阿愛@BL的映画レビュー

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阿愛@BL的映画レビュー

なんでもBLにしてしまうバイセクシャルで淫夢厨の雑食野郎 以下の記事を掲載しています ・「BL的映画鑑賞」と称した映画レビュー ・創作BL小説の投稿(休止中) ・中央競馬全レースと地方競馬の重賞予想 ・「綺麗事抜きの公営競技指南」と称した指南書 他にもいろいろ考えています

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  • 阿愛の国際新劇場~BL的映画鑑賞のススメ~

    真に尊いBLは意外な場所にある 普通に見て面白い、BL的に見て尊い名画の数々を独断と偏見で解説

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    俺プロにて中央を、そして地方の重賞レースを予想します

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    「森君のやってるの」から「爆音のギャンブル」へグレードアップだ 初心者にも1からわかる綺麗事抜きの予想指南も掲載

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    競輪はギャンブルの王様、男の抒情詩、そしてBLだ! 初心者にも1からわかる綺麗事抜きの予想指南も掲載

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    ゲイとBLの良いところ取りを目指す創作BL作品群 毎月1の付く日(31日はお休み)の投下を目指します

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阿愛はこんな奴

pixivで創作BLを書いています。毎月1の付く日(31日はお休み)の投下を目指しています。また、中央競馬と南関東競馬、その他地方競馬の重賞レースの予想を毎日公開中です pixivページはこちら BOOTHにて皆様に作中の主人公たちがお礼を申し上げる掌編を販売中です 万一にもお仕事の依頼等ございましたら、「ahai.rainbow@gmail.com」までご連絡ください

    • 第104回 帰ってきたヒトラー(2015 独)

       さて、本日4月30日はヒトラーの命日です。人類史上最大の殺人鬼、類まれなるカリスマ、ちょび髭の代名詞、そして国家社会主義の最大の体現者であるヒトラーの映画は腐るほどあります。  その中で最も面白く、ナチスについて学べるのが今回紹介する『帰ってきたヒトラー』です。原作も大ヒットしたので観た人は多いと思います。  ストーリーそのものは単純で、2014年に転送されたヒトラーが映画監督志望の青年に拾われ、現代ドイツの惨状を目の当たりにして再起を目指すという、今風に言えば転生物の

      • 第102回 赤と白とロイヤルブルー(2023 米)

         さて、今年も4月4日がやってまいりました。オカマの日、もといLGBTの日です。  というわけで、毎年恒例のガチホモ映画レビューでお送りします。今回はどなたでもお気軽に観られるところでAmazonプライム専売の『赤と白とロイヤルブルー』でお送りします。  ストーリーはいたって単純で強烈。アメリカ大統領の息子と英国の王子様がデキちゃうだけです。後の要素は枝葉に過ぎません。  この露骨にして明快なコンセプトが腐の皆様に与えた影響は相当に大きかったと思います。こんな分かりやす

        • 第101回 オーバー・ザ・トップ(1987 米)

           さて、本日2月14日はふんどしの日、実に男らしい日であります。え?バレンタイン?あんたはバレンタインが誰だか知っているんですか?  というわけで、ふんどしを前面に押し出した映画をレビューしようと思っていたのですが、ちょっとばかり事情が変わりました。  というわけで、今回は究極に男らしい映画でお送りします。先日急に尼プラで配信が始まった我らがスタローンの逸品『オーバー・ザ・トップ』でお送りします。  何と言っても本noteの主演俳優はシルベスター・スタローンです。何故か

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          第100回 メジャーリーグ(1989 米)

           さて、プロ野球のキャンプインの季節、球春到来であります。今年も多くの選手が大リーグへ旅立ってしまいましたが、半分くらいは1年くらいで逃げ帰ってくるのでしょう。  というわけで、BL的映画レビューも野球回でお送りします。ここぞというタイミングの為に取って置いた『メジャーリーグ』でお送りします。  ストーリーはいたって簡単。駄目チームに集まったダメ選手が都合よく覚醒して優勝する、予想も期待も裏切らない極めて手堅い一本です。それを『スティング』でオスカーを獲得したデヴィッド・

          第100回 メジャーリーグ(1989 米)

          第99回 必殺4 恨みはらします(1988 松竹)

           暮れも押し迫ってまいりました。今年はジャニーズ崩壊の年でもありました。  そして、29日の必殺シリーズのスペシャルを持って東山"ソーセージ"紀之が引退するそうですが、私は極めて不満であります。  そもそも、必殺は現実社会の許せぬ悪を殺す事で半世紀も続いてきたシリーズだというのに、渡辺小五郎がこのまま退場するのは勝ち逃げであり、私は断固として許せません。  従って、皆様はあのスペシャルを見るべきではありません。その代りになる作品は、既に作られているのです。  というわ

          第99回 必殺4 恨みはらします(1988 松竹)

          第98回 上海バンスキング(1984 松竹)

           さて、去る12月8日は御存じの通り太平洋戦争が始まった日であります。とすれば1941年の今頃は盆と正月が一緒に来たような大騒ぎであった事でしょう。  この開戦日に合わせてとある戦争映画が公開され、顰蹙を買っています。12月8日に戦争映画を公開するやり方も悪いですが、ストーリーの出来も悪いとあっては、戦没者への冒涜と思われてもしょうがないでしょう。  とは言え、戦争について考えるのには良い機会であります。だから今回はちょっと変わった視点から戦争を見る映画をレビューしましょ

          第98回 上海バンスキング(1984 松竹)

          第97回 ジャッカルの日(1973 英)

           さて、このnoteも始めてかなり経ちましたが、やはりラインナップが下品な映画に偏っている事は否定できません。  そういう映画程BLなのもある側面では事実ですが、やはりたまには上品な映画もやらないと品位を疑われます。  8月25日はWWIIのパリ解放記念日です。なので、この日を舞台にした上品なヨーロッパ映画を一つ。今回は『ジャッカルの日』です。遅れたのは気にしないで下さい。フランス人が仕事の期日を守るはずがないのです!  シャルル・ド・ゴール暗殺を狙う殺し屋と刑事の痺れ

          第97回 ジャッカルの日(1973 英)

          第96回 じゃりン子チエ(1981 東宝)

           夏休みであります。私にはもう関係の無い話ですが、夏休みになれば映画番組のラインナップも変わります。つまり、子供向けの映画がラインナップされます。  全ての映画館をハッテン場にするという壮大な野望を掲げているこのnoteが果たしてこの流れに乗らなくても良いのだろうか?ならとりあえずやってみるべきです。  というわけで、本レビュー初のアニメ映画でお送りします。関西人のソウルアニメーション『じゃりン子チエ』です。  大阪西成の崩壊(?)家庭を面白おかしく描いた異色作であり、

          第96回 じゃりン子チエ(1981 東宝)

          第95回 フィリップ、きみを愛してる! (2009 仏)

           本日4月4日はオカマの日…というのは最近は良くないので、LGBTの日と言うのだそうです。もっとも、当事者の意見はまちまちですが。  こんな日なのでガチホモの映画で行きましょう。それも、今回は実話をもとにした映画で。  というわけで、今回は『フィリップ、きみを愛してる!』でお送りします。実在するゲイの天才詐欺師、スティーブン・ラッセルの伝記映画であり、刑務所物であり、純愛ラブストーリーです。  リュック・ベンソンが製作総指揮、スティーブンがジム・キャリー、その恋人がユア

          第95回 フィリップ、きみを愛してる! (2009 仏)

          第94回 KANO 1931海の向こうの甲子園 (2014 台)

           WBCは日本の優勝で幕を閉じました。思えばWBCはイチローがイきかけたり、そのイチローにホモ一歩手前の信者が群がったり、そして今回は大谷を中心とした総受けハーレム!最低だと言わないで下さい。とっても喜んでます。  お祝いに野球映画をと思いました。何が良いだろうと考えて、思い浮かんだのがチェコ代表の思わぬ奮闘です。誰もが「チェコで野球やってるのか?」と思ったはずですが、今や日本人はチェコ贔屓です。  そしてもう一つは日系人ヌートバーの思わぬ活躍。ハーフの日本人選手が他の国

          第94回 KANO 1931海の向こうの甲子園 (2014 台)

          第93回 トップガン マーヴェリック(2022 米)

           このレビューも『トップガン』を最後に長く止まっていました。色々と約束を破り、ご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。  復帰作は『トップガン マーヴェリック』でお送りします。Netflixで配信が始まったのでやるなら今だと思ったのです。  続編が作られるという話が出来ては流れ、35年越しについに作られました。世界の待ち望んだ続編です。案の定歴史的な大ヒットを記録しました。  すっかり老いたトム・クルーズ演じるマーヴェリックが若い衆を引き連れてインポッシブルなミッシ

          第93回 トップガン マーヴェリック(2022 米)

          第92回 トップガン(1986 米)

           私は『トップガン マーヴェリック』を心待ちにしていました。そこで公開当日にレビューし、翌日にずっと塩漬けだった『トップガン』の方を加筆修正してレビューというプランだったのですが、身体を壊して空白期間を作ってしまいました。  もうタイミングは逃したので、終戦記念日である今日『トップガン』がついにお披露目です。  勝ち取れる目標、必然性無きヒロイン、負けてくれるライバル、譲ってくれる相棒、助けてくれるおやっさん、全てがトム・クルーズの為にお膳立てされたお馴染みのトム・クルー

          第92回 トップガン(1986 米)

          第91回 300<スリーハンドレッド> (2007 米)

           さて、少し間が開きましたが5月5日は子供の日、男の子の日です。私も生物学上は男なので、男と生まれた責任として、最も男らしい映画をレビューしようと思います。  とは言え、男らしさの定義というのは色々です。西部劇やヤクザ映画は典型的に男らしいですが、ホモセックスは男しかできないから男らしいという考えに基づけば流行りのゲイミュージシャンの伝記映画も男らしいわけです。  そこで考えました。ここはビジュアルで選ぼうと。というわけで、近年で最も男らしいビジュアルの映画であろう『30

          第91回 300<スリーハンドレッド> (2007 米)

          第90回 鉄道員(ぽっぽや)(1999 東映)

           さて、本日3月29日は志村けんの命日であります。あれから2年というのにコロナウイルスの猛威は留まるところを知らず、戦争や地震まで起こる有様。こういう時こそあの人の笑いが必要なのに、惜しい人を亡くしたものです。  さて、本noteでも追悼をと思ってドリフターズの映画シリーズでもレビューしようと思いましたが、志村けんが正式に加入する前にシリーズは打ち止め。とすれば選択肢は文字通り一つしかありません。『鉄道員』です。  高倉健と志村けんという「けん」の両横綱が顔を揃えた、志村

          第90回 鉄道員(ぽっぽや)(1999 東映)

          第89回 ラッシュ/プライドと友情(2013米・独)

           さて、本日はF1の開幕日であります。今年は日本グランプリがちゃんと開催されるといいのですが、こればかりは風任せです。  というわけで、F1を題材にした映画で今回はお送りしましょう。御想像のとおり『ラッシュ/プライドと友情』です。  ジェームズ・ハントとニキ・ラウダという70年代を代表するF1ドライバーのライバル関係を当時のマシンを走らせて描くロン・ハワード監督のいかにも得意そうな映画です。  腐の皆様にも観に行った人は意外に多いと思いますが、F1という特殊な社会を鮮や

          第89回 ラッシュ/プライドと友情(2013米・独)