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進撃の巨人を考える

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同時に二人のあいだには微妙な関係性が

ガビとファルコはマーレ側の登場人物のなかでも重要人物だろう。

ファルコはポルコを捕食し巨人の力を継承することになったから、ファルコがキーパーソンになることはますます確実になった気がする。

ガビのほうもすごく目立っている。

(記憶が正しければだが)26巻105話でガビはサシャの命を奪うことになった。

104期の訓練兵で最初から登場していたキャラクターだから、ほんとうに驚いた。

それがもとで

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再開することなく娘が死んでしまうのはちょっと悲しい

note(ノート)の方では気楽に書きたいと思っています。

リヴァイとハンジの安否は、いま原作「進撃の巨人」のなかで起きていることのなかでもっとも気になることのひとつだろう。

たくさんの読者が気になっている。

「わからないものはわからないのだから、考える意味あるの?」と思うかもしれないけれど、それを言い始めたらおわりで、考えることに愉しさがある。

だからぼくのように考えるひとがいる。

リヴ

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演説する彼の声はじゅうぶん届いていた

note(ノート)の方では気楽に書きたいと思っています。

今朝、進撃の巨人25巻を読み返していたのだけれど、ふと気になることがあった。

ヴィリー・ダイバーの演説があったが、あのときは再開したエレンとライナーが話していた。

巨人化直前にエレンは「やっぱりオレは...お前と同じだ」と言った。

なにも意識せずにただこの場面を読んでいると、これはライナーに向けて言ったことだと思うのではないだろうか

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とてもひとことでは説明できないような奥深さのようなもの

note(ノート)の方では比較的気楽に書きたいと思っています。

119話ではファルコが巨人化し、兄のコルトが死亡し、ポルコが巨人に食われ、(人間状態の)主人公の頭部が対巨人ライフルによって吹き飛ぶというカオス状態になった。

奇襲を食らったマーレとその奇襲をしかけたパラディ島勢力の戦いだから、激しい戦いになりそうだとは思っていた。

でも、さすがにあのカオスには面食らった。

119話公開まえか

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ちょっと危ない主人公のような気がしてくる

note(ノート)の方では気楽に書きたいと思っています。

本当かはわならないけれど、エレンは自分は生まれたときから変わってない、父親から洗脳されてもいない、自分のままだと言う。

自由に対する意識がものすごく強いのがエレンだが、最近はそれをさらに強く感じる。

昨日の投稿では「大地の悪魔」は道の少女か?といったことを書いたのだけれど、「大地の悪魔=進撃の巨人」という意見も出てきた。

ある読

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悪魔にもメリットがあったからこそ

note(ノート)の方では気楽に書きたいと思っています。

115話当初はまったく、もう完全にあれは始祖ユミルなのだと思っていた。

しかし今のところは、あの少女が始祖ユミルなのかどうかはわからないままだ。

読者の界隈では--おそらく自分がそう感じているだけだが--だんだんと「少女≠始祖ユミル」という見方が強くなってきているように感じる。

少女ユミルフリッツが有機生物の起源に触れる→異型の怪

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世界を認識するために使っていたある種のフィルター

note(ノート)の方では気楽に書きたいと思っています。

113話の「暴悪」でジークとリヴァイ兵長が再戦したことは印象的だった。

ちょっと激しい対決だったから、その激しさの方に気をとられていたのだけれど、「あ、これは」と忘れていたものがあった。

ジークのメガネだ。

あの眼鏡はクサヴァーさんからもらったもので、たぶん自分が捕食されるということで、継承者の(あるいは息子のような存在だったかもし

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できてもやらないのには理由があって...

エレンはグリシャに壁の破壊を、カルラの安否を伝えなかった。

121話で明かされた「進撃の巨人」の能力を利用することで、エレンはグリシャに上記のことを伝えられたはずだ。

なぜ彼はそれをしなかったのか。

とりあえずは「できたのにやらなかった」と考えてみる。

これはエレンの意志と深くかかわっているのだと思う。

すごく深く関わっていそうだ。

未来の世界の姿を見たことで、彼が当時の父親には母親の

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