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自家製夏野菜でサルサ・メヒカーナ

(2023年8月14日)

 今年の夏は特に暑い。7月の平均気温が28.0℃、最高気温の平均が32.4℃。平年の27.1℃、31.2℃に比べると、それぞれ1℃前後高い。130年余り(1890~2023年)の気象庁の統計で、月平均気温が高い方から9位。トップ10のうち、この30年が8つも占めている。やはり、温暖化は着実に進行しているのか、とぼやきながらも、土日は、野菜畑に出かける。

夏バテした体に夏野菜のサルサ

 夏野菜の育ちは、というと。7月上旬までは順調だった。トマト、キュウリ、ナス、ゴーヤ、オクラ、スイカ、カボチャなどなど。夏野菜に含まれる水分やカリウムは、汗で不足しがちな水分を補給し、熱のこもった体を中からクールダウンしてくれるそうだ。

 そこで、2年前から育てているピリ辛のハラペーニョを使った「サルサ・メヒカーナ」を作ってみた。サルサは「ソース」を意味し、メキシコの家庭料理。

 材料は、トマト、キュウリ、玉ねぎ、ピーマン、ニンニク。すべて自家製野菜。湯むきしたトマトをサイコロ状に切り、キュウリも1センチ程度のカット。玉ねぎとピーマンをみじん切りにして、すりおろしたニンニクを混ぜ合わせる。そこに、みじん切りにしたハラペーニョを投入。味付けは塩のみ。仕上げにオリーブオイルをかけると出来上がり。さっぱりとして口当たり、ちょっとした辛みが食欲をそそります。ぜひ、お試しください。

スイカ栽培、最初はマニュアルに忠実だったが…

 今年初めて植えたスイカ。ツルの8節ごとにつく雌花の第1雌花は摘果し、第2雌花に受粉させる。受粉日は目印のシールに記入。そして、第3雌花も摘果し、第4雌花を着果させる。受粉日から日平均気温を積算し、小玉スイカなら、850℃~900℃を超えてくると、収穫時期を迎える。最初に収穫したスイカは、甘く、上々の出来栄え。そこまでは、栽培マニュアルに忠実だったのだが、そこから先が…。暑さ、他の作業に手を取られた、などなど、受粉作業、受粉日の記録が追い付かなくなってしまった。加えて、暑さでつる枯れも。終盤は熟れることなく、ジエンド。なかなか、収穫量を上げるのは難しい、と実感した初年度でした。


バターナッツ順調に生育、売れ行きはいまいち(´;ω;`)ウッ…

一方で、栽培2年目のバターナッツは順調に成長した。ひょうたんのような形だが、カボチャの仲間。受粉が必要なく、親つるを摘芯するだけで、手間もかからず多収。さまざまな料理を試してみたが、ポタージュと薄切りにして焼くのが適している。地元の産直市では、認知度が高くないためか、売れ行きはいまいちだが、おいしいので来年も植えよう!


秋、冬野菜の準備始まる

 8月に入ると、秋冬野菜の準備に入る。ブロッコリー、白菜、キャベツの育苗がスタート。8月下旬から9月初めの植え付けに向け、畑も肥料と石灰を施して準備を整えた。ほかにも、ホウレンソウ、カブ、人参、大根なども種を購入して植え時を待っている。昨年は、カブ、大根、白菜などの植える時期が遅かったため、生育が遅くなってしまった。その教訓を踏まえて、今年は、適期を。

 夏野菜は2月ごろから準備が始まり、秋冬野菜は夏に始まる。野菜作り3年目。やっと、年間サイクルが見えてきた。

(あぐりげんき)

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