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適当無水ラタトゥイユのレシピ

今回は何か伝統料理のレシピの構造を探るというよりは適当に作ってみたら美味かったレシピを記録&共有のために紹介するというものである。
なお、noteの最初の記事である「咸肉」も適当さに比してアウトプットの美味さが尋常じゃなかったので紹介したかった、というのもあるので、もともとそういうものを紹介したいという気質があるのかもしれない。

レシピの材料

トマト 1個(200gぐらいのサイズ、同量のトマト缶でもよし)
ズッキーニ 半分(1本使ってもいいかも)
なす 2本(ズッキーニとだいたい同じぐらいのボリューム)
玉ねぎ 半分
ベーコン 0~100g(余っていたので入れてみたら美味さに寄与した)
コンソメキューブ 1個

(以下あってもなくてもよいパート)
にんにく 使う場合は1片分 チューブでも可
ローリエ 1枚

レシピの手順

<材料準備パート1>
1.玉ねぎはみじん切り(粗みじんでよい)にする
2.にんにくをもし使う場合はみじん切りにする(チューブでもいい)
3.ベーコンは短冊切りにする
<調理パート1>
1.小さめの鍋にオリーブオイル少々・玉ねぎ・にんにくを入れて加熱、申し訳程度にちょっと混ぜたら蓋をして弱火で5分ぐらい放置する(混ぜなくても意外と焦げない、心配ならたまに見る)
2.玉ねぎが透明感出てきたな、と思ったらベーコンも入れて、少し混ぜたらまた蓋をして3~5分ぐらい弱火で放置する
<材料準備パート2>
上記放置期間中に以下を行う:
1.なす・ズッキーニは一口大の乱切りにする
2.トマトはあとで溶けやすいようダイス切りにしておく、そんなに頑張ってみじん切りにしなくていい
<調理パート2>
1.玉ねぎとベーコンが入っている鍋にトマト・なす・ズッキーニおよびコンソメキューブ、ローリエを入れる
2.なんとなく水を入れたくなるが野菜から水分が出ると信じて入れない
3.蓋をして弱火で10分以上煮る
4.水分がある程度出てトマトが柔らかくなったら少しトマトをつぶす
5.もうさらに5分ぐらい蓋をして煮る
6.野菜も一通り柔らかくなったらこれで完成
<おまけパート>
冷蔵庫で鍋ごと(またはタッパーに移して)冷やして食べるとよりオシャレ感が増す味になる

レシピとして整理して手順を書くとなんだか長々となってしまったが、やってみるとわかる通りなにも難しい要素がない。調理は何も考えず弱火で放置しているだけだし具材は切って入れるだけである。最終的に長時間煮ることによって切り方が多少雑でもなんとかなる。
なお、カッコをつけるために無水ラタトゥイユと書いたが別に無水鍋ではなく、普通の金属製の鍋に蓋をしてただ煮ているだけである。

この「何も考えなさ」と出てきた味のオシャレ感によるアンバランスさが面白かったのでぜひ一度作ってみてほしい。

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