイント梅雨」だった今月にもっともシックリ来た曲。

昔、プログレ好きの先輩がくれたカセットに入ってて気に入った曲。導入部こそピンク・フロイドの「Another Blick In The Wall」だがAPPはポップであることを厭わないとこが自分に合う。

家も金も仕事もなくして「着いてきてくれるね」って言えるのスゴいね。もはやこういうラブソングしか信用できぬ。この曲はジョージー・フェームがオルガンを弾いてる。

映画「ピンポン」の主題歌だった曲。懐かしい。ハジけるねぇー。

相対性理論はどれも名曲だが、S Fまたはオカルトモチーフの曲が特に楽しい。今だとパラレルワールドというよりマルチバースの方がトレンドかな。

映画「バズ・ライトイヤー」の前哨戦で「トイ・ストーリー」を全部観て、あらためて日本語バージョンのこの主題歌に感涙感服。ランディ・ニューマンのオリジナルだと渋すぎるというか、ハラグロさが見えてアレだが、こちらは本当にオモチャが坊やを励ましてる感じがよくあらわれてる。これを歌えるのはユカイくんしかいない。

これもともだちの歌か。適度にいなたさを残す演奏とコリン・ブランストーンの歌だけで十二分に涙腺が刺激される。あとサビのコーラスワークが最高すぎ。

もう1曲ランディ・ニューマンの曲のカバーバージョンを。大山泰輝さんのピアノが最高。

「寄り酔い」まいった。確かに酔った勢いの下心を認めることからしか、恋は始まらんかった気がする。

noisyで殺気だった夏はまだ続くか。



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