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また「不適応者の居場所」に参加した 2024年2月【4】

久しぶりに「不適応者の居場所」に参加した。基本的に毎月参加したいのだが、睡眠のリズムが合わずに断念することが多い。今月は久しぶりに時間が合った。

【前回参加時の記事】

今回の会場は室内。場所は荻窪。自宅最寄りの新所沢駅で西武新宿線に乗る。井荻駅で下車して、バスで荻窪駅に向かう予定だった。しかし電車が思いのほか混雑していたため、JR中央線経由に変更。

なぜ混んでいたかというと、直前に人身事故が起きたから。座席は確保できたものの、満員電車になってしまって息苦しい。東村山駅で降りて西武国分寺線に乗り換えた。

これが失敗だった。こちらも満員だったのだ。あちらは座って満員電車だが、こちらは立って満員電車。乗り換えたせいで環境が悪化してしまった。次の小川駅でだいぶ減ったが、それでも国分寺駅まで12分間座れず。そこからのJR中央線は座ることができた。

荻窪駅で下車。会場は南口ということなのだが、構内の案内板に南口の文字がない。グーグルマップで見ると、なぜかどの出口も西口。北側の出口も、南側の出口も西口。いったいどういうことなのだ……。

(グーグルマップを加工)

事情は飲み込めなかったが、スマホのGPS機能のおかげで、今いる場所はわかる。何とか会場にたどりつくことができた。

会場には40人ぐらいいたようだ。毎度のことながら、話の輪に入っていくのは苦手。しばらく部屋の隅でボンヤリして過ごした。

主催者の鶴見済さんと目が合ったので、会釈をする。しかしまったく知らないミュージシャンの話をしており、入っていきにくい。場所があいたすきを狙って輪に加わった。

私も音楽好きだが、興味の範囲が狭い。60年代のごく限られた音楽しか知らない。ありがたいことにビーチ・ボーイズの話を振ってもらえたので張り切った。

(以下、ビーチ・ボーイズやビートルズについての話が続く。その話題だけで1000字以上になってしまったので、次回の記事に回すことにした)

***

話し疲れて、部屋の隅で休んだ。すぐ近くに、同じようにひとりでたたずんでいる男性がいる。何となく自分と似た感じがする。話しかけてみた。

普段あまり人と話さないから疲れたと言っていた。私も同じだ。会場にはたくさんの人がいて騒がしい。大声で話さないといけない。そのうちに頭が痛くなってきた。それを話すと、彼もそうだという。たった今頭痛薬を飲んだそうだ。

休みの日には美術館や博物館に行くという。これも私と同じだ。しかし行くか行かないかは、その日の気分で決める。これも同じ。そして予約が苦手。準備の時点で疲れる。

自分の分身がいるのではないかと思った。恐ろしいぐらいに自分と一致している。彼の口から出る言葉が私の内面を説明している。

京都出身で、以前は浜松にいた。今は東京に住んでいる。仕事を転々としているという。このあたりも私と一緒だ。

今住んでいる南千住は居心地がいいという。ドヤ街として有名な山谷も近い。不適応者としては合っている感じがするそうだ。

有名な小塚原刑場もこの近く。自分はスピリチュアルな人間ではないが、足を踏み入れることが難しかったと言っていた。「スピリチュアルな人間ではないが」という前置きも、私が使いがちな表現なので驚いた。

余談ながら、彼のエニアグラムのタイプはきっと4だろう。私と同じだ。「不適応者の居場所」には4が多いと思う。簡単に言うと、繊細で、感受性が豊かで、自分の気持ちを最優先するタイプ。好きなことはできるけど、嫌いなことはできない。だから多くの場合、社会に適応することが難しい。

***

帰宅後、荻窪駅全部西口問題に取り組んだ。話はこうだ。北口や南口は、駅の東側にある。それに対して、駅西側にある出口がすべて西口なのだ。実にわかりにくい。別の名称に変えたほうがいいと思う。

(グーグルマップを加工)

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著者は1985年生まれの男性。 不登校、社会不適応、人付き合いが苦手。 内向型人間。HSP。エニアグラムタイプ4。 宗教・哲学(生き方)…

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