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アフリカ的なコミュニケーションと距離の近さにくたびれるのがアフリカの魅力、か?

以前、ルサカでの滞在先のサービスアパートメントの目と鼻の先にあるスポーツバーみたいな場所でお昼を食べていたら、店員さんがやってきて「あちらのお客様がランチのお代をお支払いくださるとおっしゃっています」と言ったことがあった。カウンター席にいるザンビア人らしき中年(たぶん)男性客からのお申し出だった。そのときわたしは、丁重にお断りしたのだが。

そしてしばらくしてカプチーノをいただいていたら、また今度は別の店員さんがやってきて、「あちらのお客様がカプチーノのお代を払うとおっしゃっています」とのこと。同じ男性客。こちらも、丁重にお断り。

お金を毎日のように色んなひとから要求されるけれど、ごく稀には払ってくれるなんていうお申し出もあるのだな、でもお断り。というようなことをFacebookに書いたら、やれモテるのねとか、どうしておごってもらわないの?いいチャンス(新しいひとと知り合うという意味でかな?)だよ?みたいなコメントがいくつかついた。

これ、アフリカに外国人として暮らすということをあんまり(または全く)したことがないからかなぁとも思ったのだが、もしかしたらアフリカに暮らしている日本人だったらわたしの気持ちも少しわかってくれるかしらん、とも思った。

とにかく、毎日毎日、ものすごいしつこさで迫られる日々が想像つくだろうか。

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