平日のよくある我が家のぱてぃーんは、夕食が18時過ぎで、どんなに仕事が忙しくても電話会議でない限りは俺も一旦仕事を離れて家族で食事。
片付けを手伝ったら、仕事が残っている場合はまた自室に戻り仕事の続き。
子どもたちの就寝は20時半ごろなので、21時過ぎに仕事が終わればもう子供たちもすっかりお眠りである。

さて、その日は残ってた仕事を21時半ごろまでやり、一旦リビングに行くと、子供たちと共に嫁も寝ていた。
リビングの隣の和室が我が家の寝室である。

お風呂、歯磨き、風呂上がりの水分補給、携帯で息抜き、ちょっと鼻毛抜きなどしたあと、そろそろ寝ようかと寝室に入った。

すると、寝ていたと思った嫁が話しかけてきた。
なんだ、起きてるのかと思い、たわいもない一言二言を交わす。

そのまま横になったのだが、ちょっと風邪気味だったので鼻の奥に鼻水がへばりついている感じがとても気持ち悪い。

ちょっと力を入れて鼻から息を出すと、

フン、ズー、スースー

と音がする。
気持ち悪いなぁ～でも鼻息って結構うるさいなぁ～でも鼻息を響かせるのもなんだかおもろいなぁ～、となってきたのである。

そして、ふと思いついて、鼻息で歌ってみることにした。
鼻歌ならぬ鼻息歌である。

ズーズースー　ズズースーススー海の～声が～　聞き～た～くて～

お、それなりに聞こえるんちゃうか？
嫁からも『なんでその選曲やねん！』ってツッコミが・・・

来なかった。

嫁もう完全に寝てるやん！

急に自分が恥ずかしくなったぞ・・・

あれ？
しかし、さっき話したのはやつの寝言だったのか？

どっちなんだ～い！