A・エリス

自閉症スペクトラムの真面目系クズ。時々オタクの自分語りをします。

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  • アニメ感想

    noteに執筆したアニメ・劇場アニメの感想をまとめています。

  • エラーゲームリセット

    スマートフォンゲーム『エラーゲームリセット』について書いたnoteのまとめ

最近の記事

こんなクオリティは「冗談じゃない」。アニメ『メタリックルージュ』感想

TVアニメ『メタリックルージュ』を、先日全話見終えた。 僕は、2024冬シーズンのアニメの中でも本作には『勇気爆発バーンブレイバーン』に並んで期待を寄せていた。 単純に制作しているBONESの作品が好きという理由もあるのだが、大きな理由として、ひとつは、以前のnoteにも書いたが僕はいわゆる「マイオナ」の傾向があり、世間が強く注目している作品にはどうしても食指が動かないという悪癖がある。なので、2024冬シーズンでも『魔法少女にあこがれて』『俺だけレベルアップな件』といった

    • 『ガンダムX』と『ちょびっツ』を悪魔合体。アニメ『SYNDUALITY Noir』感想

      TVアニメ『SYNDUALITY Noir』を、先日全話見終えた。 現在開発中のゲーム『SYNDUALITY Echo of Ada』との2本柱を軸にしたメディアミックスを行い、プラモデル・アクションフィギュアを発売するなど、素人目にも予算がかかっていることがわかるが、その割にサブスク配信はディズニープラスのみというちぐはぐさが目立ち、いまいち注目を得られていない本作。 賛否両論を観測する以前にSNS上でも見られるのは関係者の発言や、本編を見ずにホビーの爆死だけを見た冷笑オ

      • 2024年に観た映画の感想 1月~3月編

        今年のはじめに書いたnoteで、僕は「2024年は映画の感想をきちんと文章化していきたい」という目標を掲げた。 要約すると、この目標には「今まで他の人の素晴らしい感想を見てきたせいで『自分なんかが感想書く必要ないよね』と思っていたけど、感想を文章化することを怠っていたら鮮明な感想をあとあと思い出せなくなって困ったので、今年からは新鮮な感想をきちんと記録する」という意図が込もっている。 というわけで、早速有言実行。 このnoteでは、1月~3月に鑑賞した映画の感想を書いてい

        • 【ネタバレ注意】20年続いた呪いを解く魔法。映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想

          2024年1月26日。 『劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を公開初日に見るべく劇場を訪れていた僕の心は高揚と不安でマーブル模様を描いていた。 僕の年齢は現在30代であり、『ガンダムSEED』が人生で初めての「ファースト・ガンダム」だった世代だ。初めて僕の前に現れた「ガンダム」は、僕を夢中にさせた。 さすがに20年前の出来事なので記憶のディテールはほとんど薄れたが、キラとアスランの引き裂かれた友情を筆頭にした登場人物たちの描くドラマの行き先を知るために、毎週

        こんなクオリティは「冗談じゃない」。アニメ『メタリックルージュ』感想

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          短気、コミュ障、パワハラ体質は「個性」じゃない。アニメ『ブルバスター』感想

          葬送のフリーレン。進撃の巨人・完結編。鬼太郎誕生。 16bitセンセーション。シャングリラ・フロンティア。 これらのアニメが各種SNSのタイムラインの話題をかっさらう中、その裏でごく小さな賛否両論を呼んだアニメがあった。 その名は『ブルバスター』。 2023秋シーズン、唯一のロボットアニメだった『ブルバスター』は「経済的に正しいロボットヒーロー」を自称し、民間企業の運用するロボットと怪獣の戦いを描く作品である。 ”正しい”という、言葉の強さランキングを作ったらベスト3には

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          さようなら、エラーゲームリセット

          2024年1月5日、セガ発のスマートフォンゲーム『エラーゲームリセット(エラゲ)』がサービス終了した。約8ヶ月の命だった。 前回のエラゲを評したnoteで僕はその時点でのエラゲを「ハーフアニバーサリーすら迎えられずに死んでしまった『サクラ革命』と同じ轍を踏むことは、なんとか回避できた」と評し、心の中で「最低でも『シン・クロニクル』と同じで1年ぐらいは保つだろう」と思っていたが、まさかハフバをやったその直後にサ終発表が飛んでくるとは思わなかった。 だが、同時に「まあ、そうなる

          さようなら、エラーゲームリセット

          2024年、noteでやりたいこと

          皆さん、あけましておめでとうございます。 note公式が新年の抱負を語りたい人用にタグを用意してくれたので、今回はそれに乗っかって僕の2024年の、文章書きとしての抱負を語っていきたいと思う。 ◆去年の文章書きとしての活動去年は、noteの記事を4本執筆した…4本!?少なっ!! ありがたいことに、これらの記事は自分がnoteを始めてから一番バズった。多くの人に「いいね!」を押してもらえるのはやはり嬉しい。 note以外では、これまでと変わらず各種SNSに触れたコンテン

          2024年、noteでやりたいこと

          【雑記】褒め上手になりたい。

          僕は2014年ごろから、各種SNSを利用して文章を書くという趣味を始めた。理由は、コンテンツに触れたときのフレッシュな感想を残したり、自分の意見や主張を文章という形で発信したりするためだ。 主に読んだ本の感想を「読書メーター」、映画の感想を「KINENOTE」、アニメの感想を「Annict」、それ以外の日記や自分語りなどをここnoteに書いている。 10年近く執筆という趣味を続けていると、さすがに「自分は普通の人よりちょっと文章が書ける」という自覚と自信が生まれる。しかし、そ

          【雑記】褒め上手になりたい。

          あれから半年。『エラーゲームリセット』はどう変わったか

          「ゲーム会社『セガ』に支配された世界で、セガの名作ゲームを擬人化した少女『キャスト』たちを仲間にセガに立ち向かう」というパワーワードしかないあらすじと、『ニーアシリーズ』『ドラッグオンドラグーンシリーズ』などの作品で人気を集めるゲームクリエイター・ヨコオタロウ氏を制作陣に迎えたことで話題となったセガ発のスマートフォンゲーム『エラーゲームリセット(エラゲ)』の稼働から約五ヶ月。 公式は早くも一ヶ月後に迫るハーフアニバーサリーイベントを告知しており、ハフバすら迎えられずに死んでし

          あれから半年。『エラーゲームリセット』はどう変わったか

          令和の虚無アニメ、『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』を語る

          水星の魔女シーズン2。推しの子。ウマ娘RTTT。 鬼滅の刃・刀鍛冶の里編。アクロス・ザ・スパイダーバース。 これらのアニメが各種SNSのタイムラインの話題をかっさらう中、その裏でひっそりと、あるアニメが最終回を迎えた。 その名は『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』(以下『マジデス』と略記)。 僕は昔からいわゆる「マイオナ」な気質であり、アニメ鑑賞を趣味としてから現在まで、タイムラインの皆が流行を追いかける裏で話題にならないようなアニメを見て、そして「素直に流行ってるやつ見

          令和の虚無アニメ、『魔法少女マジカルデストロイヤーズ』を語る

          あるSEGAっ子の『エラーゲームリセット』の雑感【こんなもんなのか、ヨコオタロウ】

          「ゲーム会社『セガ』に支配された世界で、セガの名作ゲームを擬人化した少女『キャスト』たちを仲間にセガに立ち向かう」というパワーワードしかないあらすじと、『ニーアシリーズ』『ドラッグオンドラグーンシリーズ』などの作品で人気を集めるゲームクリエイター・ヨコオタロウ氏を制作陣に迎えたことで話題となったセガ発のスマートフォンゲーム『エラーゲームリセット(エラゲ)』の稼働から18日。 幼少期~少年期をメガドライブ・セガサターン・ドリームキャストと共に過ごし、ゲーセンではバーチャロイドを

          あるSEGAっ子の『エラーゲームリセット』の雑感【こんなもんなのか、ヨコオタロウ】

          小説書きを夢見てきたオタクが、31歳にして初めて小説を書き上げた話

          僕は、読書が好きな子供だった。 小学校高学年になった頃、様々な本を読んでいるうちに「自分で物語を作りたい」と思うようになり、ちょうど『ブギーポップシリーズ』『灼眼のシャナ』『イリヤの空、UFOの夏』などを筆頭にした作品群によるライトノベルブームのさなかであった中学生の時には、それらの名作に感化され、無謀にも「僕はラノベ作家になって生計を立てるんだ!」と思ったりもしていた。 そんな無謀な夢を抱いた中学時代から18年。「ラノベ作家」という夢はとっくの昔に捨てたものの、僕の中でそ

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          ある復帰勢の『咲うアルスノトリア』の雑感【満天星夜を相手のゴールにシュゥゥゥーッ!】

          ニトロプラス原作、グッドスマイルカンパニー配信、NextNinja開発のスマートフォンゲーム『咲うアルスノトリア』の配信開始から約3か月が経過した。 自分はというと、あんなエラソーなnoteを書いておいてアルスノを一ヶ月半放置していた。 …だって『ウマ娘』面白いんですもん。出会うウマ娘みんなみんな好きになっちゃうんですもん。僕の推しはマチカネフクキタルです。メイショウドトウ実装まだですかねサイゲさん。 本題に戻す。 そんなウマ娘に首ったけの僕だったが、ふとアルスノを起動し

          ある復帰勢の『咲うアルスノトリア』の雑感【満天星夜を相手のゴールにシュゥゥゥーッ!】

          あるプレイヤーの『咲うアルスノトリア』の雑感【世界を救うのは周回のあと】

          ニトロプラス原作、グッドスマイルカンパニー配信、NextNinja開発のスマートフォンゲーム『咲うアルスノトリア』の配信開始から約一か月が経過した。 ヲタク業界の二大ビッグネーム、ニトロプラスとグッスマが組んでのビッグバジェットIPの本作ではあるが、界隈における注目度は高いとはいえず、各種SNSの我がタイムラインでは「アルスノトリア」の「ア」の字も見かけない、というのが現状だ。 無論、Cygamesが長きにわたる沈黙を破って送り出した『ウマ娘 プリティダービー』や、アルスノ

          あるプレイヤーの『咲うアルスノトリア』の雑感【世界を救うのは周回のあと】

          【お詫び】先日のnoteに関する謝罪

          先日投稿したnote「ある武装紳士の『武装神姫バトコン』の雑感」において、『武装神姫 アーマードプリンセス バトルコンダクター』(以下『バトコン』)の多くのプレイヤーに対して不快感を与えるような表現があったことをお詫びいたします。 この度は誠に申し訳ありませんでした。 先日のnoteの投稿後、上記したような「情報の拡散はクローズドな攻略SNS内に~」という表現が「一部のプレイヤーがあたかも情報を専有し、独占しているような表現である」「『バトコン』の情報を収集し、拡散する努力

          【お詫び】先日のnoteに関する謝罪

          ある武装紳士の『武装神姫バトコン』の雑感【令和の萌え萌えバーチャロン】

          ※2021/02/03 追記あり→「【お詫び】先日のnoteに関する謝罪」 約十年間沈黙を保ってきた、可動フィギュアを主軸としたメディアミックスプロジェクト『武装神姫』から発表された新作アーケードゲーム『武装神姫 アーマードプリンセス バトルコンダクター』(以下『バトコン』)がロケテストを経て本稼働を開始して、約一ヶ月が経過した。 僕の観測する範囲では『ガンダムUC』のジオン残党軍団のごとく沼地の底から浮上した古参の武装紳士たちが神姫たちとの再会に滂沱の涙を流したり狂喜し

          ある武装紳士の『武装神姫バトコン』の雑感【令和の萌え萌えバーチャロン】