知足

老子の言葉で、「足るを知る者は富む」というのがあります。分相応なところで、満足すること。みずからの分をわきまえて、欲張らないことでしょうか。

先日、たまたま、この言葉を見つけたのですが、なるほどと、今更ながら感心しました。

人間それぞれの器があり、そのサイズは決まっていると思います。もちろん、年齢や状況により、常に変化するとは思いますが、それでも、その器がいきなり、何十倍のサイズになることは無いでしょう。

その器には、いろいろなもの、ことが入ると思います。知識や財産、人脈、こころ、気持ち、など。

わかりやすい例だと、お金ですかね。分相応でない使い方をすれば、すぐ破産してしまいます。宝くじが当たって億単位のお金が転がり込んできたとしても、分をわきまえて行動しないと、宝くじが当たる前より、お金が無くなってしまうと思います。

たまに豪華な外食とか、自分へのご褒美でお買い物程度ならばいいかと思いますが、分相応で、わきまえないと大変なことになるでしょう。

あとは、先程の宝くじの例ですと、お金に関する勉強ですかね。知識や知恵を身につけることにより、自分自身の器を大きくする。そうすれば、破産しなくてもすむかもしれません。

何事も分をわきまえて、日々、謙虚に生きたものですね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?