樋口孝幸

株式会社日本エイジェント経営企画部。全国の不動産会社向けに「スタッフレスショップ」「レ…

樋口孝幸

株式会社日本エイジェント経営企画部。全国の不動産会社向けに「スタッフレスショップ」「レスQセンター」のFC展開や、各種イベントも行っています。長崎県佐世保市出身。

最近の記事

クレッシェンドに生きよう

昨日、坂本龍一の生前最後の作品「12」を聴きながら、夕暮れ時の土手沿いを歩いて帰りました。 聞こえてくる音楽が、目の前の風景、川の音、鳥の鳴き声、遊んでいる子供の声、などと調和する瞬間があり、「もしかして、坂本龍一は同じ風景を見て演奏していたのだろうか?」と錯覚してしまいます。 少し前の日本経済新聞に掲載されていた「老いの力が生む晩年様式」という記事。芸術家が年齢と共に右肩上がりで創作を続けていることを取り上げた内容です。 とても心に響く言葉です。 「7つの習慣」の著

    • 30年ぶりに出会う「街」

      村上春樹の6年ぶりの新刊「街とその不確かな壁」。いつ予約したのか、当たり前のように発売日には自宅に届いてました。 久々の新作長編なので、「雨の日限定」で時間をかけて読むようにしていたところ、思いの外雨の日が多く、あっという間に読み終わってしまいました。久しぶりに訪れた気がするあの「街」には、雨がよく似合います。 先日までGWを利用して、実家の片付けをしようと佐世保に帰省していました。30年前まで毎日のようにこの街の夜景を自分の部屋から当たり前のように眺めていたものです。

      • 空を見上げて明日を思う

        先日、室戸岬に行ってきました。高知県室戸市の太平洋に突き出た先端の岬です。周辺の遊歩道では自然の雄大さに圧倒されます。 夕暮れ時、日の沈む先には明日がやってくるんだな、と思いながら水平線を眺めていてふと気がついたことが・・ 「太平洋に突き出た岬ってことは、朝日も見れるんじゃない?」 ということで早起きしたところ、ちゃんと明日がやってきました。 日が沈む先には明日があり、日が昇る前には昨日がある。そんなことを感じさせてくれる美しい時間でした。 さて、空に想いを馳せたこと

        • 世代を超えて「たすき」を繋ごう

          年始に米調査会社が発表した2023年の「世界10大リスク」。その中の第9位に入っていたのが「Z世代の台頭」です。 原文では「TikTok な Z 世代」と表現されています。 https://www.eurasiagroup.net/siteFiles/Media/files/2022_12_26%20Top%20Risks%20FINAL%20DRAFT%2004%20jh%20-%20Japanese.pdf 何かと「Z世代」というワードが出てきますが、これまでの歴代の

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          仮想空間という理想空間

          平均年齢80歳のアイドルグループがあるようです。 メタバース(仮想空間)の世界では、年齢も性別も国籍もハンディキャップも関係なくなるという、本当のダイバーシティが存在しているのかもしれません。ものすごく可能性を感じる取り組みです。 そんなこんなで、最近部署のメンバーの一部と毎晩のように仮想空間を旅しております。メタバース上で打ち合わせをしてみたり、物件紹介してみたり、セミナーに参加してみたり、クラブで遊んでみたり。。 この世界にいると、アバターの自分を「オレ、かっこいい

          仮想空間という理想空間

          将来の夢はレスQ隊!

          今から1ヶ月ほど前に、小・中・高校生向けのお仕事体験イベントにブースを出展させていただきました。 毎年参加させてもらっていますが、企画段階から「未来の不動産業はどうあるべきか?」と問われているような気がしますので、とても大切な時間であると感じます。ちなみに、2年前の様子はこれ・・ 今年もブースでは、沢山の子どもたちが未来の部屋探しを体験したり、レスQ隊入隊テストを受けたりと、とても賑わっていました。この中から将来の夢は「不動産会社に勤めたい!」「レスQ隊になりたい!」と言

          将来の夢はレスQ隊!

          恐れる前に認める

          先日、映画『Winny』を観てきました。 今から20年ほど前の「Winny」事件を描いた作品です。 もし金子氏が生きていれば、もし開発者が罪に問われない社会だったら、日本には今ごろGAFAMに匹敵するほどのテック企業が存在していたのではないかと・・よく言われます。 これが事実であるというある意味ホラーとも言えるこの映画。スクリーンを通じて、関わった人の情熱と怒りを感じる作品でした。 さて、今話題の「Chat GPT」。ニュースで目にしない日はありませんね。実際に使って

          恐れる前に認める

          2倍速でお話しします?

          天気が良い日は歩いて出社しています。 片道3km、歩くこと約30分。移動時間がちょっとした運動の時間に変わり、桜を見上げながらの道のりはとても気持ち良い時間となります。今、流行りの言葉を使うとすれば「タイパ」が良いと言えるでしょうか。 主にZ世代の行動志向と言われる「タイパ志向」。タイムパフォーマンスの略で「時間対効果」とも表現されます。スマホの中には多くの情報に溢れていますので、効率的に情報を得ることが求められているということでしょう。 よく考えれば、上記した私の出勤

          2倍速でお話しします?

          行こう、未知なる道へ!

          昨年、単身上京した息子ですが、気がつけば上京後1年が経ちました。 寂しくなるかなと思ってましたたが、毎日のように「お金が無い」と連絡が来ますので、電話が来るのが恐ろしいぐらいです。 昨年は、高校も転校し、寮での一人暮らしをスタート。関わる人も環境も全て変化しました。さらには全国ツアーの舞台で、ハンターから逃げ回るという、「未知なる道」を歩んでおり、親である私たちもずいぶん刺激を受けたものです。 今しかできないことを全力で取り組んでいる姿勢は誇らしくもあり、一人の人間とし

          行こう、未知なる道へ!

          「新入社員」とは呼ばせない

          隣の家の女の子が今日から社会人ということで、今朝は初出社の様子を「がんばってー」と見送ってきました。生まれた時から知っているので、何だか感慨深いものがあります。 そんな感動的な朝を迎えてからの入社式です。NHKさんにも取材に来ていただきました。 直前に感動的な朝のひとときを体験している上に、自分自身も近い年代の子を持つ親であり、共感しすぎて人一倍感動的な時間を過ごしたように思います。気を抜くと泣きそうになるので、壇上ではもう必死です。 「内定者」から「新入社員」へ。 呼

          「新入社員」とは呼ばせない

          旅立ちの朝

          大学進学の為に地元の佐世保を離れることになり、出発の日、朝早くから佐世保駅には仲の良い友人たちが集まってくれていました。 閉まるドア、ゆっくりと進み出す電車、そのスピードに合わせてホームを走り出す友人・・・絵に描いたような定番の別れのシーンに、絵に描いたようにドアのガラスに顔を寄せ涙を流していたのは当時18歳の私です。 それから約30年後の今日、息子が上京するということで、空港へお見送りへ。 まだ高校1年生の16歳ですが、行なっている活動が忙しくなり、単身上京し、高校も

          旅立ちの朝

          この鐘を鳴らすのはわたし

          新年あけましておめでとうございます。 何かと行動が習慣化されやすい年末年始。みなさんは毎年どのようにお過ごしになっていますか? 我が家では毎年、何故か元旦に城山登山をするという習慣がございます。もちろん今年も元気に登ってきました。 ちなみに、コロナ前はここで書初め対決もして年間テーマを決めていたのですが、本氣(マジ)になった途端、本気でコロナがやってきてしまいここ2年間はその習慣も中止になってしまいました。(※2年前の写真です) そんな年末年始休暇を経て、1/4は仕事初

          この鐘を鳴らすのはわたし

          ワークワクな未来を創造する

          昨日のライブ配信は、当社のサテライトリーシングチームのスタッフと楽しくやらせていただきました。 若手スタッフがワクワクしながら、新しいことに挑戦していることがお分かりいただけたのではないかと思います。ご視聴いただきました皆さま本当にありがとうございました。やっぱり生配信は楽しいですね。 先日、まつやま働き方改革推進会議のサポーターの皆さまとの交流会に参加させていただきました。こちらも生です。 その名も・・ 「樋口さん、テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰おめでとう!カイ

          ワークワクな未来を創造する

          リアルだからこそ伝わるもの

          先日、妻が演劇に出演すると言ってましたので観劇に行きましたところ、ビール瓶で女の子を殴り殺しておりました。(注:劇中の話です) やはり生の演劇の迫力って凄いですね。途中から妻が出ていることすら忘れてその世界に没頭していました。リアルだからこそ伝わってくるものがあります。もっと多くの人に生で観てほしいと感じました。 そして、息子もダンスショーに出ると言ってましたので、こちらも観に行きましたところ、相変わらず歌って、踊って、グルグル回っていました。(注:こちらは自宅でも同じで

          リアルだからこそ伝わるもの

          日本一のレスQ隊が決まる場所

          私たちが主催する「アワード」がいくつか存在します。ひとつは社内向けのプレゼンテーション大会「agent Awards」。当社のスタッフは毎年この舞台を目指して頑張っています。 そしてその先にある全国イベント「REAA不動産甲子園」です。不動産業界従事者が日本一輝く場所として、毎年大盛り上がりのイベントです。 そして、実はもうひとつ大切にしている「アワード」。 それが「TEAM RESQ AWARDS」です。 全国に約120名存在するお困りごと対応専門部隊の「レスQ隊」の

          日本一のレスQ隊が決まる場所

          輝いてきました!

          11月30日、東京で開催されました、令和3年度「テレワーク推進企業等厚生労働大臣表彰(輝くテレワーク賞)」の表彰式に参加してきました。 会場に着くと、胸にでっかい花もつけてもらいましたし、画面にも名前が出ていましたので、やっぱり本当に「輝いて」いるようです。 厚生労働副大臣に表彰していただき、大きな表彰状をいただきました。 他の受賞者の方皆様の事例発表を聞かせていただいたり、名刺交換の際には色々と情報交換もさせていただくことができました。皆さん本当に素晴らしい取り組みば

          輝いてきました!